はるれに
2024-04-28 00:11:09
633文字
Public #SS(1〜30)
 


「腰が逃げてるぞー」
 ゆっくりと腰を撫でてやったが、思いのほか怖がらせてしまったようだ。四つん這いでシーツを掴む後ろ姿からは表情が見えない。オレは挿れるのを止めてデカブツをプロトの尻の破れ目に擦りつけた。
「ひぁっ、なに」
「プロトー、やっぱり前からヤらね?」
「あ? や、やだっ」
「なんでよ」
「う、後ろからのがヤりやすいだろ」
「プロトの顔見てしたい」
……
 枕に顔をうずめたプロトはもごもごとなにやら言いかけて「いやだ」と突っぱねた。
 オレは無視して肩を掴んでひっくり返す。
 顔を真っ赤にしたプロトが喚く。
「やだって言った!」
「オレは前からやりたいって言った」
 赤が揺らめく瞳から、ぶわっと大粒の涙があふれて転がり落ちる。好きな奴が泣いていたら原因となった奴をぶっ飛ばしているところだが、原因はオレのためノーカンだ。泣いている理由は前からヤるのは気持ちいいけど恥ずかしいといったところだろう。以前ヤったときは普段言わないようなこと言ってくれて可愛かった。
……
「やだって、んッッ」
 跳ねる舌を吸い、絡め、舐る。
 ……キスしてるとプロトの顔が見えねぇけど、舌伸ばしてねだってくるのも可愛いんだよなぁ。
 完全に拒否されていないなら勝機はあった。付け入る隙があるうちにもっとオレ好みに仕上げてやりたい。

















タイトルはお題配布サイト( https://nanos.jp/iwantfly/ )より