第106回 野村狂言座
観世能楽堂
2024年4月19日(金)18:30
解説:野村萬斎
小舞「鮒」
野村萬斎
地謡:月崎晴夫、野村裕基、内藤連、岡聡史
狂言「長光」
すっぱ:飯田豪
坂東方の者:中村修一
目代:石田幸雄
後見:福田成生
舞囃子「早笛舞働」
笛:槻宅 聡
大鼓:大倉慶乃助
小鼓:森澤勇司
太鼓:大川典良
狂言「朝比奈」
朝比奈:野村万作
閻魔:野村裕基
地謡:飯田豪、高野和憲、野村萬斎、中村修一、福田成生
後見:深田博治、月崎晴夫
狂言「花折」
新発意:野村太一郎
住持:野村萬斎
立衆:岡聡史
内藤連
深田博治
竹山悠樹
高野和憲
後見:中村修一
*・*・*
仕事帰りに狂言座へ。
最近はどこの界隈でもマチネが人気らしいが、貴重な有給を消費せずに行ける公演があるのは、やはり有り難い。
…肉体的には大変だが😂(モウソンナニワカクナイノデ
今回の解説は萬斎さん🥰
解説15分の予定が、朝比奈の解説を終えたところで能楽堂の時計にチラリと目をやると、「15分で終わらなかった」とポツリ🤣
もう時間守る気ないでしょ?🤣
こういうのセルリアンだけかと思ってたけど、自主公演でも最近フリーダム感が増してきた気がする🤣
今回もユーモアたっぷりに、分かりやすく解説をしてくださいました。更に「朝比奈の門破り」については、萬斎さんが構成を考えたという、葉子さんの手描きの漫画も配布されて、とてもイメージしやすかったです。
最近、万作の会は手描きのイラストで攻めてきてますね、イイですね~👍
やはり文字よりイラストの方が具体的イメージが伝わりやすいですからね。
会の皆様も、狂言を身近に感じてもらおうとする工夫を日々考えていらっしゃるのだなァと思いました。
小舞「鮒」
解説通り、狂言小舞の中でも最も動きの激しい小舞。
ということで、推しの前髪が少々乱れてイイ感じに
…!(๑•̀ㅂ•́)و✧笑
とても雄々しさを感じる舞でした✨
鮒の擬人化ということで、水面に出てきてピチピチする感じとか、ユニークさもありました。
これを萬斎さんの舞で観れたのは、とても嬉しかったです(座席もめっちゃ良い席だったし😁)
狂言「長光」
過去に萬斎さんシテでも観たことあるし、他家でも観たことある演目。刀剣乱舞人気のお陰で上演の機会が増えてるらしい😁
今回のシテは飯田さん。
御本人もSNSで触れてたけど、、、
おヒゲがめっちゃ似合うーーッ!!🤣💕
ということで、ビジュアルも演技も素晴らしかったです🙆♀
てか、御三方ともイメージ通りの配役で🙆♀
ここ最近は、裕基くんの急成長っぷりに目を奪われがちだったけど、元々上手かった飯田さんや中村さんも、私が狂言を観始めた頃に比べると、より芸に深みが増してきてるような気がして、今回は改めてそれを感じました。
狂言「朝比奈」
一昨年の夏に横須賀美術館での公演で生配信されてたのを観たきりで、生で観るのは今回が初めて。その時の配役は萬斎さんと裕基くんの親子だったけど、今回は祖父とすっかり大人になった孫という貴重な組合せ。
解説で萬斎さんの中では朝比奈は北斗の拳のラオウのイメージとのことなので🤣「92歳で朝比奈演るんだぁ〜😳💦」と、ちょっと驚いた様子でしみじみされてたけど、実際に観たら万作さんの朝比奈は圧巻でした❗💦
何でしょうね
…演者がマッチョじゃなくても、万作さんのレベルになると、まさにオーラで相手を圧倒すると言いますか、観てるコチラもその存在感に納得してしまうと言いますか💦
てか観ながら思い出したけど、この演目はシテが静、アドが動、な存在でアドの閻魔役の方が体力的には大変なのよね💦
閻魔の派手なやられっぷりによって、朝比奈の強さを可視化してるので、アドの動きが非常に重要になってくる。
今回は万作さん自らのご指名で裕基くんが演ったけど、ホント若くないと出来ないなと思いましたし、キレのある良い動きを終始されてたので、とても期待に応えれたのではないかと思います。
何より背が高いので、鬼の格好が迫力あって似合ってたし、そんな彼が、小柄な万作さんに転がされてしまう対比が凄く面白かったです😂
てか、萬斎さんの首引を何度も観てるせいか、鬼の格好をした裕基くんが、親鬼を演ってる時の萬斎さんと重なって見えて、声だけでなく、所作の美しさも似てきたなァと、ちょっとしみじみしてしまいました😌
また後半は、萬斎さんが地謡として参加されるので、ある意味これも親子三代の共演となり、とても貴重な「朝比奈」を観せてもらったような気がします。
途中、朝比奈の長〜い語りの場面で一瞬、科白が止まってしまう場面があったけど、そこはすかさず萬斎さんと深田さんが見事な連携プレイでアシストし、事なきを得ました。見事なチームワークでした👏👏👏
(てか前にもあったけど、萬斎さんの声、地声だと低すぎて万作さんの耳に届かないのね😖💦深田さんナイスアシストでした!👍)
後ろで控えてる萬斎さんが、後見をやってる時と同様に、ドンドン上目遣いになって眉間に皺が寄っていくから気になっちゃったンだけど😂、今回は裕基くんよりも万作さんの方を見てる様子だったから、ちょっと心配してたのかな?と🤔
終わったあと、大きく息を吐いて胸をなでおろしたような表情で去っていくのが印象的でした。
と、まぁ小さなアクシデントはありましたけど、92歳の朝比奈の圧巻さは今でも胸に刻み込まれており、これが一番印象に残りましたね。祖父と孫の共演、素晴らしかったです。万作さん、立候補ありがとうございました!😆✨
狂言「花折」
以前、ござる乃座で観た演目。その時は、萬斎さんの見た目の若返りっぷりに驚いたが(笑)今回は、太一郎さんということで、黄緑の羽織がずんだ餅のようで(ヲイ!w)これまた可愛い新発意でした。
太一郎さんも科白に萬斎さん味を感じる部分があり、あれ?太一郎さんも萬斎さんに似てきた?と感じました😳
(以前、彼の三番叟を観た時もそう感じたんですが、流石弟子ですね)
舞から酔が回ってしまう流れが、とてもナチュラルで美しさがありました😁
また立衆が何気に逆背の順になってるのが、地味に面白かったです。やはり並びの見た目も拘りがあるんだろうか?装束の色も各々のイメージにあったお色で似合ってるのが印象的でした。
そして萬斎さんの住持。戻ってきた時の、戸が開いてる!足跡がいっぱいある!桜の枝が折られてる!!コイツ酒臭〜😵
…の流れが、エアーなのにリアリティあって面白かったです😂
■これまでの観劇日記はコチラ↓
https://privatter.me/user/mijuppa
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.