第31回 奉納靖国神社 夜桜能(1日目)
靖國神社能楽堂
2024年4月2日(火)19:00開演
火入れ式
仕舞「笠之段」田崎甫
仕舞「善知鳥」辰巳和磨
狂言「咲嘩」
太郎冠者:野村萬斎
主:野村裕基
咲嘩:石田幸雄
後見:内藤連
能「井筒」物着
里女/井筒の女の霊:田崎隆三
旅僧:宝生常三
大鼓:柿原光博
小鼓:鵜澤洋太郎
笛:松田弘之
*・*・*
一昨年、昨年と引き続き、
今年で3度目の参加となる夜桜能に行ってきました。
今年も脇正面で観てきました。
能舞台が外にある開放感と、年季のある能舞台そのものと、直ぐ横で咲いてる桜が一気に視界に入ってくる場所なので、雰囲気を楽しむのにはサイコーの場所でした😁
ちなみに客席を改善したようで、列の間隔を広めにし、千鳥配置になってたので、後方でも比較的に見易くなってました(平地にパイプ椅子なので、相変わらす席ガチャには違いないが😅)
狂言「咲嘩」
主から都に住む伯父を連れてこいと命じられた太郎冠者だったが、伯父のことを知らなかったために騙されて見乞の咲嘩(みごいのさっか)というすっぱを連れ帰ってしまう。
主は穏便な方法で咲嘩を帰そうとするのだが、太郎冠者が粗相をしまくり
…という話。『口真似』の類似狂言。
萬斎さんのシテで観るのは二度目かな。
いやぁ〜笑った笑った🤣
展開知ってるけど、萬斎冠者のやらかしっぷりが見事で笑っちゃう🤣
この狂言、展開知ってたら知ってたで結構面白いと思う。咲嘩「ちと奴に関わってみよう」→「いや、そいつ(太郎冠者)やべぇ奴だから逃げてー!」みたいな🤣🤣🤣
この日も配役表見て、今日の被害者は幸雄さんか、って思っちゃった🤣
咲嘩が悪い事をしようとした結果、逆に太郎冠者に振り回されるという、スカッとジャパン的な話なんだろうけど、何度か観てたら、だんだん咲嘩に同情するようになってしもうた😂
太郎冠者の奇怪な行動が、天然によるものなのか、置かれた立場に不貞腐れて当て付けでやってるのかは、役者の演じ方(捉え方)で変わってくるんだろうけれど、萬斎さんの場合はそこが絶妙なラインで、色々と考察し甲斐があるし、何より奇怪行動が際立っててチャーミング!🤣
こういう役を演ると光るなァと改めて。
萬斎さんの『咲嘩』の太郎冠者、大好きです!!🥰👍✨
また観たい🤣🤣🤣
あと裕基くんの『咲嘩』の主人役は初めて観たけど、こちらも凄く良かったです。今回は両者の持ち味を活かした配役だったなと思います。あと声が似てるので、この手の狂言をこの親子が演るとそれだけでなんか面白いよね、って思う🤭
能「井筒」物着
旅僧(ワキ)が、在原寺で在原業平と紀有常の娘の後世を弔っていると、紀有常の娘の霊(シテ)が現れ、業平との物語を語り、業平の形見の直衣を身に着け美しく舞を舞う、というお話。
物着の小書きでは、シテが中入りせず、舞台上でお着替えをします。
夢幻能の傑作と言われ、過去にも観たことのある演目だったのだけれども、その時のシテ方さんのとあるシーンの所作が微妙で(苦笑)そっちに気を取られて内容すっぽ抜けてました😅
ということで、今回やっと内容については脳内補完できたかなーと😅
ススキをつけた井戸の作り物が手前に置かれるんだけど、脇正面から観ると、視界に入る桜とススキが横並びになってるので、春と秋がコラボしてるような不思議な感覚になりました😳
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