ルビコンの月夜、荒涼と広がる大地には光は乏しく、幾重にも青が重なり群青となった空には溢れんばかりの白い灯火が幾千幾万にも広がっている。
灯火の下、町の人々と共に遠き地球の歌を聴く。
静寂の中、一筋の歌声だけが響く。
ローズマリーもタイムも何なのかを私達は知らない。
それでもアイビスの火をも超えて、遺されたこの歌を私達は歌い続けて行く。
この歌は私達にとって、消えていった過去と繋がる糸なのだと思う。
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