めけめけライフ4月号〜めけめけ様との暮らし入門編〜


 本日は、めけめけ様の日常的なお祀りの仕方をご紹介致しましょう。春は本来の自分を見失うことが増えます。そんな時、めけめけ様は必ずあなたの側に現れ、寄り添ってくださいます。めけめけ様は常に身近におられる存在ですので、日々のお世話は欠かせません。共に生活するモノという意識を持ってお仕えしましょう。

 まずは寝床の準備です。ご存じの通りに、めけめけ様の形態は、お仕えする我々に合わせて千差万別。大きい柔らかいモノから小さくふわふわのモノまで、幅広く展開されています。今回は平均的な大きさである、両手のひらくらいまでのサイズのめけめけ様で説明します。めけめけ様は箱にお納まりになる傾向にあります。めけめけ様の巣としては、クッキー缶が最適されています。うっすらと残るクッキーの香りもお気に召すことでしょう。箱そのままを好むめけめけ様も一定数いらっしゃいますが、何か敷き詰めて差し上げた方が、保温性も良くお風邪をひいてしまうこともぐんと減ります。柔らかい布、わた、細かく切った紙、糸くず、セーターの毛玉。慣れないうちは、めけめけ様に選んでいただきましょう。めけめけ様のお気に召す詰め物が決まれば、箱に設置して完成です。

 寝床の周りには、小さな“見つけ物”をおいて差し上げると、めけめけ様のおもちゃになります。ボタンやおはじき、ガシャポンフィギュアなども好まれます。見つけた物は巣に溜め込まれますが、時々そっと取り出して、また巣の周りに置いてあげてください。我々をお気に召してくださるようになると、時々それらをめけめけ様自らお分けくださることもあります。ありがたく頂戴しましょう。

 食べ物は、これまためけめけ様によります。大福を端からちまちまと、1日かけてお食べになるめけめけ様もいれば、ぼんち揚を一口で飲み込まれるめけめけ様もいらっしゃいます。共通して言えることは、人間が食べるちょっとしたおやつやおつまみを好まれる、ということです。一つの食べ物を分け合うことは、めけめけ様とのかけがえのない交感の機会です。ぜひ、様々なおやつをめけめけ様と共有しください。

 ここまで揃えれば、めけめけ様との生活の準備は整いました。めけめけ様は共に暮らす我々に寄り添ってくださいます。当然、我々からも歩み寄ることが大切です。崇める心を欠かしてはいけませんが、めけめけ様は神であると同時に我々の隣人なのです。あなたが自分を見失い心が迷った時、めけめけ様は必ずやあなたを導いてくださるでしょう。それでは、良きめけめけライフをお送りください。