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さとうみず
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あむふるあず
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【R-18】猫の日よん
降谷に猫耳が生えた。ふるあずすけべ。えっちしているだけ。なんでも許せる方向け。降谷はかっこよくない。猫の日いち~さんの続き物だけど単体でもきっと読める。
「今日、降谷さんがお休みで良かったなあ」
啄むような口づけの合間に、声になる前の息が漏れた。つむじから流れる綺麗な髪を毛先まで撫で下ろし、また上から繰り返す。一見良くできた耳は生き物のようにあたたかく、柔らかく付け根に不自然な境がなかった。髪の毛と同じ色の、ふわふわの猫耳。とんがっている耳先に触れると、降谷さんは小さな声を漏らして耳を倒した。
「梓さん」
責めるような目で私を見上げた。
ひくひくと彼の身体が震えているのは、私が身体中を撫でまくったからだ。床についている私の片方の腕には、同じくふわふわのしっぽがゆるく巻きついている。可愛い猫だなあ。顔が、口もとが溶けてしまいそうなほど、ゆるゆるだと自覚するくらい。前髪をかき上げた額に額をくっつけて、目線を合わせる。深いブルートルマリンが私を写して彼を甘やかしたくて堪らなくなる。六歳も上の、国の下で働く偉い、男のひとを。
「やきもち、妬いているの?」
波打ち際のように揺らぐきらめきを覗き込んだ。ねえ。分かってるでしょう。
「大尉にはこんなことしないよ?」
桜色に染まったミルクティの頬にやわく噛みつく。親猫が子猫にするように、頬、首筋、髪から顔を出している人間の耳を食んでいく。降谷さんは珍しく大人しくされるがままだ。途中で反撃されるかと思ったのに。「今日の降谷さんは耳が四つもあるねえ」毛の生えていない方の耳にゆっくりと囁くと、おかしなことに猫の耳の方がぴんと立った。堪えきれなくなって笑い声を出した私を降谷さんはぎっと睨んだ。悔しそうな、そして何か我慢しているような。前からだけど、降谷さんに怒られてもなぜだか怖くない。
責める視線に構わず顎を撫でると、降谷さんはまた喉を鳴らした。「これ、気持ちいいんですか?」
憮然とした表情で降谷さんは頷いた。
「もうひとつ、確かめたいことがあって」
首を傾げた降谷さんが気づく前に、尻尾が生えている上あたりを、ぽんぽんと叩くと彼は声を詰まらせて動かなくなった。もう一度、ぽんぽんする。
「ッあ、」
「
……
やっぱり。これも気持ちいいんだ」
目を見開いてフローリングを見つめている。身体が猫なんだな。もう一度ぽんぽんしてもいいか尋ねると、彼は首を横に振った。
「う、あ
……
こら、あずさ、さ」
降谷さんの制止を無視して、さっきより微妙に上がった腰に手を添えると、喉からごくりと唾を飲み込む音がした。降谷さんは期待している。
「う、ぅあ
……
は、ッ」
「きもちい? 尻尾倒れちゃった」
ぽんぽんして、下から上に撫で上げると息を飲んだ。いつも上がっている眉がしなしなと下がっている。気持ち良くなっている降谷さんはすごく可愛い。今日は猫だしサービスデーだ!
「は、あず、あずささ
……
」
ほぼ倒れていた身体を起こして、鼻先を私に向けたところで堪らなくなる。降谷さんの口から唾液が垂れて、目がとろんとしていた。開いた口に舌を滑り込ませて唇を触れないように、キスをする。ザラザラの舌が私の舌の表面を擦る。最初は少し痛いと感じていたけれど、その痛みが、刺激がだんだん癖になってきている。唇で塞いでいないから、どちらのものか分からなくなった唾液が口から溢れて垂れて床に大小の点々になった。
「ふるやひゃん
……
のひた
……
っ」
舌を吸われて、ここでようやく唇が合わさる。
下顎を薄い舌でべろりと舐められ唾液を吸って、降谷さんは口を離した。吐かれた熱い息とは逆に、彼は不安そうな顔をしている。
「舌、痛くない?」
腕に巻きつく尻尾が離れたくないと言っているみたいだ。
「
……
いたくないよ。ねえ、あたし、」
降谷さん。私も。
「今、すごく、降谷さんと
……
えっちしたい」
口の中に残っている降谷さんの舌の余韻を大きな味方にして言い切った。とても言えない場所が濡れているのをひしひしと感じ、貪欲になってしまった身体が降谷さんを欲しがっている。
降谷さんを酔わせたマタタビが私にも移ったのかもしれない。身を捩りながら動かない降谷さんに視線を上げた。
「いつもの僕じゃない、から」
えっちが好きな降谷さんが珍しく言い淀んだ。想定外の返答だったので、思わず瞬きがゆっくりになる。
「
……
僕ではない僕が、君を傷つけるのが怖いんだ」
「んん? そう言う降谷さんは降谷さんそのものだと思いますよ。今日はただオプションが多いってだけで」
それに、と目線を逸らせて彼は続ける。
「梓さんに触れるのは、ちゃんとした僕だけがいい」
「
……
ちょっと猫な降谷さんも、本物の降谷さんですよ?」
意味が良く分からなかったので、耳
――
人間の方の
――
にかかる癖っ毛に指を絡めて首を傾げると、背中に両腕が回されて引き寄せられる。
「梓さんが、この姿の僕に夢中になっちゃったらすごく嫌なんだ。分かるだろう?」
ヤキモチ妬きなのか傲慢なのか不安症なのか。
う〜ん、やっぱり解らない。降谷さんから出てきた言葉に考え込んでいると、「僕以外の僕のことを考えないでって言っているんだよ、今みたいに」って不機嫌な顔をして胸に顔を埋めた。
「それじゃあ、えっち
……
やめておきますか?」
降谷さんは胸に顔を埋めたまま、「する」と言った。結局するんだ。したかったけど。イエスの回答を貰えるまでが長かった。
頭のてっぺんを撫でると、耳がひくんと震えた。耳があるおかげで、降谷さんのナウの気持ちが分かりやすい。
「可愛い猫ちゃんですね」
甘やかすように猫耳の生え際にキスを落とすと、嫌味ですか? と返ってきて笑ってしまった。
降谷さんの胡座の上に腰を下ろして、胸に頭を押しつけている降谷さんの頭を撫でている。えっちをすると言ってからこのままだ。ちょっと拗ねているんだろう。私より六つ年上なのに子供っぽい。降谷さんを見ていると私にしかそういう面を見せていないようなので、嬉しい。すごく。
それはそれとして、私の身体の奥に火が点けられたままゆらゆら揺れている。身体に、触ってほしい。名前を呼んで強請ると彼は胸から顔を上げて、キスをした。触れるだけだったそれは、唇を割って薄い猫の舌が中に侵入してくる。舌の表面を擦り合わせて、息継ぎをする。小さい柔らかな棘が粘膜に触れる度にゾクリと背筋に何かが走った。ぬるぬるの合間にざりざりがあって、段々と気持ち良くなってくる。キスの角度を変えて何度も息継ぎをすると、降谷さんの胸板と私の胸が擦れてもどかしくなる。胸が下着の中で直に触ってほしいって言っている。背中に添えられた降谷さんの腕を掴んでブラジャーのホックに誘導した。
「あずささん?」
「
……
おっぱい、触ってください」
降谷さんが息を飲む音が聞こえた。
やっぱり自分からお願いするのは恥ずかしい。
ぱち、と小さな音がして胸の圧迫感から開放され、あたたかい手が裾から這入ってくる。触れる肌に声が出てしまう。
「っあぅ」
「梓さん、なんで僕が猫の時そんなにいやらしいんですか
……
?」
下乳をゆるゆると親指でなぞって私を見上げている。ちゃんと答えないと触ってくれないやつだ。猫になってもやっぱり意地悪だ。
「ん
……
やらしいって。私はいつも通りです。だって今の降谷さん、いいよって言わないと触ってくれないんですもん。いつもの降谷さんだったら、私の返事持たずに
……
ぱ、ぱんつ下ろしてます
……
」
降谷さんは強気なのか弱気なのか解らない。私の腕から離れた尻尾がゆらゆらと不安げに揺れている。猫耳や尻尾が生えたくらいでなんだと言うのだ。
「私は降谷さんと、その
………
したいって言ってるのに
……
もう
……
ばか」
猫だろうがなんだろうが、関係ない。どんな降谷さんも私からすると、ひとりだけしかいない。
「考えすぎ
……
!」
降谷さんの半開きになった口めがけて、唇を重ねた。私の急な行動に驚いたんだろう。舌が固まっていた。誘うように上顎をなぞると、後頭部を掴まれ深く舌を取られて絡まる。
「あず
……
さ、さ」
途端に頭を支えていた腕から力が抜け、降谷さんは私をぼんやりと見つめている。
紅潮した頬、ふわふわの瞳。
マタタビに酔った降谷さんが自分の異変に驚いている。
「
……
おかわり、したの」
「きみ、」
やっと酔いが醒めてきたのに、と覚束ない口調で言う。
「だって、降谷さんがずっと自分にヤキモチ妬いてるから、考えなくていいようにしました」
追加でマタタビの粉末を口移しして与えると、降谷さんはもっと、と私の口に吸いついてきた。猫の降谷さんは素直で可愛い。尻尾も私の背中にぴったりとくっついている。
何にも考えなくていいよ。
あなたはたったひとりだから。
「あ、う
……
」
降谷さんが胸を舐めている。さっきあんなに渋っていたのに、酔っ払ってからは吸ったり抓ったりして遠慮なく遊んでいる。肌と乳輪の境を舌で撫でて、もう片方の乳首を親指で潰す。
「ひん
……
ぁ、」
降谷さんはちらと声を漏らした私を見上げた後、乳首に吸いついた。舌の柔らかい棘が敏感な皮膚を這って、痛くて
――
気持ちいい。
「あ、ぁ、ひゃ
……
」
「
……
あずひゃ、ひゃん、ひもちい?」
「気持ち、ぃいよぅ
……
ひゃあ」
機嫌良く胸を揉みながら、ちゅうちゅうと胸を吸う降谷さんが可愛くて、頭を撫でた。時々、乳首に八重歯が当たって、そういえば今降谷さんは猫だったなあと思い出した。マタタビを与えておいて、今さらなんだけれど。目の前の猫耳を見ると機嫌が良さそうに立っていた。ついさっきの会話が嘘のようだ。降谷さんはおっぱいが好きって知ってたけれど、あからさまで少し笑ってしまった。
頭を撫でながら、彼のスラックスが窮屈そうに押し上げられていることに気づいた。
「ぁ、」
それが中にいた時のことを思い出して、お腹の奥がきゅうと絞られる。降谷さんとえっちするようになってから、自分の身体が段々変わってきているように思う。
「降谷さんが言う通り。わたし、やらしい」
「梓さ、
……
あ」
引っかかりながらファスナーを下ろし、濡れた下着を引きずり出した。
「ん、でも降谷さんもやらしいよ? おっきくなってる」
下着から取出した性器がいつもと違う様子で降谷さんに助けを求めると、とろとろ顔の降谷さんは自分の身体に起こった異変に目を見開いた。
「
……
俺の」
「猫ちゃんのおちんちんになっちゃいましたねえ」
「ッ!?」
イカ耳になった降谷さんは同じ位驚いた顔で私を見た。なにか変なこと言ったかな。
大尉は去勢が済んでいるから今の降谷さんの状態は見たことがないけれど、大尉を家族にすると決めた時にひと通り勉強して知識はある。
私の胸にくっついていた頭をそのまま膝の上に頭を下ろして降谷さんはしょんぼりしていた。耳も元気なく垂れている。笑ってはいけないけれど、とても可愛くて堪らない。金糸雀色の頭を撫でると、下げた眉のまま私を見上げた。途端、降谷さんは眉を寄せた。あまりの衝撃に酔いが醒めてしまったようだ。
「
……
面白がってるだろ」
「ふふ、可愛くて仕方ないなあって」
「あー
……
格好悪い
……
こんな姿、梓さんに見られたくなかったのに」
顔を覆った降谷さんのふわふわの尻尾が不安げに揺れている。尻尾の先、付け根に目線をやると降谷さんの性器がまだ勃ったままだったことに気づいた。好奇心が頭をもたげる。人間と同じ感覚だったりするのかな。
「格好悪いなんて思ってないですよ」
「う、梓さん
……
ッあ、」
髪と同じ色の毛に覆われた性器に指を絡ませだ。触られると思っていなかったんだろう。降谷さんはびくりと身体を震わせて覆っていた手を退けた。根元をきゅと握って、そのまま指で輪を作って下から上に滑らせる。中途半端に脱がせたスラックスのベルトがフローリングを小さく叩いた。
「降谷さん
……
っ、猫ちゃんの、おちんちん
……
気持ちい?」
「っあ、ぅ
……
ッ、あず、あずささ
……
」
赤い先端から透明な雫がぷく、と滲んで溢れて指を濡らした。良かった、気持ちよさそう。くちゅんくちゅんと降谷さんの性器から水音がして、指を往復させる度に、降谷さんが甘い声を漏らす。感じている顔を見たくて視線を向けると、今度は腕で隠していて見られなかった。
「ふるや、さんの、びちゃびちゃだよ
……
?」
普段は言わないことを言ってしまう。後で思い出して恥ずかしくなっちゃうだろうけれど。腕の隙間から鋭い視線を感じた瞬間、景色が反転した。鋭い八重歯を剥いて、降谷さんは私を見下ろして笑った。知りませんでした、と降谷さんは言った。
「すごいな、梓さん。猫とセックスできるんですか」
「もう、できる訳ないじゃないですか。降谷さんとえっちしたいってさっきから、言って」
言葉の途中で口を塞がれる。無遠慮に舌を入れられ、じゅるじゅると唾液を吸われ、降谷さんから流れ込む唾液を飲み込む。
「ん、ん
……
っ、ぁ」
「あずささん
……
」
強い力で手首を床に留められ、動くことができない。耳元に降谷さんの低い声で名前を呼ばれた。ずっとおあずけだった、お腹の奥が思い出したように求め始める。耳の後ろ、首筋、鎖骨を吸われ、耳が頬を掠める。剥き出しだった胸を下からべろりと舐められ、乳首を口内で転がした。
「あ、んっ、ふるやさ」
「俺が猫でも、セックスしたい?」
「ん、ん
……
! したい
……
ッ、ふるやさ、んと、えっちしたいっ、あっ?」
濡れた毛の感触をお腹に感じて視線を落とすと、降谷さんが猫のおちんちんをつけていた。そのまま、ずりずりと擦られる。上体を起こした降谷さんは私の胸を掴んだまま、お腹におちんちんを擦りつける。
「あ、ッ、梓さ、のお腹、きもちいぃ
……
」
「あう、はッ
……
あん、」
乳首を指の間で挟まれて、強い刺激に身体が揺れた。その拍子におちんちんがおへそに嵌って、降谷さんが喘いだ。さっきまで家猫だったのに、今はもう肉食獣だった。
「この、猫のちんぽ、中に入れてもいい?」
はあ、と零す吐息がとても色っぽい。降谷さんがあからさまな言葉遣いになるのは、酷く興奮しているからだ。お腹で滑る固いソレに喉が鳴る。
「降谷さんの、おちんちん、欲しい
……
ッ、中にちょうだい、あん」
「ッ、もう、君は
……
!」
苛立った言葉と裏腹に身体を優しくひっくり返される。胸がフローリングにくっついて冷たい。あれ、と思っている間にジーパンを下着ごと下ろされ、すっかり濡れた部分が外気に晒された。背後で降谷さんが息を飲む音が聞こえる。
「
……
ぐちょぐちょなんだけど」
「あっ、あ!」
割れ目を下から指で愛液を掬うようになぞられ、腰が浮いた。降谷さんは「糸引くくらい濡れてるなんて」と呆れながら溜め息を吐いた。
「や、や! それ、ぁあ!」
「猫のちんぽ入れるくらいだから、もう少し柔らかくしておいたほうがいいよ」
お尻を高く上げられ、割れ目の前にあるクリトリスを突かれる。指でそれを挟まれる度に、ぷちゅと愛液が滲むのが分かる。
「指、入れるね」
「ん、ん
……
ん
……
はあ、ふるやさ」
「中、ぬるぬる
……
ん、あずささん、かわいい、俺のちんぽ入れられるの待ってる」
降谷さんの節だった指が襞を掻き分けるように、出入りする。私は床に手をつくので精一杯で、他にできることはなかった。汗が背中に浮いている。熱い。熱いよう。
「あん、あ、ふるやしゃ、ほし」
「本当にいやらしいなあ、梓さんは」
指を抜かれて、おちんちんの先端があてがわれる。ずっと欲しかったもの。嬉しくて声が出てしまう。
「あう、ふゆやしゃ」
「梓さ、」
圧迫感は最初だけで、奥まで降谷さんが来てくれた。はあ、はあと降谷さんの吐息が耳にかかる。気持ちいいのかな。
「梓さん
……
いたくないですか?」
降谷さんの胸が私の背中にくっついている。どくどくと背中越しで彼の鼓動が伝わる。
「いたく、ない
……
です
……
あん、動いちゃ」
「ん、あずささん、中、いい
……
きもちい」
ゆっくり確かめるように出し入れしてから、降谷さんは腰を動かし始める。ぱちゅんぱちゅんと音がして、自分の濡れ具合に恥ずかしくなる。床が点々と濡れている。
「う、うん、ぁ、やだぁ
……
っ」
「何が、嫌? 言って」
「あたし、あん、こんな、びちゃびちゃなの
……
やあ、やらぁ、ふるゃさん、あん、んう
……
れも、あん、でも、きもちぃ、の
……
ぁん、」
「あ〜
……
かわいい、ね、あずささん、俺を受け入れてくれて、うれしい、あずささんの中、おれを、ぁ、ぎゅ、てしてる
……
っあ、すき
……
あずさ、さん、すき
……
」
「あた、あたしも
……
っ、ふるやしゃん、しゅきぃ」
降谷さんに力いっぱい抱き締めてもらって、中もいっぱいにしてもらえて、すごく嬉しい。降谷さんの名前と「好き」って言葉しか口から出なかった。ぎゅうと乳首を抓られて、思わず中を締めてしまった。その瞬間、背中に痛みが走った。
「あっ
……
?」
「ごめ、梓さん
……
噛んじゃった」
後ろを振り向くと、降谷さんの耳が垂れていた。気にしなくてもいいのに。可愛い猫ちゃん。
「いいよ、降谷さんなら何されてもいいよ」
好きにして? って微笑うと名前をたくさん呼ばれて、たくさん揺さぶられた。
「梓さん、あの言いにくいんですが」
「んえ、なんれすか」
イッた後、降谷さんはいつもすぐ抜くのに今日はずっと私の中にいる。振り向くと、また耳が垂れている。何も悪いことしてないのにどうしたんだろう。気をやってぼうっとしているところに、降谷さんが早口で続ける。
「猫の陰茎は射精して膣から抜く時に逆さ棘になって、痛みが」
すごく動揺している。
「ちょっと待って、漢字が多い
……
あっ、私もそれ勉強しました! なるほど
……
赤ペン先生だ〜。えっ、待ってください! 今だ! ど、どうしよう」
「何分で収まるか調べますか。スマホあった」
「ちょっと痛いくらい、我慢できます
……
!」
「それは駄目です。っう、」
「ひゃ!」
スマホで検索している途中、降谷さんががくっと身体を揺らした。中で降谷さんがぴくりと大きくなった。見上げると頬を染めた降谷さんが私を見下ろしていて、その可愛さにきゅんと締めつけてしまった。
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