さの
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「異性結婚、同性結婚ができる世界線です、別姓選択できる世界線です」という注釈について

注釈を付けることへの説明

(2024/03/14時点での説明)
自作に「異性結婚、同性結婚ができる、別姓選択できる世界線です」という前提注釈を付けることについて

 前々から考えていたことで、こういうことを一文だけの前提注釈として書くのは、言葉が足りないと思い、数文書きます。
 言いたいことは最後の二行だけで事足りるかもしれない。


 前置きとして、たぶん自分はリアリティ、というものについて、着目する点に差がある書き手だと思っています。
 迷路と鏡ばかりの奇怪な物語、極端な萌え、ショッキングな題材に振り切った話も書くし、偏執狂のように特定の物の描写をし続けたり、よくわからない細かい部分に注目する話もある(たとえると、未来人が出てくる現代物BLでコンビニエンスストアでの会計シーン、携帯スマホキャッシュレス決済するかな……とかエスパーが出てくる現代物BLでこのキャラクターたち、自転車二人乗りするときどんなかんじかな……とか怪しい大きな屋敷が舞台のゴシックホラーで荷物を運んだり皿を運んだりする運搬配膳ロボを出そうかな……とか)、どこにリアリティがあるのか、どこにリアリティを出そうとするのか、なぜここでこれを持ってくるのかと思われそうな書き手であると。
 リアリティとは何なのか、という感覚において、わりと変わっている、おそらく少数派である書き手だと、その上で、書きます。

 創作物というのは、創作者が自由に描くもの――実際の「現実」世界と似て非なるもので、作中の、フィクションの「現実」はどう書いてもいいと思っている人間です。
作品全体の世界観とか、存在しているもの、感覚、能力、共通している認識、規範規律 etc...については創作者が作り出す創作物、フィクションで、何をどうしたって何でもあり、というような。(作品構造としてメタフィクション的なジャンルだとちょっと違うと思いますが)
 フィクションの「現実」と、実際の「現実」は、星の数ほどいる創作者の作品によって、異なる。
 という話と、これは逆の話かもしれない……実際の「現実」とフィクションの「現実」が異なっているとしても、という話になるのですが。
 自作全部に「異性結婚、同性結婚ができる世界線です、別姓選択できる世界線です」という前提注釈を付けたい。
 この部分については、今現在は実際の「現実」では法が成立していない、作中の「現実」となります。それでも、同性婚できる、別姓選択できるというのが、フィクションの「現実」と実際の「現実」は異なる、『フィクション内に存在するif世界線では可能である』という話ではなく、これから先、未来にそれが法整備される実際の「現実」が有るのではないかという希望をいだいているという気持ちで、付けたいので、付けます。