三月大歌舞伎
歌舞伎座
2024年3月4日(月)
昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時15分~
演目あらすじ・出演者情報はコチラ
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/866
*・*・*
三月大歌舞伎、開幕2日目を昼夜通しで観劇。
先週に先月の千穐楽を幕見で観てるので、
早くもまた歌舞伎座に来てて変な気分(笑)
今月のお目当ては、菊之助さん、愛之助さん、幸四郎さん辺り。特に愛之助さんは、まだルパンしか知らなかったから(笑)特に拝見するの楽しみでした。古典やってる愛之助さんも素敵でした。
【昼の部】
●菅原伝授手習鑑 寺子屋
恩義ある人の子を我が子と偽って匿っていた武部源蔵(愛之助)は、そのことが敵方にバレてしまい、苦悩の末、自身が営む寺小屋に寺入りしたばかりの子(丑之助)の首を身代わりにして差し出すことを決意する、というお話。
しかしその子は、実は別の夫婦(菊之助&梅枝)が我が子を、これまた忠義のために身代わりにしてもらおうと、寺小屋に送り込んだ子だったのです🥺
丑之助くんの出番はほんの一場面だけですが、彼の持つどこか大人びたオーラを知ってると、愛之助さん演じる源蔵の口から語られる、その子の最期の様子、自分の運命を受け入れて笑顔だったと聞いて、丑之助くんならホントにやってそう、とイメージ出来てしまうし、違和感なく受け入れられてしまうから不思議。
二組の夫婦の悲劇と苦悩と、何よりこのような時代性に、なんとも言えない気持ちにさせられる作品でした。
また、寺小屋の子方たちに混じって、大人の鷹之資くんがコミカル担当(息抜き)として子供の役を演ってたのも印象的でした😁
●傾城道成寺
四世中村雀右衛門十三回忌追善狂言として上演。
「道成寺」に出てくる有名な安珍と清姫の伝説に平家物語の要素を加えた作品。入水したとされる平維盛(松緑)が実は生きていて、世を忍ぶために彼が安珍として出家する日に、恋人だった傾城清川(五世雀右衛門)が突如現れる。実はその傾城清川は清姫の霊で、最期は僧たち(菊五郎、他)の力によって成仏する。
僧の格好が完全にお能のワキ方で、イヤホンガイドによると、やはり能から模してるんだとか。
歌舞伎って、シテが悪者だった場合、ご贔屓さんの心情を考慮して、決着までは描かない事が多いけど、これは成仏するところまで描いてるのが、ちょっと珍しい気がする。
ちなみに能楽界は今年は何故か「道成寺」ラッシュになってるので(笑)ご興味あったらこちらも是非!
●御浜御殿綱豊卿
忠臣蔵モノ。徳川綱豊卿(仁左衛門)と富森助右衛門(幸四郎)の緊迫感みなぎる長い問答が見所なんだろうけど、シリアス過ぎる話は、ちょっと眠くなっちゃうのよね💦(だからといってホントに寝てた訳ではないけれど😅ゴメンナサイ
でも、この時の幸四郎さんはちょっと可愛かったな🤭
イケオジがイケオジな役をやるのは、もちろん格好良くて見応えあるけど、ギャップ萌えなのでイケオジが、ちょっと可愛げのある役やってる時の方がキュンとする(笑)
仁左サマのあのカッコイイ姿のポスターはラストの場面、お殿様がお能の獅子を演じる時の格好だったんですねぇ。実際にはお能の場面は出てきませんけど(その直前で幕なので)、お能好きとしては、お殿様がお能を舞ってた時代を覗き見出来たような気分になりました(笑)
【夜の部】
●通し狂言 伊勢音頭恋寝刃
廓で男が刀を振り回し、死傷者が多数出たという、江戸時代に実際に起きた事件を元に描かれた作品。妖刀の行方を巡る話で、実際にそれを主人公が手にしたとき、妖刀に乗っ取られて事件を起こしてしまうのである。
先月、勘九郎さんが似たような演目を演ってたけど、あっちは完全に自分の意志で殺ってやる!って目をしてたのに対して😅💦、今回はホントに妖刀と相性が悪かったために乗っ取られてしまい、返り血で汚れていく白塗りの幸四郎さんが、どこか色っぽくて、時折悲しげな瞳になるのが、凄く画になってました。これぞ、まさに色男
…😳✨
ちなみに菊之助さんも色男役なんだけど、ちょっと頼りない、柔弱な男で、カワイイ系でした🥹💕
駄目男なんだけど色男だから許せちゃう!みたいな🤣
あと歌昇さんも存在感放ってて良かったな!😆✨
浅草歌舞伎の時から良い若手役者だと感じてて、先月も宗論で弾けてたけど(笑)今回もなかなかハマり役だったと思います😊
今後も期待😆✨
序幕から大詰まで、通し狂言の形で歌舞伎座で上演するのは62年振りとのこと。3時間半の長丁場でしたが、お陰で話の流れが分かりやすく、コミカルなシーンもあり、終始楽しめました。
てか、彌十郎さんの女方を生で観れる日が来るとは!🤣🤣🤣
幸四郎さんが彌十郎さんとあまり目を合わせないようにしつつも、口角が上がり気味だったのは、演技だったのか、リアルだったのか
…なんか絶妙な表情だったのも印象的でした🥹✨
●喜撰
六歌仙の1人、喜撰法師(松緑)と祇園の茶汲み女(梅枝)との色事を描いた舞踊劇。狂言に出てきそうな、煩悩あるお坊さんですね(笑)。てか松緑さん、先月は珍しく?悪役演ってたけど、今月は僧侶系に徹してるんですね。お坊さん姿がちょっと可愛かったです🤭
梅枝さんも、ここ最近はずっと観てるけど、夏には【時蔵】を襲名されるので、梅枝の名前で拝見するのは残り僅かなんだなと気付いて、ちょっとしみじみ。
後半は弟子達と一緒に踊るんだけど、眞秀くんの舞踊が、以前観た時よりも洗練されてる気がしました😌
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