破壊
2024-03-04 17:48:00
2395文字
Public 伏せ
 

蹂躙:A国について


ヴィリキイ家は政治家一族をやっていて、ヴァハリーには上に3人の兄と1人の妹がいた。後ろ暗い内情なども無い真っ当な血筋で育ったが、ヴァハリーはこの停滞した平和な暮らしこそが人間を堕落へと導くと考えてた。
ラボーチ連邦共和国となる以前、クーデターにより滅んだ旧国家は宗教色の強い国であった為聖職者の権力問題が密かに存在しており、当時の革命軍リーダー、のちのラボーチ国初代総統であるフラーダが声を上げた。それに賛同する形でヴァハリーは一族を裏切りクーデターへ手を貸す。これが始まり。

ヴァハリーはフラーダに忠誠を誓っていたので暗殺された時はかなり怒ったし、大粛清祭りで革命時より国が荒れた。関わった者の一族や匿った近隣住民等々全てを粛正対象とした為、毎日黒い煙と共に鐘が鳴り響いた。この件はラボーチ国で『黒煙の7日間』と呼ばれ、つまり7日間で三百万人超が亡くなった事を意味する。それを指揮していたヴァハリーが最高指導者の座を手にした事から国民の煽動力を感じるだろ。粛清を行ったのは軍のみではなく、隣人として過ごしていた市民も含まれている。


基本的にヴァハリーは温厚で人付き合いを大切にするタイプ。激高する事もなく、自分にとって善い事をすれば手放しで褒め称える。横暴で尊大な独裁者というのは外からの評価であり、国民は大体ヴァハリーを国に献身する最も尊い指導者だと思っている。洗脳。実際は本当に血も涙もない独裁者ではある。何事も必要無くなればそっと背中にナイフを突き立てれば済む事だと思ってる。
争いを好んでいるわけではなく、ただ人類史として何かを発展させる為には一度壊す必要があるので定期的に戦争を起こす事を考える。この地球上を支配している人類として、知能を持つ者として、停滞する事は悪だから。

ラボーチ国がストヘル国を滅ぼしたいの、普通に邪魔以外に無さそう。あんの?使い古した戦争屋はさっさと捨てて、これから育つ新しい国家に目付けて手出したいと思ってそう。ベオくんはしっかり結果を出してくるのでその点は褒めてる、貴殿の活躍は賞賛に値する。戦地に直筆の誉め言葉と褒賞と物資を贈ってたかも。クッキーは無いけど。
C国に対してはマジで何?なんか入ってきたんだけど大丈夫そ?どんどん広がる戦火と煙と報告書を眺めながら「やはり人間がいるから問題が起こるのだなあ」つって側近と笑ってた。C国に対して1番感情無いけど、戦争を長引かせた軍師がいる事を知ったら普通に手叩いて賢いのか愚かなのかわからんなって褒めてそう。褒めてないよ。
D国は兵器提供をしてくれていたから満足してる。A国は金と戦争で世界経済回してんだよね、D国が発展した事に対して喜んでるよ。自分が投資した国が成果を上げたら嬉しいだろ。まあ投資するのは別に兵器じゃなくたっていいんだけど、兵器だけは人類が存在する限り絶対に失われないし未来永劫使われ続けるものだと思ってるからね。


以下キャラシメモ
ヴァハリー

参考名 毘盧遮那および大日如来(マハーバリ/マハーヴァイローチャナ)
極めて強力な、偉大な王を意味する。愛称はバリ。

職業:2015・ギャンブラー
・<芸術/演劇>を<アジテーション>に変更
プロパガンダの機械的な思想統制よりも、情緒的に訴えかけ、煽り興奮させ、民衆自らが選択をしたと思い込ませる民衆扇動が正しい気がしたので<アジテーション>を選択


人生概要

横暴で、尊大で、恐れるもの無き、若き国の指導者。国外からは度々非道な独裁者として名が挙げられるが、基本的に国の利益や成長を重視し、時にそれが非人道的であろうとも国という大きな最大幸福に伴った判断を下している"帰結主義者"である。
「何が帰結の価値を決めるのか。何が行為の帰結であるのか、誰が決めるのか。それは我が身。己は国の分身であり、国そのものである」とする。

神学校で教育を受けたのち、「神が行うのは奇跡のみ。事実存在するものは己のみ」と無神論に転向。その後革命家へと転身。17歳当時、人は一つ良いものを知ると更に上を望むものだとし、旧国に不満を抱く国民を煽動、クーデターを成功させるとそのまま中枢へ身を置く。その際、両親や兄弟、親族までも他と変わりなく殺害している。
革命後A国指導者であったフラーダが何者かに暗殺され非業の死を遂げると、暗殺者とその一派を抑え、関わった者の一族を含め粛正対象とした。のちにフラーダの後継者争いを制し、A国きっての最年少最高指導者としての地位を確立する。齢25歳となる年の事である。

残忍な面もあるが、公正で、国に対して献身的に尽くす姿が見られた。

今は無き連邦国の支配者が告げた「死が全てを解決する。人間が存在しなければ、問題も存在しないのだ」という言葉を気に入っており、その後に「ならば我々が生まれた意味を推して知るべし。きみ達はただ邪悪に生かされているだけであろうか」と呼びかけるのが常。

第三次世界大戦に歩みを進めた1番の理由は『国と人を結束させ、更なる成長を望む為』である。
人は、巨大な悪を指差せば手を取り肩を組み、踏まれた花はまた新たな種を残す。どのような結末になろうとも、終息を迎えた世界は停滞した時間を過ぎ去り素晴らしい発展を遂げるだろう。全ては歴史の塵の為に、我が誉れ高き祖国の為に。
咲き誇る花の下では小さな芽も出るまい。枯れたてた大地に芽吹く双葉のなんと美しき事か。人は怠惰な生き物だ。1の喜びを知れば、巨万の富を望むだろう。ならば与えてやるのみだ。


他国へ

B国:子はいつまでも親の手を離れないものだろうか。書き損じた紙をいつまでも取っておく必要はない。戦争が終われば軍人は職を失う。消費されたものは、もはや必要も無い。

C国:特に無し。

D国:素晴らしい技術力をどうもありがとう。