フナ猫
2023-10-20 12:40:56
145文字
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「すみません、冴子さん……」

もしも、人間の敵側の一人だった彼に遠くない内に最期があるのなら……
555本編後のIFです。もしかしたら、まだ生きてるかもしれません。

あくる日
工事現場の中のベンチで、灰の山が散らかすようにあった。
「なんだぁ?砂にしては妙に整っているな」
とある現場監督の者は、飽きれたようにそう言って、ベンチの傍から立ち去った。

彼には、未練はあった。
自らを慰めてくれた「彼女」はもう、共に「生きる」ことが叶わないのもある……