はなおぼろ
2024-02-23 17:09:54
1828文字
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縁巌覆面作家企画4:Aグループ感想

作品の雰囲気に引っ張られてテンションが上下左右しております。予めご了承ください。

A-1:月のおまわりさん

 胸きゅんです。縁壱少年から見るお兄さんの描写の度に、こちらも作中の彼同様にドキドキしちゃいます。
 突然の別れに切なさを感じ、それでも教えて貰ったことを忘れず精一杯考えて行動に移す縁壱少年の成長に心打たれました。再会できて良かったねぇ(嬉泣)
 成長し大人になった縁壱が、嘗てきれいでかっこいいと表現していたお兄さんを「可愛い」と囁くようになるの、美味しすぎます! ご馳走様でした!!
 この後の二人の関係がどう進展していくのか……大人の二人編、めちゃくちゃ気になります←



A-2:パウンドケーキとうさぎエプロン

 なんやかんや丸め込まれて同居を押し切られているところにチョロ上を感じて可愛いです。よりにい呼びしてわざわざ着替えて必殺上目遣いとかしちゃうのも可愛い。よりにいスパダリ過ぎて嬉しくなって手を叩いてしまいました。しかしその後明かされるスパダリ行動の由来……目頭が熱くなりました。話の持って行き方が上手過ぎて、凄い~私もこういう話書いてみたい~!
 あと私は継国兄弟を似ているけど似てないけど似たもの兄弟だと思っているので、同じ行動とる二人をみるとニヤニヤしちゃいます。
 二人とも、これから沢山幸せにな~~~~!!



A-3:わたしのかざみどり

 上質な童話を読んだような心地です。一文一文が心に染みていくような……
 農場に訪れる鳥たちも、地の文ではシンプルに表現しつつセリフ回しと合わせることでしっかりこの鬼を模しているのだなと分かるところもお上手だなぁと。
 ニワトリサイドと風見鶏サイド、双視点の想いが丁寧に書かれていて読後の満足感も素晴らしかったです。ヒヨコが抱きつくシーンは胸を温かくしましたし、ニワトリが初めて直接言葉を伝えたシーンは心を打ちました。
 二羽が結ばれて末永く幸せになって本当に良かったです!



A-4:I’m near.

 互いが互いを想いあって、自分を犠牲にしてでも相手を助けたいという強い気持ちと、二人の手紙が涙なしには読めないというか……。冒頭の穏やかなおやつのシーンや、ラストに回想として語られた夢の話といい、温かさと切なさのバランスが絶妙です。
 巌勝少年はこれから沢山勉強して、沢山頑張って、ご両親以上の優秀な科学者になって、あの小惑星で眠る縁壱を迎えに行って、凍ってしまった部品一つ残らず直して、再会を果たすのだと強く思わせる、そんなラストが本当に素敵でした。
(母よ、それは絶対情操教育には良くないです! と思った読者は私だけないはず……



A-5:「あなたの血が、一等美味しい」

 どうも、私の作品です。
 実は「」込みでタイトルだったんですけど、企画のタイトル表記上あまり意味をなさなかったという。ラストのセリフをタイトルに持ってきちゃう、古のオタクです。



A-6:スイカを作る

 ス○カゲームだ!? もうね「よー!」「にー!」に読んでいるこちらも、かわ……! かわっ……! でしたね。フルーツが進化する毎に衣装直しする兄上にニコニコしていたのですが、徐々に弟の煩悩が溢れ出してまさかの18禁展開!?(※ス○カゲームもAグループも全年齢です。網目タイツの兄はいません)
 なんだかんだ、いつもの兄が一番縁壱の心をくすぐって離さないのかなぁと思ったスイカの中でした。楽しいラブコメを堪能させて頂きました。
 兄上とキスのその先へ向かうため、頑張れ縁壱! スイカを作るその日まで!



A-7:遡上できない僕たちは

 今、凄いものを読んだ。これが大人の恋愛ってやつか……? 作品の空気感が好き。めっちゃ好き。
 年を重ねてから振り返り分かること、時間が経っても色褪せないもの、忘れてしまうこと、昔の立場なら、色々なものを積み重ねてきた今だからこそ。ノスタルジーに浸らせながらも、それだけにとどまらないというか、ゆっくりとゆっくりと動き出した二人の関係が丁寧な描写によって表現されているというか。タイトルを含め、何もかもが上手いな、と。
 この後二人はどうなるのかな。秋に北海道に行くんだろうな……と思いを馳せてしまうような、素敵なお話しでした。





 素敵な作品ばかりでした。このグループでご一緒出来たこと、とても光栄に思います。
 作家の皆様、素敵な縁巌作品を生み出して下さり、本当にありがとうございました!