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ree_1116
2016-05-17 18:01:26
3203文字
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リクその3(ルロー)
タグにて頂いたリクの第三弾。すっごく短い…(汗)とんでも微妙になってしまいましたが…許して下さいーー!!
「どいつもこいつもいい加減にしろ!ドフラミンゴは俺がぶっ飛ばすって言ってんだろ!!」
「恩を返すと言ってんのがわからねぇのか!」
王宮目指して街中を駆けずり回って出くわした奴らと言い合いになった。
次々出て来る面々はどうやらルフィとコロシアムでやりあったやつららしいが、なんともまぁ我が強くてたまっちゃもんじゃねぇ。
「仁義!」
「人気・・・!」
「誇り!!」
「リク王!」
「神よ~~~~!!」
発せられる言葉の意味はわからねぇが、この言い合いは何処まで続くんだかなと取り敢えず、おさまるまで待つかと思ったその瞬間、だった。
パク、
そんな音が聞こえた。
って、なんだ?今の音?
この場にあって、不可思議なってか。宴の席でならよく聞くような音だったような気がするが。この粉塵舞う場には、相応しくねぇってか可笑しいだろ。うんうん、可笑しいよな。なんて、見なかったことにしようとしたけどよ。つい数秒前まで、散々なまでに喚いてたやつらも、かたまってる。元凶を見たまま、???の文字が辺りに浮かびまくってる。ってことは、夢でもなんでもねぇんだろうな。つか、俺も今、見てるしなぁ。
「っあ、」
続けざまに聞こえた声に、更に我の強いやつらの口があんぐりと開かれる。
まぁ、そうだよな。
俺も驚いてるっちゃあ、驚いてるが、なんとなくそーいうことなんじゃねぇのかとも思ってた。
だからといって、今ここでとも思ってなかったが。
バチバチ言い合ってたってのに、何を思ったのかルフィのやつが、トラ男に噛み付いてる。はむはむ、口が動いてんのが見える。つか、マジで何やってんだ?突然?こんなとこで。
「おい、ルフィ」
仕方ねぇ、と声を掛けたが、アムアムしてるやつはそのままアムアムそいつの、首筋ってかうなじあたりに噛み付いたまま。離そうともせず、んん?と視線だけ俺に向けた。一応、呼び掛けに反応したから、続けてみることにする。
「お前、なにやってんだ?」
「なにってろろおはへ」
「・・って、何言ってんのかわかんねぇよ」
「ふ?ほか?」
「そうだ」
「いや、だってよ」
そこでやっと口が首から離れた。
噛み付かれてたやつが何処かほっとしてる様が伺える。つか、涙目になってんぞ、七武海様。噛み付かれたくらいで。情けねぇ面しやがって。
「トラ男、なぁんかずっといい匂いしててよ。ついつい」
「ついついかいーーー!!!」
突っ込んだのは、俺じゃねぇ。
恩を返すと言ってたやつらだ。一斉の突っ込みに、息合ってんなとどうでもいいことを思いつつ、またはむっと噛み付いたやつに、どうしようもねぇなとやめさせようと思ったが、
「ん、んんんーー」
担がれたままのやつが、何か堪えてるような声を出す。
感じてんのか、これ?トラ男、んなとこ弱かったのか。いや、待て俺。今はそこじゃねぇ。ルフィだ。ルフィ。つか、ほんっとお前何やってんだっての。まるで、喘ぎ声じゃねぇか。トラ男もトラ男だ。抵抗すりゃいいってのに、否定の声ひとつ出さずにって・・ああ、そうか。鎖か。海楼石の所為で動けねぇってのか?にしてもよ、力は抜け切ってるんだろうが、軽く抵抗くらい出来るだろ。と思えば、足がジタバタ動いていた。懸命にルフィの背を蹴ってるけど、まぁ・・あの程度じゃなぁ。しかも、次第に弱くなってるし。
「あっ!」
途切れ途切れ洩れる声に、またおいおいと船長を見れば、悪い顔と楽しそうな顔が交互に見えた。今ここが何処なのか完全に忘れてんだろうな、これ。
でも、まぁ・・、とまた思う。
刀を持ったままのやつになんでもなく、駆け寄った。いいやつだと、笑った。命の恩人。ルフィとトラ男の間に何があったのか、実際詳しいことなんて何も知らねぇ。それでも、ルフィがあんなに簡単にいいやつだと言い切り、あっさり同盟を組んだ、人物。勧誘すらしてねぇってのに、仲間だと言い切った、やつ。ルフィの中で何処か特別なもんがあるんだろうとは思ってた。思ってたが、そーいう意味でだとは思ってなかったけどな。多分きっと、そーいうことなんだろう。
そうか、そういうことなのか。
すとん、と納得出来たが、
「ちょ・・麦わら屋っ」
「んーんー」
「や、っ、」
「甘いなぁトラ男」
「うう、」
今、この場は駄目だろ。船長。
見てみろ。さっきまで煩かったやつらが完全に止まっちまってる。
目の前でのことに、何も言えなくなってんのは笑える。
思わず、ぷっと噴出した俺に気付いたトラ男が、睨んでる。どうにかしろと訴えてんのがわかる。ああ、わかったわかったから、んな顔すんなって。つか、さっきよりすげぇ顔になってんな。・・ん?ああ、よくよく見なくても羽織ったもんの下で何かが動いてる。うなじに噛み付いたままのルフィが体弄ってんのか。そりゃ、そんな顔にもなるなぁ。全く、
「ルフィ」
「あー?」
「取り敢えずそこまでにしとけ」
落ち着けと肩を叩けば、案の定邪魔すんなと言った面持ちで俺を見る。
担がれたやつは、縋るように見てるしよ。ほんっと困った船長達だな。
「でもよ、トラ男いい匂い」
「ああ、わかったわかった。取り敢えず、一旦俺にトラ男預けろ」
「嫌だ!」
「つか、お前海楼石触ったら大変だろ」
俺の言葉に、うんうん、トラ男は頷き。
ルフィは、ぶんぶん首を横に振ってる。
「トラ男は俺が運ぶんだ!」
まぁ、そう言うんじゃねぇかとは思ったけどよ。
まるで自分以外には触らせたくねぇってか、俺のものだとでも言わんばかりの声に、そこまでか、とも思ってしまう。ルフィがこんな独占したがるなんてよ。ご愁傷様だな、トラ男。
「んじゃ、そうしろ。でも、噛むのは後からにしろ」
「えー・・って、後?」
「ドフラミンゴ倒したら、好きにしていいからよ」
「おう!そーする!!」
「って、ゾロ屋っお前何言い出してんだっ!!」
「だってよ、そーいうことだろ」
ふ、と意地悪く笑えば、トラ男は言葉を詰めて、頬を赤く染めた。
そう、そーいうことだ。
本気で抵抗なんてしてなかったもんな、お前。
嫌ってわけじゃねぇんだろ。
ほんっと、困った船長達だな。
「って・・麦わらとトラファルガーってそういう・・」
周りを囲んでるやつらがさわさわ何か言い出してる。
聞こえてくる声にどうしていいのかわからないトラ男は、眉間を顰めながらルフィの肩口に顔を押し付けた。つか、耳まで真っ赤だ。意外と初心ってか、可愛いもんだな。と思ってたらルフィも同じことを思ったらしく、可愛いなぁトラ男と声にしちまうもんだから、真っ赤なもんがますます真っ赤になった。
でも、そんな雰囲気はそこまで、だ。
「居たぞ、三ツ星に二ツ星の受刑者だ!」
真後ろから突如やって来た気配に、下ろしていた刀を構え、
「とっととやっちまおうぜ」
「おう!」
未だほわほわしたままの船長に告げれば、俄然やる気を出したやつが、大きく大きく頷いた。
担がれたやつは、まだ顔をあげることが出来ねぇらしい。
ほんと全く、
「春が来たってか」
こりゃ、戻ったら皆に報告だな。
2016.05.17 Ree.MORITA
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なんか、やっぱ文章が浮いてるってか
…
こんなになっちゃってスイマセンでした。
担がれたまま、ぱくってされるのも可愛いかなと思ったんですが。私の文章だと微妙に
…
(泣)
あえて、一味の前じゃなくて、傘下になる方々の前にしてみました。これで、ロメオ以外には公認の仲(笑)
リク、ありがとうございましたーーー!!!!
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