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ree_1116
2016-05-16 20:41:46
2042文字
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リクその2。(ル←ロー)
タグにて頂いたリクの第二弾。また、順番入れ替わって申し訳ないですっ。
こーいうのは得意(笑)短いですが、受け取っていただけると幸いです!
「キャプテン、これこれ。見てくださいよー」
と、なんでもなくというかいつも通りにシャチが持ってきたのは、数枚の手配書。
いずれぶつかることもあるかもしれないからと、頼んでいたものが今日も来た。
もう直ぐ、シャボンディに着く。
新世界を間近にほぼ毎日、積み重なっていく手配書。
連なる面に揃いも揃ってと呆れもするが、そんな俺も海賊の道を選んだ。
でも、それは、
「って、うおおーーー!可愛い!!!」
ふと、落ちかけた思考を途切れさせたのは、クルーのそんな声で。
なんだ?と首を傾げれば、そんな俺に気付いたやつが、これ!これ!!と何故か嬉しそうに目の前に晒した。
「・・・泥棒猫?」
「可愛くないですか!」
「あ?ああ・・そうだな」
「でしょーー!!麦わらの一味だってよ」
「こんな可愛い子が一緒とか羨ましいなぁ」
「船長、うちも女の子のクルー募集しましょうよ」
って、海賊を募集ってなんだ。つか、麦わらの一味って何処かで聞いた記憶があるようなないような。と、思いつつも受け取ったものを一枚、一枚を捲って思わず、息を呑んだ。
「っ、」
「どうしたんですか?」
「あ、そいつ!ナミちゃんの船長じゃないですか!」
「こいつの船に乗ってんのかぁ」
いいなぁいいなぁという声を聞きながら、じっと掌にあるものを見る。
見間違えるわけもない。
『D』の名。
「モンキー・D・ルフィ・・」
「あれ?モンキーって、もしかして海軍の英雄と同じ苗字じゃね?」
「もしかして、親族?」
「いやいやいや、お前。英雄の親族が海賊って」
ないないないない、とまた同じ声が重なるのを耳に、更にじっと見詰めた。
まだ子供というか、無邪気というか。
海賊には見えない顔が映ってる。
こいつが、D?
本当に?
「って、ちょっと待てよ。こいつら、こないだの新聞のやつらじゃないか?」
「え?あ!本当だ。エニエスロビーの、」
「司法の島のあれかよ?」
会話で先日の新聞記事を思い出す。
そういえば、そんな事件もあったな、と。
本に夢中で、これ見てくださいよと新聞をもってきたペンギンに読んでもらったから、写真は見てなかった。麦わらの一味という名はそこで聞いたのかと今更ながら、って、ああ・・なんだよ。
「あれ?キャプテン、何処行くの?」
ベポの問いかけには、軽く手を挙げることで答え、一人自室に篭った。
ベッドに転がり、持ってきた紙を上に掲げて、何度も何度も何度も繰り返し、見入る。
「・・・コラさん」
遠い昔。過去のこと。
告げられた言の葉。
あの日、あの時、あの島で。
俺の生き方は決まった。
どうしても果たしたいこと。
命を捨てても、成し遂げたいこと。
その為に、選んだ海賊の道。
その道に、Dの名を持つやつ。
「間抜けな顔して」
ぴん、と歯を見せ笑ってる紙を指で弾いて、ああ、と声になる。
「会ってみてぇな」
救ってくれた人が望んだのは、Dとしての途、だ。
俺の名を知った瞬間から、態度は一変した。
Dと知って、あいつと一緒に居てはいけない、と言い切った。
どんな生き方が、Dとしてのものなのか、未だにわからないが、それでも決めた。
本懐を果たす。
それだけの為に、ここまで来て、この先を行く。
それが、あの人が望んでくれた生き方なのか、わからない。
だから、
「会って・・みてぇ」
世界政府の旗をぶち抜いたと聞いた。
バスターコールを潜り抜け、逃げたと聞いた。
あの島で暴れるなんてどんな阿呆なんだと思ったが、面白そうなやつだなとも思っていた。
そして、知った名。
D、の名。
俺とは違い表名で、堂々と名乗ってここまで来た、やつ。
どんな行き方をしてきたのか。これから、どう生きていくのか。
「会いたい・・」
出来ることなら、近くで。
そいつの生き様を、と思ってるなんて。
「ウォーターセブンから続く航路を辿っているのであれば、」
もうじき、こいつもシャボンディに来る、はず。
そこでもしかしたら、
「会える?」
万が一、そんなことがあったとしても、所詮海賊だ。敵ということになる。どう動いても、交わることなんてない。けど、
「・・・・会いてぇ」
ぼそり、と。
さっきからずっと、声になっているもんにひとり、笑った。
会いたい。
会いたい。
会いたい、なんて。
「嫌だな」
恋に、似ている。
だ、なんて。
2016.05.16 Ree.MORITA
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こんな感じかなっていつも思ってます(笑)
こーいうの、思い浮かべるのって楽しいですよねー!ゆずきさんのバージョンも拝見したいなぁ
…
気が向いたら語ってください!
リク、ありがとうございました!!!
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