らい
2022-08-28 21:15:14
7630文字
Public ジュン要♀
 

本日のマラソン㉒「カレーパンマン」

お題「女の子」ジュン要♀(要ちゃん女体化注意)※本人が撃退するので未遂に終わりますが、モブに手を出される場面があります ※あくまでハッピーエンド前提のお話です

 タコ部屋の角に、もっこりとした布団の山がそびえたっている。なけなしの小遣いで買ったカレーパンを握りしめながら、ジュンは溜め息をついた。あいつだ。あいつに違いない。うんざりしながら毛布を引き剥がせば、小動物のように丸まった要が、しくしくと泣いていた。
 玲明学園の底辺階級に、常識も治安もありはしない。基本的に寮は男女に分かれているけれど、真っ当なルールなんて存在しないようなものだ。特待生の部屋から追い出され、非特待生の女たちにもいびられた要は、唯一空いていたタコ部屋に身を寄せていた。ジュンが奴隷業から帰ると、たいてい要は「ぼくはぼくが美しくあるために、スキンケアを欠かさないのです」と鏡の前で偉そうにしているか、「ぼくのことを愛しているぼくのファンのために、ひとつずつお返事を書くのです」と机の上で筆を走らせているのだけれど、めそめそと涙に伏しているのは久しぶりのことだった。特待生から転落した、あの日以来かもしれない。
 目尻から水滴をポロポロとこぼし、鼻水を垂らす要を放っておけるわけがない。ジュンは布団のそばであぐらをかいて、はぁ、と頬杖をついた。ティッシュを箱ごと差し出せば、要は素直に受け取って、勢いよく鼻をかむ。黙っていれば品があって、知的なアイドルなのに。ズピズピと鼻をすする姿は、ただの子どもだった。

「あんたは、本当に泣き虫だよなあ」
「ズビーーッ!……ふん。ぼくは完璧なので……ヒックヒック。泣くわけが……ズピーーッ。……ありましぇん」
「へいへい、そうですかい」

 次々にティッシュを消費しながら、要がびしょ濡れのまぶたを拭く。女の子といえば、美しく振る舞うイメージを抱いていたけれど、要はまったく気にしなかった。異性として意識する必要もないし、ジュンはかえってそこが気に入っているのだけれど。

……いったい何があったんすかねえ~」
「ふん。さざなみには、関係ないのです」
「そりゃあ、確かにオレには関係ねえけどさ。でも……
「う、うう~……っ!ひどい、ひどいのですっ!だったら、中途はんぱに話しかけないでください!これだから男子は嫌いなのですっ、がさつ!けだもの!筋肉星人!トレーニング馬鹿!」
「っあ~、面倒くせえ~!最後まで聞けよ、関係ねえ『けど』、『でも』っつったろ!隣で女がめそめそ泣いてんの見て、放っておけるわけがねえっての!」

 ジュンは怒りのままにビニール袋を引き裂いて、カレーパンをもぐもぐと頬張った。特待生の奴隷業から解放されて、やっとありついた夕飯だ。仕事がないから手元に金銭が残らないジュンでも、購買で気軽に手に入れられるごちそうだった。
 たまに要によく似た人間が、バーベキューを奢ってくれる。巽だって、特待生だけに提供されるカルビ弁当を届けに来てくれることがあった。だが、そうでない日の食事はわりと貧相だ。今日はとくに、隣でぽろぽろと涙を流している女がいるから、よけいに味がしなかった。

…………偉いひと?に、嫌われてしまったのです」

 数十秒の沈黙を経て、やっと要がくちを開いた。てっきりふて寝されるものだと思っていたから、ジュンは少しばかり安堵して、要の言葉に耳を傾ける。

「そりゃまた、なんで。……へっ、もしや三段腹ハゲ親父のヅラでも指摘したか?あんたは真正直だからなあ」

 要は空気が読めないところがあって、言葉にして良いことと悪いことの区別がつかないようなのだ。ちょっとした冗談でも真に受けるから、とことん世渡りが下手だった。姑息な計算をして、上層部にヘコヘコと媚へつらう連中よりは、よっぽど好感を持てるけれど。
 ジュンが笑っていると、要は布団からひょっこりと頭を出した。

「ぬ、脱げなかったのです」
「は?」
「ぼくは、裸に、なれませんでした……

 ジュンは、カレーパンを食べようとして大きくかっ開いた唇を、ぴたっと止めた。突飛なワードが出てきたものだから、思考ごと硬直してしまう。ごく普通の日常会話において、女子の口から『裸』という言葉が出てくるタイミングというのは、いったい何だろうと考えた。タコ部屋に来るまえは相当いびられていたと聞くし、女子風呂に入らせてもらえなかった?それとも、深夜番組の汚れ仕事で、衣服を脱がざるを得なかった?
 いずれでもない可能性に思い当たって、ジュンの頭は真っ白になる。

……どういうことだよ」

 身を屈めて顔を近づけると、要は布団をかぶって引きこもろうとする。途中まで聞かせておいて、あとは想像にお任せしますだなんて許されない。「ぼくはもぐらなのです!」と抵抗する要から毛布を引っぺがせば、観念した要がふたたび頭を出す。

「偉いおじさん?に……

 美しく整えた眉を下げながら、虫の羽音にすらかき消されそうなか細い声で、ぼそぼそと喋りはじめるのだった。

……『一緒に寝てくれたら、お仕事あげるよ』と頼まれたので、お昼寝だけならお安い御用だと、ホテルまで付いていったのです。ぼくは、スイッチを切ったようにどこでも眠ることができますし」
「は?」
「業界のじゅうちんが、ぼくの特技を把握しているのですよ。嬉しいではないですか。ぼくは、偉いひとの期待に応えたかったのです」
……それってさ」

 健全な添い寝をするだけで給料を貰える仕事など、昼の世界にありはしない。果たして、要はどこまで知っているのだろうか。明確な言語にするのが躊躇われて、ジュンは押し黙る。

……でもね、さざなみ。偉いひとはホテルに着くなり、ぼくに『制服、脱いで』と無理なんだいを押し付けたのです。……ぼくは細いし、美しいし、色っぽいし、誰もが羨むビューティーボディですが……ぼくが裸になるのは、お風呂のときだけです。知らない男のひとのまえで、そんな格好にはなれません」
「おい……
「ぼくは、『嫌です』と断りました。ですが、偉いひとは、同じクラスの子や、特待生のあの子も、皆やっているよと言うのです。芸能界で生き抜くには、これぐらいのことは当たり前にできるようにならなきゃダメだよ、と。それが、普通だって。できなくっちゃ、おかしいって。最初に話しかけてきたときは、優しそうに笑うおじさんだったのに。急にこわい化け物みたいな顔で。映画のエイリアンみたいによだれを垂らして、HiMERUちゃん、ひめるちゃんって、ぐいぐい迫ってくるから、ぼくは、ぼくは、ぼくは」

 要は弱々しく振り返って、ジュンを見上げる。母親に叱られて途方に暮れる、子どものような表情だった。

「だから、ぼくは……こ、こわくなって、お、おじさんの顔に、ま、ま、まるでアンパンマンみたいに真正面からぱんちして、慌てて帰ってきてしまったのです。事務所の人たちから、大慌てで連絡がきました。『あの方が怒っているのは、どうしてだ?』って。ああ、どうしよう。ぼくの仕事、なくなってしまいます。普通のことが、できなかったから。ああ、ああああ、あああああ。さざなみ。さざなみぃ。どうしよう、どうしよう、どうしようどうしようどうしよう」

 要はずぴずぴと泣いた。この世の水をすべてかき集めたかのような涙が、白い頬にすべり落ちるのだった。こういう時、一体なんて声を掛けたらいいんだろう。考えるのは苦手だ。授業で学んだファンを魅了する話術も、日ごろ鍛錬している筋肉も、こんなときにはまるで役に立たない。非特待生の悩みをしょっちゅう聞いている巽をよく観察していれば、気の利く言葉のひとつでも掛けてやれたかもしれないけれど。その巽も、最近は激務なのか、ちっとも会えていなかった。
 言葉にするのは下手くそだ。それでも、せめて悲しみの濃度は、薄めてやりたかった。ジュンは、布団を抱き寄せる要の手をすくって、そっと握りしめる。見た目以上に温かく、やわらかな掌。世間ではミステリアスな魅力を秘めた美少女、なんて持てはやされているが、あんなものは嘘だ。今ここにいるのは、紛れもなく年相応の女の子なのだから。

……なんですか、急に」
「あんた、よく言うだろ。『ぼくを安心させるために手をつなぎなさい』って」
……そうでしたっけ」
「そうだよ」

 ジュンは、強く言い聞かせるように関節を動かした。すると、要にぐすんと鼻をすすって、ぎゅっと握り返してきた。男よりも一回り小さいてのひらを絡ませながら、ジュンは続ける。

「あのさ。あんたは悪くねえよ。変態クソ親父がダメに決まってるだろ」
……でも、できなきゃおかしいって、言いました」
「んなの間違ってるって。年ごろの女を呼び出しといて『裸になれ』は、どう考えてもおかしいだろ。そいつの言う『普通』は、この世界の常識じゃねぇよ。汚いおっさんの前で衣装を脱いできらめくのがアイドルなら、んなもんはクソ食らえだ。できないもんはできねえし、イヤなもんはイヤだろ。どこかの誰かが勝手に定めた『普通』に、あんたが傷つく必要なんかねぇっての」
「さざなみ……
「おっさんにアンパンチして正解だって。なんなら、オレもぶん殴ってやりてえし。風早先輩も混ぜて、三人でトリプルパンチしにいってやろうぜ」
「巽先輩は、そんなことしませんが」
「急に真面目に返すなよ……

 ジュンががっくりと肩を落とせば、要は布団のすきまから金黄色の瞳をのぞかせた。

……さざなみは、カレーパンマンといったところでしょうかね」
「はあ?」
「似てるか似てないかでいえば、まぁまぁ似ていませんが。偉そうにしゃしゃり出てくるところは、共通してるんじゃないですか?」

 ジュンは、食べかけのカレーパンを眺める。ふん、と自慢げに鼻を鳴らす要を交互に見比べながら、いじわるに笑ってみせた。

……あんたのナルシストっぽい部分は、食パンマンってとこでしょうかねえ」
「さざなみのくせに、アンパンマンのキャラクターに詳しいですね。さては……毎週、早起きして欠かさず観ていますね?ぼくの推理は完璧なのです。図星でしょう?」
「み……見てねぇし!アンパン・食パン・カレーパンっつったら、有名でしょうが!ってか、ガキの頃はだいたい通るだろ!」
「それもそうですね。ぼくも幼いころに、お母さんと見ていましたよ。……ある日を境に、ほとんど見なくなりましたが───」

 布団から遠慮がちに出した指先で、要はジュンの袖をくいっと掴む。安心とまではいかずとも、気が紛れたのだろうか。眠そうにまぶたを伏せている。ジュンは半分になったカレーパンをかじって、ごくりと喉を鳴らした。

「ほんとうは、オレ一人でなんとかしてやりたいけど。玲明のゴミ扱いされてる非特待生のオレの話なんざ、奴らは聞いちゃくれないだろうしな。……ひとまず風早先輩に相談してみようぜ。今度はピーピー泣かずに済むように、オレも守ってやっから。それに、あんたはどちらかっつうと、笑ってるほうがその……似合うし」

 かつて佐賀美陣が出演していた恋愛ドラマの台詞みたいだ。無性に恥ずかしくなったジュンは頭をかきむしりながら、ごまかすように続けた。

「まぁ……要するにだ。あんたは、なにも悪くない。おかしくなんかない。世間はなにかと普通、ふつうってうるせえけど、あんた自身の気持ちがいちばん大事だと思う。……オレは」
……さざなみのくせに、いいことをいいますね」
「うわ、うぜぇなその態度。なんで上から目線かねえ」

 高飛車なお姫さまにも程がある。ジュンが顔をしかめると、要はふふ、と笑った。細められた目尻に、美しいまつ毛が映える。まるで草原に咲く可憐な花のようだった。不覚にも可愛くて、ジュンはおもわず視線を反らしてしまう。

「さざなみに話したら……ちょっぴり楽になったのです」
……そうかよ」
「ぼくが裸を見せるのは、たぶん……好きなひととかと一緒に、お風呂に入るときなので……やっぱり知らないおじさんの前で脱がなくて、正解だったのです……

 枕営業の意味なんて、たぶん分からないんだろう。できることなら、死ぬまで永遠に存在を知らずにいてほしい。きっと純粋にアイドルとして生きることが、要にとっての幸福だから。ウトウトと目を細める要を見つめながら、ジュンは口をつぐんだ。

「さざなみが……いっしょに、いると……ぼくは……すこしだけ……ねむくなるのです……むにゃ……
「何だそりゃ。……つうかマジでどこでも寝れるんだなあ、あんた」
「だって、ぼくは、かんぺきなアイドルなので……。だぁいすきなおかあさんにも、『あなたはいいこね』ってほめてもらえる、すてきな……

 静かにまぶたを閉じると、要はジュンの手をぎゅっと握りしめた。

「さざなみの、て……。すきですよ……

 言い終えると同時に、要はすぴー、すぴー、と寝息を立てはじめる。五本指を絡めたまま寝られてしまっては、どこにも行けないではないか。ジュンは残りのカレーパンを食べながら、「おい……」と苦笑した。
 だが、悪夢のような現実からやっとの思いで逃げてきたのだ。今だけは、ぐっすり寝かせてやりたかった。春の陽だまりを感じさせる温もりを受け止めながら、ジュンは幼い寝顔を見つめる。パーフェクトアイドルのHiMERUだけではなくて、十六歳の女の子としても生きている十条要を、大切にしたかった。
 たぶん、生まれてはじめて。

***********************************

 あれから二年が経つ。十条要ことHiMERUとは、すっかり疎遠になった。玲明学園の革命で、巽ともども怪我をしたと聞いている。しかしながら、入院先の病院すら教えてもらえなかった。そうしていつの間にか復帰していたかと思いきや、今はどことなく避けられてしまっている。
 昔の記憶をなんとなく思い出したのは、カレーパンを買ったからだろう。日和に救われるまで、貧相な食事をしていたころの思い出。あの時代に戻りたいとは決して思わないが、見かけると手に取ってしまう。タコ部屋での初心を忘れないために、時たま味わうことに決めていた。
 徹夜続きの茨を労おうと差し入れを買って、コズミック・プロダクションの階に上がったところで、ジュンは茨御用達のエナジードリンクを忘れていたことに気が付いた。だから、自販機に寄ろうとしたのだ。そこで十条要、あらためHiMERUがなにやら恰幅のいい初老の男と話している場面に遭遇した。
 昔と違って、立ち回りが上手くなったんだろう。男がいわれて嬉しいこともそつなく喋ってみせるし、幼児のごとく鼻水を垂らしてピーピー泣きもしない。女というものは恐ろしい生き物だ。
 向こうからは影になっていて、こちらの姿は見えないようだった。なにやら大事な話をしているようだし、ジュンはさっさと用事を済ませようとする。しかし、ふたりの会話がいやでも響き渡るものだから、意図せずして聞き耳を立ててしまった。

「今度……ね?いっしょにお昼寝してくれるだけでいいからさ……

 反射的に視線を向けると、許しがたい光景が広がっていた。HiMERUの尻に、親父の手が触れていたのだ。タイトスカートを這うように移動する汚らわしい指先に、ジュンの足は自然と動きだしていた。

「んなとこで、何してるんすかねえ」

 剛毛だらけの薄汚い手首を引っ張ると、男はぎょっとする。ややあって、ジュンから退いた。

「な、なんでもないよ。あはははは」

 肩幅の広い男が、苦笑いしながら去っていく。ESスクエアの内部改革で、下衆な輩は減ったはずだ。それでも未だに性接待の持ちかけが存在しているというだけで、反吐がでる。ジュンが舌打ちしながら振り返ると、HiMERUは何でもない顔をしていた。
 昔とは違うのだ。玲明のタコ部屋で布団をかぶって、わんわんと泣いていた少女はもういない。だからといって、気安く触られていいわけがなかった。ジュンは眉をひそめて、HiMERUに歩み寄る。

「ガードが緩いのは、相変わらずですねえ」
「心外ですね。……平気ですよ。HiMERUは慣れていますから」
「ケツを触られるのに慣れていいわけねえでしょうよ」
「そうですか。とはいえ、漣の気遣いにHiMERUは感謝しているのですよ。本当にありがとうございます」

 礼を言うと、HiMERUは柔らかに微笑んだ。タコ部屋の時代とは似ても似つかないほどに、ほんとうに別人みたいな『女』の表情だ。
 HiMERUは会釈して、その場から去ろうとする。華奢な曲線、美しくなびく髪、嗅ぎなれない香水のにおい。

「さざなみぃ。どうしよう」

 泣きべそをかく少女の姿が、まるで風が吹いたように脳裏をよぎる。
 HiMERUには、昔の面影はないというのに。気が付いたときには、華奢な手首をつかんでいた。肩まで伸びた艶やかな毛先がひるがえり、HiMERUが振り返る。冷ややかなまなざしが、ジュンを射抜いた。

「漣。……あなたは、HiMERUと週刊誌に載りたいのですか?」
「はあ~!?んな訳ねえでしょうがっ、GODDAMN!」

 ふてぶてしい態度は相変わらずだったが、やはりあの頃の少女はもういない。捕まえていた手首をすっと離せば、HiMERUは訝しげに息を吐いた。

「散々な言いようですね。……ご覧の通り、HiMERUはなんの問題ありませんので。セクハラクソ野郎……いえ、スキンシップの激しい上層部の方から救っていただいたことには感謝していますが、同情は不要です」
……カレーパンマンのオレが、パンチしてやるって言っても?」
「はあ?」

 本当になにを言っているのかわからない、という怪訝そうな瞳をぶら下げて、HiMERUが首をかしげる。今や輝かしいアイドルのHiMERUにとって、タコ部屋時代のエピソードなど覚えるに足らない出来事なのだろう。長い人生で一緒にいたのはほんの一瞬のことで、それでも。

……なんでもねぇですよ」
「そうですか。……では」

 清潔な香りのする美しい髪をなびかせて、HiMERUが去っていく。華奢な後ろ姿を見届けながら、ジュンは手の平を見返した。昔と違って、冷たかった。残っているのは、過去の記憶だけ。わんわんと泣いていた彼女は、大人の女性になった。ただ、それだけだ。

「勇気の鈴が……リンリンリン……ふしぎな冒険……ルルンルン……アンパン……食パン…………

 鼻歌を奏でながら、ジュンは歩きはじめる。HiMERUとは別の方角に、ただただ前を見据えて、足を踏みだした。
 それでも───あの日、確かに存在していた女の子。ジュンは心のどこかで、いまでも探している。