わらびもち
2024-02-10 21:20:45
1129文字
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いつの日かきっと

最期の花弁自探索者(HO1)の独白みたいなやつ

げんみ‪✕‬

腹が減った。痛い。寒い。苦しい。

そんな感覚も徐々に薄れてきて、死を覚悟したその時、誰かの気配を感じた。それが誰かを確認する前に意識が途切れる。



次に目を覚ました時、やわらかなベッドの上だった。
「起きたか。」
そしてベッドの傍らには気難しそうな男の人がいた。

マイロ・スウェッタと名乗ったその人は、オレの怪我を手当てしてくれただけでなく、飯も食わせてくれた。温かい寝床も使っていいと言ってくれた。

神様みたいだ。

腹いっぱいになったのも凍えずに眠るのも、川の水以外で汚れを落とすのも、初めての経験で、オレは少し不安になった。こんなに幸せを覚えたら、また外に出た時生きていけない。

だからここで働きたいと頼んで、それが許された時は夢のようだった。もうあんな苦しみを味わわなくていいんだと。やっぱりマイロさんはオレを救ってくれた、神様なんだ。

マイロさんのためだったらなんでも出来た。掃除の仕方や料理は当然、文字だって覚えたし背が伸びたら力仕事だってもっとできる。解剖が出来るようになればもっと役に立てるかもしれない。

神様のために。マイロさんのために。





咀嚼音が聞こえる。

ぐちゃぐちゃと、血と肉が綯い交ぜになり、化け物の口の中へ消えていく。

化け物が。
マイロさんがゆっくりと振り返って、こちらに手を伸ばし、そしてーーー


はっ、と目を覚ます。

目に入ったのはコンクリートの天井。背に触れるのは硬いベッド。

「マイロさん、」

瞼を閉じれば柔らかく笑う彼の顔が浮かぶが、それもすぐに化け物へと変わっていく。

きっとオレは間違えていた。
今更になって思う。あの人は神様じゃなかった。オレを救ってくれたマイロさんは、人間だった。けれどきっと、いつの間にか人間の領分を超えてしまっていたんだ。人間を造ろうとした時からか、魔術に手を出した時からか。それは定かではないけれど。

止めないと駄目だった。あの人のために、あの人が人間でいるために。
けれどそんな後悔は意味なんてなくて。

オレもマイロさんも、ただの人殺しだ。
オレはマイロさんの共犯者で、仲間。だったら、辿る結末はきっと同じ。





ーーーーーー
カラン・コックスSIZ17めちゃくちゃいっぱい食べさせて貰ってるしEDU17でいっぱい勉強してるんだってなっててマイロさんからの愛情を感じる
行き倒れて、言葉もままならないような状態からここまでステ伸びてるの見るとさぁ……
もうカランにとってマイロさんって神様みたいな存在だったんだろうなって……


マイロさん盲信状態から、マイロさんは神様じゃないってなったのは記憶を失って、違う価値観が混ざったから