yagoch_F
2021-09-14 13:20:30
1664文字
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「It's A Sin」第4話、「ドクター・フ―」のワンシーンについて


「It's A Sin」第4話で登場する「ドクター・フ」のワンシーンについて、解説してくれたポッドキャストがあります。脚本担当ラッセル・T・デイヴィスが「ドクター・フー」新シリーズ初期のクリエイターであると同時に熱烈なドクター・フーファンであることは周知の通りです。でも彼が「It's A Sin」にドクター・フーを登場させたのには、特別な意味がありました。


ポッドキャスト【Who Cares? - Dr. Who Fans Talk TV】 2021年2月15日「It’s a Sin | Episode 4」からです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/its-a-sin-episode-4-discussion-review-podcast/id1477729537?i=1000509079755

以下音声の聞き取りを意訳しました。(開始52分~)

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1980年代を通じてラッセル・T・デイヴィスは「ドクター・フー」シリーズを視聴していました。以下「Doctor Who Magazine」の記事を読み上げます。



ラッセル・T・デイヴィス(以下RTD)「――でも、ドクター・フーファンだっていうのは全然イケてないことだった。イケてないのを気にしてたわけじゃないけど、ちょっと恥ずかしい気持ちはあった。

「ところがある時一夜の相手が、僕の本棚にあるドクター・フーの本を見て言ったんだ。『ねえ、僕'The Caves of Androzani(クラシック第21シーズン第6シリーズ「アンドロザニの洞窟」)' で兵士の役で出たんだよ』

「僕は『へえ?何それ?』てしらばっくれた。バカだったなあ。恥ずかしくて訊けなかったんだ。『アンドロザニの洞窟どんなかんじだった?ジョン・ネイサン-ターナー(当時のプロデューサー)に会った?』って。」



(ポッドキャスト出演者のお兄さん『それQAFに出てくる。すごく面白いよ』と助け舟。)
(『あ、ほんと?It's A Sinみたいに実体験からもってきてるんだ?』と進行役。)



そして年月を経て、ラッセルから恥ずかしさは消えた。

RTD「克服したんだ。'Remembrance of the Daleks'(クラシック第25シーズン第1話) は希望が持てたしシルヴェスター・マッコイ(7代目ドクター)の時代はもっとオープンになれた。」


そんなある夜、実在のピンク・パレスで、ラッセルはダーズリー・マクリンデンに出会う。「ドクター・フー」'Remembrance of the Daleks'(同上)でドクターコンパニオンのエイスの憧れの相手、RAFパイロットのマイクを演じた俳優だった。


RTD「なんて綺麗な男の子だろうと思った。彼はジルの友達で、僕が初めて出会ったドクター・フーの出演者だった。彼はその時既に病(エイズ)に冒されていて、なのにすごく面白くて、楽しい人だった。彼と知り合えてよかった」


ラッセルを残して、彼は1995年に30歳で亡くなる。エイスを演じたソフィー・アルドレッドは語る。(中略:ダーズリーとのエピソード、思い出を語ってくれる)


RTD「ダーズリーは闘病中であってもAIDS活動家として活躍した。だけど僕にとっての彼は、いつでも'Remembrance of the Daleks'の彼だ。だから、僕はどうしても、ドクター・フーの、ダーレクのシーンを「It's A Sin」で出さなくてはならなかった。ジョークなんかじゃなく、いつもの『やったあ、これでドクターフーマガジンに載るぞ』とかじゃなく、必然だったんだ。どうしてもやりたかった。これは彼に贈る笑顔だ。僕が愛したダーズリーへの。ダーズリーのために書いたんだ。」


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