'It's A Sin'e5見ました。最終回。最後が一番泣けるかっていうと泣きたいのに、つらいしつらい以上に怖くて、信じられないものを見てるのがつらすぎた最終回でした。見返すのが今回もつらい_(:3 」∠ )_
1988年11月。舞台に立つリッチー。そして1991年11月、3年でリッチーの病状は悪化していた。母親にはオーディションがあるから帰省できない、とうそをついている。だが深夜に救急車で病院へ担ぎ込まれた。
同じ病棟には、3年前のデモを共に戦ったポールもいる。面会に来る家族が誰もいない者も。
見舞いに来たロスコーは、偶然父親とであう。ナイジェリアに帰ったけれど、現地でエイズ患者が酷い扱いを受けている実情を見て戻ったという。「私を許してくれるか?」
ドナルド・バセットのことを考えてるというリッチー。「彼から感染したのかも、それとも僕が感染させたのかも。知っていて、僕はどこの誰かも分からない相手とセックスを続けた」そこへ、突然両親が現れる。
ジルは「感染症に罹って、消化器と肺にリンパ腫があるんです」と説明し始めるが、リッチーは自分から「僕はエイズなんだ。ゲイで、ホモセクシュアルだ」と告白する。知らなかった息子の現状を突きつけられて混乱する両親。おおあばれで誰の言うことも受け付けない。
休憩室でジルと対面した母親ヴァレリー。まずはリッチーがゲイだということを否定する。病棟に息子がいるサンドラに、はっきりと言われる。「あなた何を見ていたの?11歳のころから。15、16歳のころは?今30歳?母親は昼も夜も息子のことを考えてるはずなのに、何を見ていたの?」
「知らなかった…だって、嘘をつかれていたんだから」ジルがリッチーと結託して、自分を陥れたとまで言い出すヴァレリー。「あんたが私とリッチーの邪魔をした。この…化け物みたいな…女」治らない病気だといって泣く夫クライヴの嘆きも受け入れない。泣いて謝るリッチーを抱きしめ「帰りましょう。きっと良くなるから」
リッチーを実家へ連れ帰ったヴァレリーは、ジルからの電話も取り次がない。リッチーが子供のころ読んだ絵本を読んでやろうとする父親と、子供のころ好きだったレコードをかける母親。
リッチーのエージェント、キャロルがピンク・パレスへ来た。ジルたちは事務弁護士に相談しているが、リッチーの合意があるから両親から取り戻すのは難しいという。キャロルはリッチーの吹替の仕事から見込める収入を計算し、前払いしてくれた。「これでワイト島へ行きなさい。連れ戻せっていうんじゃないの、さよならを言うためよ」
ジルとロスコーはワイト島のホテルに部屋をとり、毎日電話をかけ続けた。ヴァレリーはリッチーは具合が悪いから会えないといい、少しでも体調がいい日まで待つとジルは粘った。
ロンドンの日々を思い出すリッチー。「もう秘密になんてしたくない。だってすごく楽しかったんだ。ロンドンの男たち、みんなとヤった。みんな覚えてる。みんなすごくよかった。なのにみんな忘れてしまうんだ。だから、ジルに会いたい」ヴァレリーはそんな息子の言葉から目を背け、聞こうとしない。
ヴァレリーはジルを防波堤に呼び出す。互いに謝罪しながらもぎこちない二人。「昨日、死んだの」
「リンパ腫が心臓を圧迫したせいだって。私のせいじゃない」淡々と告げるヴァレリー。「最後になんて言ってました?彼は最後の瞬間、一人だったんですか?」自分のせいではないと言うヴァレリーに「あなたのせいです」ジルは言い切る。
「リッチーが自分を恥じて育ったのはあなたのせい。自分を恥じてるから、男たちとセックスして回る。みんなを感染させていく。だから自分が死ぬのは当然だと思う。あの病棟にいる人たちはみんなそう。――彼は、あなたのせいで死んだ。みーんな、あなたのせいで死んだ」
ピンク・パレスに集まる家族たち。リッチーの思い出を語り、リッチーのために泣いた。
ロスコーは、自分の家を訪れた。母親と、父親のいる家へ。
ジルは、病棟の一室を訪れる。誰も訪れる者のない男に寄り添うために。
まずはキーリー・ホーズの、病棟での長回しワンカットシークエンスが素晴らしかったことを明記しておきたい。コワかったほんとにコワかった(((((( ;゚Д゚)))))) どういう母親なんだ全然わかんねーっていう話の通じなさを一発で見てる側に叩き込む力があったと思う。よくこんな役引き受けたよなーー…
実家へ連れ戻されてからの、リッチーの虚ろな表情、母親がこんな風に自分を扱うのもこんな目にあわせたのも、自分のせいだから何も言えない無力感が痛々しくてつらい。思い出すのはe2のグレゴリーだ。彼もこんな風に実家で最後の日々を過ごしたのだろうか。e2で描かれなかった彼の最後を、よりによって主人公のリッチーで見せてくるというこの…この…RTD絶許……
ヴァレリーに「あんた息子の何を見ていたの」ってはっきり言ってやるサンドラおばちゃんがイイ!!!!!清涼剤。
そんな壮絶なドラマなのに、端々でおかしみを織り込んでくるのがRTDの芸。アッシュとリッチーの「僕が彼のボーイフレンドです」「いや違うし」とか、サンドラさんに「ドア開けて」言われてすいっと開けちゃうヴァレリーとか。
あっ シューティングスクリプト今回は公開しないですかね??BBCだとWriters Roomに一定期間上がるんだけどチャンネル4はやらないのかなー。
これからいろんなレヴューも読みたいですが、とりあえず見た直後の感想だけぱぱっと。えっもう大傑作決定ですよ当然ですよ
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