2024-02-01 19:59:06
1990文字
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カ行!をみた 感想文

原作カ行とファ行の話もちょびっと混ざってる

実写のビジュが公開された時にあんまり狂児ぽくないな〜て思っていて、でも綾野剛さん和山やまさん直々のご指名らしいから……と思い映画観た結果さすがのド杞憂だった。さり気ない仕草とか言い回しで狂児らしさの説得力を持たせるのすごい、本当に……
ビジュを限りなく寄せることだけが、らしさに繋がるとは限らないんだなぁという新たな知見を得た(╥﹏╥)
それはそれとして聡実くんが本当に聡実くんでたいへんになってしまい……!そも俳優に詳しくないので齋藤潤さんのことをカ行!で初めて知ったのだけど本当に本当に聡実くん役が齋藤潤さんで良かったなと思った それくらいピンポイントでハマり役じゃなかったですか?
聡実くん役て確かオーディションだったと思うけど募集要項改めて見たら12歳〜16歳の男性で、聡実くん役の齋藤潤さん16歳だからそもそも映画の企画がもし遅かったらこの方の演じる聡実くんは見れなかったのかと思うと……ウワ〜〜〜〜〜〜〜‼️

映画の和田は漫画版に比べてだいぶ激情型になっていたけど、言葉選びや周りの掛け合いでギスギスになりすぎない絶妙なバランスを保ってるのすごい
最後に咽び泣くシーンを入れてそれまでのギスギスを帳消しにしつつ聡実くんと和解させるのも良かったですね 漫画版だと本編で和解する描写無かったから……
それはそうとオタクたちファ行の番外編読んだ?帰省した聡実くんが和田と偶然合う話だからまだ読んでない人は読むといいと思います
お願いします

カラオケで聡実くんが不本意ながらも893たちにアドバイスすることなるシーン 実写化でだいぶ楽しみにしてたシーンだったので本当に良かった
良かったという割にドブカスのようなlemon以外原曲思い出すのに必死でほぼほぼ記憶ないけど。
絵だと音がない分テンポ重視で、歌がテーマだけど各々の歌唱力は読む人の想像に任せるしかないのが映像だと893の歌ヘタを実際に表現出来るので本当に実写で観れて良かったポイントすぎる
あと記憶違いだったらアレなんだけど、漫画読み返したら893の兄ちゃんにバラードはやめてノリ系の歌やったら栄(は)えるって言うシーンが映画だと映(ば)えるになっていて、音で聞く分には映えるのが確かに伝わりやすいよな〜と思い……細かい部分だけど変更点は変更点で丁寧に手を加えているように感じて良かった〜 私の記憶違いだったら今の話はナシでお願いします。
この感想文はカ行全肯定botがお送りしています。

あと聡実くんが狂児の音域に合う選曲する場面、普段は狂児に対して少し距離のある聡実くんが、助言のためとはいえ珍しく自分から狂児の傍に寄るシーンが大好きで、この一連の流れを実際に映像として観ることが出来たのも良かった あのシーン原作も映画も本当に可愛くて……聡実くん狂児に対して忌憚ない物言いだけど心理的物理的距離はあるし実際に狂児もそれを感じてただろうから、そんな子が自分に合う音域の曲をわざわざ探して選曲理由も丁寧に解説してくれるなんてまぁさすがに思わず撫でくりまわしてしまう🐈⸒⸒⸒⸒
普段あんま触らせてくれない子猫が珍しく近寄ってきたみたいな、思わず撫でくりまわしたら また離れた、みたいな。動きがあることでより説得力が生まれたシーンに感じた 好き

原作だと空港だったエンディング後のシーン、腕に一瞬映る聡実の刺青で狂児が歌ヘタ王になったことが分かるのと、狂児と聡実くんの通話で 2人の名状し難い奇妙な関係はこれからも続くことを示唆して華麗にタイトル回収して終わるの、短いパートにも関わらず全てが詰められているのがあまりにも美しくて鳥肌たった
しかも原作未読映画初見の人間はそこで初めて歌ヘタ王になった狂児が嫌い(好き)なものに聡実を選んだことを知るのか エグいて

漫画読み返して改めて思ったけど飛行機乗る距離を聡実くんに会いに往復してる狂児………………………🫠
どう足掻いても月締めがついでの用事だろという信頼がある あいつはそういう男

🫧総括🫧
原作と映画どっちが入口になっても良いように、また、原作を好きな人ももちろん楽しめるように映画オリジナル要素はありつつキャラクターたちの芯は変えず丁寧に作っている様に感じてすごく嬉しかった
これは実写化に限らず全てのメディアミックスに思うことだけど、制作側がこの映画を成功させよう原作の良い部分をもっと沢山の人に伝えようと丁寧に試行錯誤された作品て結構見てる側にも伝わるよなぁと最近思うことがあり……
原作とメディアミックス、ユーザーの入口がどちらになっても、両方の媒体を摂取したとき 比較ではなく好きが増えるようなものであってほしいなと思うけどそれって難しいのかな 難しいか
全てのメディアミックスがみんなこうであることを祈る🥲