【能楽鑑賞】#105 青葉の森 狂言の会

狂言「末広かり」「首引」

千葉県誕生150周年記念
野村万作・萬斎・裕基
青葉の森 狂言の会~狂言三代~

2024年1月14日(日)14:00開演
青葉の森公園芸術文化ホール 能舞台

解説 野村萬斎

小舞「八島 後」
野村裕基

地謡:岡聡史
   高野和憲
   深田博治→内藤連(代役)
   野村太一郎
   飯田豪

狂言「末広かり」
 果報者:野村万作
太郎冠者:中村修一
 すっぱ:石田幸雄
  後見:飯田豪

狂言「首引」
    親鬼:野村萬斎
鎮西八郎為朝:野村太一郎
    姫鬼:内藤連
    眷属:月崎晴夫
       高野和憲
       深田博治→(代役裕基くん?)※
       飯田豪
       岡聡史
    後見:中村修一



※代役を誰が務めるか書いてなかったし、
 首引はみんな面を着けるから分からんぜよ😂

 背が高くてお手々も声も
 若者のような気がしたので、
 たぶん裕基くんかな〜と思いました。
 この日は小舞しか出番がなかったし。

 それに来てたのが表に出てた
 メンバーのみだったら、
 消去法でみても、
 やはり裕基くんなんだよなァ🤔

*・*・*

怒涛の観劇ラッシュ三日目。

昨年に引き続き、今年も青葉の森公園芸術文化ホールに来ることが出来ました。

※昨年の感想はコチラ↓
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/26589


ここ最近は風邪気味だった萬斎さんですが、この日の解説ではマスク😷はされてなかったので、治ったんですかね??

この日の演目が「首引」=面を着ける、だったので、解説でお顔が拝見できたのは嬉しかったです😊

解説も萬斎節絶好調で、25分も喋ってくれました!👍✨


千葉県誕生150周年記念ということで、
「ウチの一門にも千葉県出身の者が居るんですよ」と、月崎さんと岡さんの名前を出してご紹介。

「首引で鬼たちが出てくるんですけど、一番背が低いのが月崎晴夫で、一番背が高いのが岡聡史です」とザックリな説明してたけど、皆さん分かりましたかね?🤔
(恐らくパンフに掲載されてる順で登場してると思うので、普通に先頭が月崎さんで、一番後ろが岡さんだったと思います)


公演名に「狂言三代」と付いてるので、親子三代の年齢についても触れる。父が今年芸歴90年でというと客席からは驚きの声が漏れていました😌

「息子が今年25になるのかな、私は58になりますね」

「他にも70代、60代、50代、40代、30代と揃ってますので、それぞれの芸を楽しんでもらいたい」

とも話されてました。


小舞の解説では、能楽の説明しだすとキリがないと前置きしつつも、元は能と狂言は同じものだったこと、猿楽と呼ばれてたことなども説明。

「ウチの親父が初めて海外公演した時は、
 通訳の人がモンキーダンスと訳したとか(笑)」

小舞の内容だけでなく、詞章と共に動きの意味も説明してくれて、扇を下に向けたら海を表してるとか、上を指したら山を表してるとか、私も「なるほど!そうだったのか!」と思いながら聞いてました(能楽鑑賞デビューして、もうすぐ丸2年経つのに😂)

お陰で脳内イメージしやすくなりました。
凄く良い解説でした!👍✨


その後は「末広かり」「首引」の解説に進み、最後は「首引」の掛け声「エ〜イサラサ、エイサラサ〜」を練習して終了。首引は声出し解禁となってました✨


あ、そういえば途中で「翔んで埼玉」の話に絡めたついでに、今度、同じ監督の映画に出るんですよ!と宣伝されてました。凄いねじ込み方するなァと思ったけど🤣、観客は殆ど地元の方だったんですかね、そうなんだ~へぇ~😲って感じの反応だったので、やっぱり宣伝って大事だなと思いました😌


小舞「八島 後」

これまでも何度か小舞は観てきたけれど、
今回は裕基くんの気合が一段と入ってるように見えました。

このまま、お能のおシテさんも出来るんじゃない⁉ってくらい、美しくてカッコ良かったし、素晴らしかったです✨

ここ最近はホントに見る度に上手くなるから、
観たい役者さんのひとりになったなァとつくづく思う🥹✨

👏👏👏👏👏



狂言「末広かり」

万作さんの果報者を観るのは2度目かな(確か、その時の太郎冠者は萬斎さんだった筈)。解説で言ってましたけど、妬んだりして観るのではなく、果報者の運気にあやかる気持ちで観るのが大事なんだそう😊

おめでたい狂言ということもあって、今回は万作さんがイキイキと演じており、とてもとても素晴らしかったです👏👏👏👏👏

内容知ってるのに、太郎冠者から傘を渡された時の表情が可愛くて、思わず声出して笑っちゃった😆✨

ホントに万作さんの元気な姿を観てると、
こちらも元気を貰える気がします😊


終わった直後は、
万作さんの凄さに圧倒された客席が、

「これで今年93歳⁉スゲー!!😳✨✨✨」

「人間国宝見ちゃったわ〜😆」

てな感じの雰囲気で、
いっぱいになってたのも印象的でした😁


一方、太郎冠者を演じた中村さんも、
太郎冠者の純粋なところや、
真面目なところが上手く出ていて好演でした👏👏👏


あと幸雄さんがすっぱの役を演る時はね、
私は毎回、このすっぱは怖いなァと思うの🤭

何故なら、、、
絶対に騙される自信があるから🤣🤣🤣

こんな、人が良さそうな感じで近づいて来られたら、この人が詐欺師だなんて絶対に思えないだろうな、と🤣🤣🤣

癖のある役を演らせたら上手い(笑)萬斎さんとは違ったタイプのすっぱですよね😁
真逆と言っても過言ではないかも😌


そういえば近くで観てたら、幸雄さんが履いてた長袴が、だいぶ年季入ってて、装束の中でも下に履くものは寿命が短いんだろうなァと何気に思った😥



狂言「首引」

これはもう何回観ただろうってくらい、よく掛かりますが、それだけ分かりやすく、客ウケも良いです😆

萬斎さんが解説の時は掛け声レクチャーが入って、観客参加型になるんだけど、特に今回は声出し解禁の観客参加型で楽しかった〜!😁
以前観た時は、手拍子で代用してたからね
(アレはアレで楽しかったけどネ😁)

太一郎さんの為朝は似合ってたなァ😊

首引で姫鬼が負けそうになると、萬斎さんの親鬼が「あわわわ💦」って感じで為朝に近寄る姿がとてもキュートでした🥰
(そして冷静に返り討ちにする為朝🤣🤣🤣)

内藤さんの姫鬼を観るのは2度目。
泣き方とワガママっぷりがダイナミックで、
大変よろしい姫でした😁



帰り際、

「やっぱり萬斎は上手いわね」

「アレは萬斎が上手いから面白いのよ」

なんて声が聞こえてくる中(てか皆さん呼び捨て🙄笑)、

「にしても姫鬼もサイコーだったわね🤣🤣🤣爆笑」

と、この演目は姫鬼がどれだけ観客の心を掴めるかがカギだな、と改めて思いました😊