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頻子
2023-12-03 23:11:00
14678文字
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メモ
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ドラゴンラージャと蛍光ペン(DRアドベントカレンダー企画)
(DRアドベントカレンダー企画)
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おまけ:カールについて
おそらく7年ぶりくらいなのだが、読み直してみると、印象に残っていたシーン、あまりに面白すぎて早く読みすぎていただろうシーン、覚え違いをしていたシーンなどさまざまあったのだが、とくに覚えていたのはカールがニルシオン国王に腹を立てていたシーンだった。
これははっきりと、1回目、私がカールの感情について思い違いをしていて、図書室での謁見を「なら話が早い、では~」と進むと思っていたのだ。まさかそれが逆鱗に触れるとは思っていなかった。
1巻で「アムルタットがいるからこそヘルタントは美しいのかもしれない」というのは非道ながらに、言いたいことはわかった。ただ、その土地に住む人に言うことではないから、フチが怒るのは当然だろう、それをすぐに謝り、ひっこめたカールは偉い。冷血で合理的なのだろうと思っていた。
怒ってから最後まで、カールの描写をちらちら見ていたのだが、しかしカールはいつだって優しく、どうだったか無邪気に聞くネリアにも笑顔を見せる。それで、本当にすごいと思うんだけれど、仲間に理不尽に怒ったことはおろか、不機嫌さを交渉の道具にしたことはなかったように思う。おおむね、カールの皮肉は己よりも強いものや権力者に向けられる(フチをたしなめることもあると思う)。タレニアンに対して悪態をついたくらいだ。なお、寝落ちしかけて風呂でおぼれかけたりはしていた。
ドラゴンラージャはフチの視点を借りてしか周りを眺めることができないが、フチが見ているカールはいつだって大人だ。
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