頻子
2018-05-20 23:56:58
1435文字
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メギド72の支援会話の妄想をする 23

ウェパル+ビフロンス
※ウェパル個人ストーリーネタバレ
※ジオを思い出すウェパルさん

ウェパル + ビフロンス

ーC-
ウェパル:
ビフロンス。
何をしているの?

ビフロンス
ウェパルか。
墓が崩れかけていたのでな・・・
なおしてやっていた。
墓と言っても、簡単なものだがな。
幻獣にやられた旅人を、
通りがかりの者が埋めてやったらしい。

ウェパル:
そう・・・。
手伝うわ。

ビフロンス:
感謝する。
本当は、もっときちんと
弔ってやるべきなのかもしれんが・・・。
むざむざ足を止めるわけにもいかん。
今は、これが手一杯だ。

ウェパル:
・・・。
このヴィータ・・・。
けがの具合からみて
幻獣に襲われたのは、
本当らしいけど・・・。
妙ね。
遺品はこれだけ?

ビフロンス:
ああ。
金銭的な価値のあるものは、
この人間を葬ったやつが、
持って行ったのだろうな。

ウェパル:
それはおかしいんじゃない。
死人から物を奪うようなヴィータが、
わざわざ墓を作るの?

ビフロンス:
ヴィータというのは、わからんものよ。
墓を作ったのは、
せめてもの罪滅ぼしだったのかもしれん。
それか、元々の知り合いで、
形見として持ち帰ったか・・・。
・・・。
いや、やめておこう。
それを知っているのは、
もはや、この死者と当人のみ。
死者の言葉を推測するのは無粋だからな。
だが・・・。
このヴィータは
とても丁寧に葬られていたよ。

ウェパル:
・・・。

ーBー
ビフロンス:
ウェパルか。
墓参りに来てくれたのか。

ウェパル:
・・・別に、そんなんじゃないわ。
ここは静かで、居心地が良いからよ。

ビフロンス:
花まで持ってか?

ウェパル:
拾ったの。

ビフロンス:
そうか。
嬉しいことだ・・・。

ウェパル:
ねえ、ビフロンス。
ヴィータの間では・・・。
死者の魂は、大地を巡って、
再び世界に満たされるというわ・・・。
それなら死者の魂は、ここにいないでしょうに、
どうしてお墓なんてつくるのかしら。

ビフロンス:
そうだな・・・。
意外と、墓を必要としているのは
生きているヴィータの方なのかもしれんな。

ウェパル:
・・・生きている人のため?

ビフロンス:
ああ。
どんな人間も、
生きていれば必ず、別れがやってくる・・・。
ヴィータは弱い。
たまに、こうやって
死者を思い出す場所がなくては
やっていけないのかもしれぬ・・・。

ウェパル:
そう・・・。
そうかもしれないわね・・・。

ーAー
ウェパル:
ビフロンス。

ビフロンス:
ウェパルか。
どうした?

ウェパル:
昔の知り合いのお墓に
行ってきたわ・・・。
もしかしたら見つからないかもしれないと
思っていたけれど、
あの人のお墓は、
すごくきれいだった。
あの人がいたのはずっと前なのに・・・。

ビフロンス:
その人物は・・・。
さぞかし、周りの人間に
慕われていたのだろうな。

ウェパル:
そうみたいね。
もう、名前を知る人も
ほとんどいなかったけれど・・・。
あの人のお墓は、
海の見える場所にあったわ・・・。

ビフロンス:
そうか・・・。

ウェパル:
頭ではわかっていても・・・
もういないのを認めてしまうようで、
お墓を探すのは、
ずっと、避けていたのだけれど・・・。
なんとなく、あの人が
近くにいるような気がしたわ。
・・・不思議ね。

ビフロンス:
死者の魂は、世界をめぐる・・・。
そう感じたのなら、
きっと、そうなのだろう。