きさぎ
2024-01-11 22:42:01
5877文字
Public 【二次創作】WS
 

【R18】二周目十七歳のミック君がイケおじロジャーさんに一人遊びを見せつける遊びをしてるやつ

を思いついたとこからいきなり書いたやつ/殻沙糖さんちのロジャーさんとのうちよそ時空 ♡喘ぎ 成人×未成年 ロジャミクたのしい

 手首を二本のベルトで、足首を一本のベルトで拘束されたロジャーは、眼前で繰り広げられる十七歳の少年の痴態を断じて見まいと顔をそらして堅く目をつむっていた。
「ンっ、ぁ、あッ♡ これすごっ、奥っ♡ 気持ちい……っ♡」
 だがマイケルがどこで入手したのか持ち出してきた太いディルドでアナルをかき回す音や、甘ったるい嬌声が聞こえてくるたびに、つられるようにして彼の成熟しきっていない姿を見てしまう。特に、こちらに見せつけるように向けられた、ディルドとの結合部を。
 情欲を昂らせるキスですでに色欲のこもった体には、マイケルの快感に火照った裸体は毒だった。未成年者のくせをして、どうしてこうも雄の欲望をそそる肢体をしているというのか。
「い、いい加減にしないか……!」
 耐えかねて叫んだロジャーを、マイケルが酷薄に嘲笑う。そんな表情すらも淫猥で劣情を誘った。
「っはは……♡ 見たくないなら見なけりゃいいだけじゃん。未成年の俺には手を出したくないって……ッン♡ 頑張って意地張ってるみたいにさ」
「そっ……!」
 ――それができれば苦労はしない、と怒鳴りかけて、ロジャーはすんでのところで言葉を飲み込んだ。言ってしまえばマイケルに対する性的興奮と欲求の存在を認めたも同然だ。普段拒んでいるはずのキスでどれだけ昂らせられようとも、必死で平静を振る舞って大人らしくマイケルをたしなめているのが無意味になる。
 マイケルとてロジャーの必死さを見透かしたうえで、その反応を楽しんでいたはずだった。転生前はやりたくなったらロジャーが抵抗しようともまたがってきた彼らしくなく、セックスまで持ち込むことなく遊んでいたのに、何がどうして縛り上げられて彼のオナニーを見せつけられるはめになっているのか。
「意地じゃない、常識的に考えろ、大人の私が未成年のキミを抱くわけにはいかないだろう!」
「中身は前の俺と、っぁ♡ 変わらない、のに?」
 会話の途中でも止まらないマイケルの自慰から、理性と倫理観を総動員して気をそらす。見えていない。太いディルドを咥えこんで皴の伸び切ったアナルが、引き抜かれるディルドにつられてめくれそうになるさまも、再び偽の怒張が押し込まれるのに従って周辺の肉が沈み込んでいくさまも、ぴんと屹立して透明な雫をこぼす、色だけはかわいらしい彼のペニスだって、断じて見えたりしていない。
「外側の問題であることくらい、いくらキミでもわかるだろ!?」
「十八歳未満とヤると違法だもんね」
「わかってるじゃないか?! この状況もだいぶマズいんだぞ?!」
 州の定めた性交同意年齢未満の少年に拘束され性的行為を見せつけられた場合でもロジャー側が州法に背いたことになるかどうかは定かでないが、築き上げた世間からの信用を大いに損なうことは想像に難くない。しかもマイケルの性質上、自分に非難の矛先が向きそうになった瞬間確実に被害者ぶってロジャーに罪を押し付けてくる。そうなったら人生が詰む。数多くの犯罪者やマフィアを刑務所送りにしてきた自分が刑務所に入るなんて笑えないことになる。
「声でっか」
 ロジャーの焦りもよそに、マイケルは興奮で増したロジャーの声量を笑っていた。
「笑い事じゃ、」
 ふたたび怒鳴ろうとしたのと同時に、マイケルが腰を上げて彼の中からずるりと黒光りするディルドが抜け落ちる。ぽっかりと口を開けるマイケルのアナルを直視してしまったロジャーの目を、自身の理性が咄嗟にそらさせた。
 だから、反応が遅れた。マイケルが距離を詰めてきて、ロジャーの前髪を掴んで引き寄せ、ロジャーの口内に少年には不似合いなサイズのものをねじ込んできたことへの。
――ッ?!」
「そんな大声出すほど口が暇なら、これ咥えてなよ」
 完全なライン越えだ。未成年の性器に触れるどころか口に含んだなど、たとえそれが未成年者本人に強制されたことであっても完璧に違法行為になる。
 青ざめてさっさと吐き出そうと身をよじるが、
「噛んだらひどいよ、探偵さん?」
 軽薄な声で脅しをかけられてぴたりと止まる。
 おそらく意図的に歯を立てようものなら、あとで性的拷問を施されるのだろう。マイケルが一度死ぬ前に、快楽の責め苦を負わされたことがあった。ああいう地獄をふたたび味わわせるというのだ。トラウマ的な記憶として脳に刻まれているロジャーとしては、マイケルの脅しに屈するよりなかった。
「っぅ、ぐっ……
 咥えていろ、という言葉のとおりロジャーにフェラチオをさせる意図はないようで、舌の上をぬるぬるとペニスが前後していく。せめてもの抵抗にロジャーは微動だにせず、舌もみずから動かさないように緊張させるが、熱く滾った陰茎が舌の表面を撫でていくたびに背筋を欲が這い上がる。苦しさに目を閉じたのも悪手と言うほかない。視覚情報が閉ざされたことで逆に感覚が鋭敏になってしまった。
 それよりは、となんとか目を開けると、マイケルの傷一つない腹部が目に入る。――見慣れたくもなかった銃創もない、"マイケル・クラフト"とは別の体の腹が。マイケルが執着していた警官によって負わされた傷は、彼の美しい肢体を唯一損なう瑕であり、彼の肉体を象徴する証拠だった。
「ん、たんてーさんの口ん中、きもち……♡」
 恍惚と言ったマイケルの声が、ロジャーの意識を十八年前から引き戻した。
 今のマイケルの体がまだ十七歳の高校生であることを再認識したロジャーは、頭を引いて行為の中断を試みる。
「ッぁ♡ なに、自分でやりたくなったの、探偵さん」
 ――が、当然前髪を掴まれているために引き抜くには至らず、ただロジャーが自分からマイケルに刺激を与えただけのようになってしまった。
「そんなわけ、っぐ」
 不自由な口でくぐもった否定の声を上げたが、喉奥を先端でつつかれてえづく。
「じゃ、おとなしくしててよ。乱暴にはしないであげとくからさ」
 酷薄に言うマイケルの、空いている手が背後に回る。
「ぁ……んっ♡」
 ロジャーの口をオナホール代わりにするだけでは物足りないのか、マイケルは自分の細く長い指を肉の隘路にうずめたらしかった。
「っあ、ァ♡ りょうほう、いっぺんにいじるの、イイ……っ♡」
 ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が二か所で響く。マイケルは陽物を押し込まれてえづくロジャーのことなどお構いなしでお楽しみだ。
 相手の状態を気にかけず、自分の快楽だけを追う姿は、実に"マイケル・クラフト"らしい。そんなことでこの少年が"水曜日の絞殺魔"の生まれ変わりで、その人格が紛うことなく彼本人であると実感するのも複雑なことだった。お互い二十代だったころ、それだけロジャーがマイケルに振り回されたということであるので。
「っ、ッ♡ ぁ、も、いきそ♡ いく♡」
「ッ、げほっ、」
 アナルをかき混ぜる音が激しくなったかと思えばマイケルが感極まった高い声で鳴く。彼にしては早い気がしたが、そもそもディルドを挿入する前にもじっくりと中をいじっていたから、もとより絶頂は近かったのだろう。
 まさかこのまま口の中で出されるのかと身構えたロジャーの危惧に反して、唐突に口からペニスが出ていった。
「ん、あっ……いっ、く……
 珍しく切なげな顔で震えたマイケルのペニスから、びゅる、と薄い精液が放たれる。口元で何度も吐き出されたそれはロジャーの頬や鼻筋、顎に飛び散った。反射的に目を閉じたが、幸いにも精液が瞼を覆うことはなかった。
「はぁ……♡ いっちゃった……♡」
 満足げな声にロジャーは目を開けてマイケルを睨みあげる。
「キミな……、っ」
 人が必死で守ってきたラインを踏みにじってくれた文句をつけてやろうとしたが、口端にぬるりと陰茎をこすりつけられ阻まれる。
「あは。顔汚れちゃったね、探偵さん」
「キミのせいだろうが……
 マイケルは笑ってロジャーの傍らに腰を下ろし、あろうことかロジャーの頬に舌を這わせ精液を舐め取った。
「っ?! よさないか! そんなもの舐めるんじゃない!」
「ひとのザーメンをそんなの呼ばわりはひどくない? せっかくきれいにしてあげようっていうのに」
「そんなことしなくても拘束を解いてくれれば自分で拭――っおいこら!」
 マイケルは聞く耳をもつくことなく、頬に続いて鼻と顎に付着した精液を舐めていく。
 存外とざらざらした表面が、ぬめりを伴って肌の上を滑っていくと、妙に背筋がぞわりとうずく。――わかっている。それがマイケルの淫靡なおこないに呼び起される肉欲であるのは。だが半ば強制的に鎌首をもたげさせられるこの欲求は、彼にぶつけていいものではない。少なくともマイケルが高校生のうちは絶対に。
 すべて舐めきったのかようやく離れてくれたと安堵したのもつかの間、悪戯に翠の目がしなる。
 ――嫌な予感しかしない。ロジャーの胸中が瞬間警戒心で埋まった。
「ん゙ぅ……っ」
 案の定マイケルはわずかに精液のついた口でキスをしてきたし、さらに舌をロジャーの口内に割り込ませてきた。
 絡む舌から青臭い残り香と味が伝わってくるのがひどく不快で、ロジャーは顔を背けて逃れる。意外なことにマイケルはロジャーの逃亡を見逃してくれたようで、追撃を受けることはなかった。
「なにをするんだ……っ!」
 顔を真赤にし息を切らして怒鳴っても、
「キス」
 あっけらかんとした簡潔な答えが返ってくる。
「そうじゃなくてだな……! 今の絶対に必要なかっただろう!!」
「そうだね?」
「キミなあ!!!!」
「うるさっ」
 マイケルがロジャーの大声をけらけら笑って耳をふさぐ。まったくもって少年らしい、屈託のない笑い顔だ。――以前ならば、彼が「おまわりさん」と呼んで慕った警察官、ニール・プラット刑事にしか見せなかったそれとほぼ同等の。
 プラットに向けている笑顔をしか見たことのなかったロジャーは、初めて直接的に見る笑貌に呆気にとられ、ついで毒気を失った。
 どうせマイケルには何を言っても暖簾に腕押しなのだ。長々と小言を言ったところで調査と推理にあてる時間を無駄に消費するだけで終わってしまう。
 ロジャーはこれ見よがしに長い息を吐く。
 あきらめて、拘束された両の手首をマイケルに向かって突き出した。
「はあ……。もういいから、これを解いてくれ」
「いいよ、探偵さんで遊んで満足したし」
 せめて「と」と言え、なんて文句も飲み込んだ。言ったところでどうせ聞く耳は持たれない。
 ロジャーを戒めるベルトの留め金へマイケルの指が伸びる。まだ濡れて室内灯の光をてらとはじく長い指が、先ほどまでのみだらな行為が現実に起きたことなのだとロジャーに思い知らせた。
 ――最低でも彼が高校を出るまでは凌ごうと思っていたのに。可能なら二十歳を迎えるまでは。それが無理矢理とはいえ、そう長い時間でないとはいえ、性的な行為をしてしまった。
 法や倫理の問題だけではない。今度こそはマイケルにまっとうな人生を送ってほしいし、自分を大切にしてほしいからだというのに。マイケルはそんなロジャーの考えにも気づかず、少年の身でありながら不埒な大人たちと体を重ねる。
……まったくキミは、人の気も知らないで」
「なに、また小言?」
 厳重な拘束は意外なほど簡単に解かれていった。ロジャー自身のベルトとマイケルのベルトが、乱雑にベッドに放られて落ちる。
 ロジャーはようやく解き放たれた手首を片方ずつ曲げ伸ばししてさすった。肌とベルトの擦れた部分が赤い。いつまで残るだろうか。
「小言以外にあるのかい」
「あんまり言うなら俺も探偵さんの私生活には言いたいことが山ほどあるよ」
……それとは別の話だろ」
 痛いところを突かれた。ロジャーは気まずくなって顔を背ける。たとえマイケルが、足首の拘束を解くためにこちらを見ていないとしても、そうせずにはいられなかった。
 もともとマイケルが死ぬ前からロジャーの不摂生のはなはだしさには引かれていたのだ。マイケル・クラフトの死から十八年たってなお何日も不眠不休で仕事をしたり、食事がテイクアウトばかりで冷蔵庫がほとんど空だったりする生活を続けているのだから、それはもう言いたいことが山積しよう。
「ほら、終わり」
 予備として置いておいたロジャーのベルトも放り捨てられた。マイケルは落ちたバックルが金属音を立てるのを見届けもせず、裸体のままでベッドを降りて寝室のドアへ向かう。
「どこへ、」
 ロジャーは反射的に問う。問うて、あまりにも間抜けな質問だったと気づき口をつぐんだ。
 どこへも何も、マイケルが向かったのはバスルームへ通じるドアなのだから、当然身を清めに行くに決まっている。
 ドアノブに手をかけて振り向いたマイケルの、以前と変わらぬ明るいコバルトグリーンの瞳にも、やはり呆れが滲んでいた。
「シャワー浴びんの。とうとうボケた、探偵さん? ろくに寝ないから頭バグんだよ」
……返す言葉もない」
「俺が泊まってるときに徹夜したら前みたいに無理矢理寝かしつけるからね」
 にんまり、とマイケルが蠱惑的に笑った。
 無理矢理寝かしつける、というのはつまり、とにかくロジャーに性的絶頂を繰り返させて体力を奪い意識を失わせる、ということだ。今の年齢のマイケルには絶対にさせられないし、何より拷問にも近いそれをふたたび施されるのは御免被りたい。非常に。
「わ、わかった」
 うなずいたロジャーに満足げに鼻を鳴らしたマイケルがドアを開けてバスルームに消えていく。
 その直前、
――ごゆっくり、探偵さん」
 などと淫靡な笑みで言い残していった。……いまだ昂りの治まらない、ロジャーの股に視線をやりながら。
………………くそ……
 押し上げられたままのスラックスの布地を見下ろしたロジャーにできたのは、頭を抱えて悪態をつくことだけだった。

**

「ところでキミ、あんなものをどこで手に入れてきたんだ」
「あんなもの?」
「その、……成人用の玩具を」
「ああ、ディルド? きのう寝た男からもらった。そいつがアレ使ってオナニーしてるトコ見せてくれって言うからやったんだけど、面白かったから探偵さんにもやって遊ぼうと思って」
「キミなあ!!!!」
「うるさっ」