Isa
2016-05-27 15:44:51
2094文字
Public
 

#アイコンテイルズ学園

1.ハロルドとエドナ 2.ゼロスとリグレット 3.ハロルドとコレット 4.ハロルドとリオン 5.ハロルドとエルとユーリ 6.ハロルドとクラトス 7.フレンとパティ


1.妹

(あ、)
あれはゼロスにリグレット。運びかけた足を引っ込めそっと角から覗き込む。学園といえど"面白い"話題に底が尽きない場所だと唇を曲げた。並べば絵になり話せば噂、過度なスキンシップとふざけた態度が勿体無い。背後に忍び寄る生徒の気配には気付かないフリをして。
「呆れた。教師がこんな所で何やってるの?」
「見りゃわかるわよ、エドナ」
振り向かずに答えれば、期待通りの反応が得られなかったと不満気な少女。変化に乏しい表情も、角の向こうの光景に機嫌を取り戻した。
「なるほど、面白そうね」
「でっしょ〜?あんたなら分かってくれると思ってたわ♪」
さてどうやって調理してやろうかしら。
兄に溺愛されて育った二人は、我儘、からかいお手の物。ターゲットたる兄と姉は、何も知らずにいつもの戯れを繰り返す。


(学園に兄弟姉妹が多くて楽しい今日この頃)


2.さっきの話題は?

頼みとは何だ、ゼロス」
「マジな話、保健室で留守番しててほしーのよ。リフィル先生に呼ばれちまって」
「体調の悪い生徒がいるのか?」
「いるっつーか今から来るっつーか
わかった。生徒のためなら引き受けよう」
「マジ!?助かったぁ、愛し」
「ではな」
「スルースキルすげぇ!」


(某クラスが体育の時間のようです)


  1. 白い羽の天使

ふと視線に気付いて立ち上がる。我が城たる理科準備室に来るとは良い度胸だと内心で褒めつつ、覗くように開かれた扉を一気に開けた。
「何か用?」と声を掛けるや目の前で悲鳴が上がり、大量の紙の束がひらひらと舞う。答案用紙の雨の中、座り込んでいたのは。

コレット?」
謝るなり散った紙を集める赤ら顔の彼女は、何もない場所で転び壁に穴を開けたとかいう噂を持つ生徒だった。噂に違わぬと思いながら拾う。確かに混ざる緊張の面持ちに、「取って食ったりしないから安心なさい」と言うと想像以上の笑顔を向けられてやや複雑な気分になった。


(生徒にとっては怖いぞ、すぐデータ採取!とか言って注射器構えてる先生)
(コレットちゃんはこれでハロルド先生への恐怖を克服してほしい)


  1. 甘い誘惑

「あ、おつかれー」
聞くが、何故いつも僕なんだ」
「コレットに任せたら危なっかしいんだもん。それにあんた甘いもの好きでしょ?」
「!それは
「売り切れ必至の購買デザート、あんた狙ってたっしょ。明日もやってくれるなら
「良いだろう、乗ってやる」
「うんうん、それでこそよね!」


(稀に理科準備室で怪しげな試験管を手にしているハロルドの隣でスイーツを食べる満足気なリオンの目撃情報が)
(人目に触れたくなかったそうです)
(こうして皆の弱味を握っていくハロルド先生)


  1. どっちの味方?

「トマト一つ食べないくらいで背が伸びないなんてことはないわ」
「先生もこう言ってるしー!」
「だからって好き嫌いしていいってことにはならないけど」
「言われてるぞ」
ハロルド先生はどっちのミカタなの?」
「どっちでもないけど、サボりの方が教育上はよくないかしらねぇ」
「げ」


(自動販売機前でトマトジュースを見つけたエルと、エルにジュース買ってやろうと付いてきたサボりユーリさん)
(初等学校は授業終わってるとかそういうことにしといてほしい)
(アスタリアのこの組み合わせも可愛いですよね)


6.手綱

「ねえクラトス!この間見つかった遺跡について、どう思う!?」
一昨日見つかったもののことか」
「そう!建築様式が妙だと思わない?年代と矛盾してるわ」
「しかしあれは元々似通った装飾だっただろう」
「それはそうだけどさーやっぱり実際に見てみないことには収まらないわね、何とかならないかしら」
「歴史学者たちに面識のない科学者が向かったところで遺跡には入れんだろうな。くれぐれも無茶はしてくれるなよ」
「わかってるわよー!」


(クラトス先生には是非リフィル先生とハロルド先生の手綱を何とか握ってもらいたい)
(マイソロ3のこのコンビも良い冷静沈着×好奇心旺盛が繰り広げる頭の良い会話、好き)


7.コイスルオトメは

今日も弁当を抱え、ユーリの在席する教室を目指す。しかし覗き込んだ先に彼の姿は見えず。
「ユーリ、戻っていないのか」
「おぉ、フレン。そのようじゃな」
「だったら、今日は僕と一緒に食べないかい?」
通りすがりのユーリの友人。悪くないシチュエーションかもしれない。
「そうじゃなたまにはそれも良いかもしれんの」
押してダメなら引いてみろ、というクリティアの教訓を思い、足取り軽くフレンの隣を歩く。彼自作の弁当を前に後悔するまであと少し。


(ユーリとフレンは別クラスじゃないとユーリがサボれないよなあとか考えていた)
(ところでパティちゃんの学園衣装最高ですよね!!?)





学園ものはあまり書くことがないので会話が多くなってしまったのが少し申し訳ない
お付き合いありがとうございました!