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コウポコ@ Mark.2
2018-11-12 19:06:03
2028文字
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D×2メガテン…?なパロ
注意、旧約Ⅱとnineが含まれます。
Q.時系列、もしくは世界観違くない?
A.そ、そういう設定なんだな
トウキョウ
※nine(D×2)、旧約Ⅱのような何か
ジジ
…
。
どこかで、何かが掠れる音が聞こえた。周りを見わたすと、近くの建物の隙間いわゆる路地裏。その路地裏で、中心がバグを思わせるモザイクが掛かっている。そこから、またジジ
…
っと、同じ音が聞こえる。音のする方、そのモザイクが掛かっている場所へ足を踏み出す。
近くまで来るとその僅かな切れ目は、修復されていない。
その隙間から覗けば、0と1の数字が乱雑したコードがビッシリと刻まれ、流れている。まるで、それは
…
電子のようなモノ。作りモノを思わせる。
手を伸ばすと、腕を掴まれる。
腕を掴んでいる人物は、先ほどまで一緒に行動していたメガキンだった。メガキンは、今まで見た事も無いような
…
まるで機械のような無機質な顔で、こちらを見ている。ゾクリ、と背筋に悪寒が走る。
「ルーキー、そっちは行っちゃ駄目だぜ?」
「
……
」
どうして行ってはいけないのだろうか。あの切れ目、バグのようなモノは何か。
…
メガキンの顔は、酷く恐ろしいと感じてしまい何も言えないまま、ただ頷くほかなかった。
メガキンは、私の返答を聞くと腕を掴んだ手を離す。ふと、袖の隙間から覗く腕を見ると、うっすらと
…
あの隙間と同じ0と1の並んだコードが見える。生物としての血管ではない、まるで情報体、実体のない存在と思ってしまう。
これは、一体なんだ。
「帰ろうぜ、ルーキー」
感情も無い、メガキンの声。
何時ものように笑顔でこちらに話しかける、人懐っこい印象を持ったメガキンはそこに居ない。そこに居るのは、まるで何かやってはいけない事を淡々と咎める警告を促す機械だと感じる。
周りには、人と悪魔が多く居るのに彼だけの声が鮮明に聞こえる。するとメガキンの足元に居た筈のジャックフロストがその小さな身体を一生懸命に動かし、周りの悪魔と話し込んでいる。
今、デコ領域は展開しているのか?
この世界では、悪魔を見る為にはそう言った領域を展開するって言うけど。普通なら、嫌でも見えてしまうのに。
あの■■■以降は、嫌でも
…
。
「惑わされないで」
ふと、肩に腰掛けていたピクシーが真剣な顔でこちらを見ている。
「もう、良いでしょう?辛いのは分かるわ、けど
…
もう逃げられないってわかっている筈」
…
何を言って。
「ルーキー、どうしたんだ。早く、アジトに帰ろう
…
皆が待っている」
そう言いながら、メガキンが手を差し伸べる。
その手を、掴もうと思った。
…
けど、何かが引っ掛かった。
何か、大事な事を忘れているような感じ。
…
私が何故、此処に居続けているのか。私が戸惑う姿を見たメガキンは、更に口を開き言葉を紡ぐ。
「ここは、お前の嫌な事が一切ない楽園だぜ?ここは
…
約束された楽園<イデアスペース>だからな」
嫌な事、約束された楽園
…
悪魔。
なにかが引っ掛かる感覚、もどかしい感覚がくすぶっていると、街中に鐘が鳴り響いた。スマホの時計を覗くと、正午でこの鐘は、正午を知らせるモノだった。
その鐘の音と共に、頭の隅で埋もれていた記憶が徐々に甦る。
「戻らなきゃ、
…
あの東京に」
ふと溢した言葉に、メガキンの顔が一瞬にして曇る。
私は、ここにいつまでも居てはいけない。この再現された東京ではなく、荒れ果てた東京に戻らなければ。
パズズの言う通りではなく、私自身の意志で
…
この東京を知りたくて助けたいと。そう思って、東京タワーから降りたんだから。
「メガキン、
…
ごめん。私は、」
「
……
そうかい、いってこい。
…
東京を頼むぜ、■■■」
「うん」
メガキンの顔は曇っているが、何処か優しかった。
あの切れ目を再度見ると、路地裏には似つかわしくないターミナルがポツリ、と佇んでいる。
そのターミナルに近づき、画面を操作し続ければ、ログアウトの項目が現われタッチする。
意識が薄れる、夢から覚めるような感覚。後ろを振り返れば、そこには誰も居ない。そのまま、視界と意識が途切れた。
気が付けば、私は大きなカプセルに寝転がっていた。頭には大きなヘルメットを付け、そこから無数のコードが張り巡っている。薄暗く照明は僅かで無機質な空間、息が詰まりそうなほど。そこには私が寝転がっていたかカプセルと同じ型が、いくつも並んでおり、その中には多くの人が、眠っている。
その中には、見知った顔が何人か居た。
いや、眠っていない。意識をあの世界へ転移させているだけ。そして、死んではいない。
息がつまる空間、シェルターを早足で後にし、外へと出る。
そこは、透き通った青空とその大地は、荒廃していた。大きな爆発によって倒壊したビル群、コンクリートで固められた道はあちこちひび割れ、剥き出しの大地が露わになっている。
私は、着込んでいたマントを正しCOMPの操作を確認する。正常を確認した。
「
…
ただいま、東京。さようなら、東京」
そう呟き、本当の東京の大地を踏みしめた。
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