コウポコ@ Mark.2
2018-08-06 23:19:39
1744文字
Public
 

メガチューブのネタ

Q.メガキン出せよ
A.ゆるしてっ

メガチューブにて
色々捏造注意
ルーキーは弊社主、いわゆるうちの考えた設定の主人公
ソンシャン、崩壊気味



「ども、ルーキーです。好きな悪役はサカ●さん」
「どうも、チョークです。好きな悪役はポ●キーです」
画面に映し出された一組の男女。
一人は眼鏡を掛け、やや小麦色の肌を持った爽やかな印象の青年。その隣では、青年と同じ年ぐらいの女性。
背後には、メガチューブと書かれたロゴの幕が下ろされている。その男女の背後でちょこちょこと動き回り、時々ピースサインをする青のとんがり帽子を被った小さな雪だるまとふよふよと宙を優雅に泳ぐエイの様な生き物。
変わった動画の演出、コレを見ている視聴者はそう思っている。
そう、視聴者ならそう思うだろう。
「悪役ってなんであんなにも魅力的に思えるキャラが多いんだろう?主人公よりも人気になったりするし」
「ですねー。でも、悪役の魅力はなんたって主人公より前に出ない所が人気なんじゃないでしょうか?
さて、この実況コーナーも第二回目。よくもまぁ、飽きません?」
「逆に人気が出て一発屋から、続きが出ちゃうんだからよく分からないモノね。
今回は、まぁホラーだけどホラーと言って良いのかよく分からないゲームやります。元ネタは十中八九、あの映画がモデル」
「あ(察し)。って、まさかあのシーンやるんですか?コレ、子供達も見てますよ?」
「そうだね」
「メガキーン、これ止めましょうよー。アウトですよー!」
チョークと呼ばれる青年は、この動画を配信するメガチューバーメガキンに向け、抗議を入れる。けど、ルーキーと呼ばれる女性はパッケージを映しそのままゲームを起動する準備を進めていく様子が映し出されている。

事の始まりは、メガキンの悩みからだった。
「近頃、マンネリだと思う」
メガキンの動画は、人気である。しかし、人気の動画でも同じようなモノを延々とやるのは至難の業。メガキンは視聴者に飽きさせないように、最新の玩具からゲームアプリ、果ては娯楽とは対照的なモノまで紹介しては、体験するという趣向でやって来ていた。
けど、その背後はメガキンのはてしない努力で成り立っている。
しかし、メガキンも変化を付けなければいけないと薄々ながらも感じ取っていた。
そんな思いの中、あるイベントでの事。メガキン主催の大型イベントと称し子供たちを集めて人気のゲームをプレイするという内容。そのイベントで、警護に当たっていたルーキーはそのゲームの人気プレイヤーである女子中学生、にゃん2に誘われ、一緒にプレイする事になった。
意外にも、彼女はゲーマーであったらしくにゃん2も驚くようなプレイをし始めた。その内容は、頭のネジが飛んでいるのかと思えるような程の縛りプレイだった。
「このゲーム、初めて触ったけどこの縛りはいけると思った」
「ばかじゃないの?」
余談だが、イベントは生放送で配信されており、ルーキーが映しているシーンの大半が頭おかしいというコメントで埋められていたという。
とは言え、イベントは良い反響を生んだのでそこで幕を下ろした。
この事が切っ掛けで、はじめは単発だったこのコーナーもこう言ったように続いて行く形になった。
「さて、お待ちかねのシャワーシーンだ。チョークくん、どっちいきたい?」
ルーキーはおもむろにチョークに向かって、声を掛ける。その顔は、何ともゲスイ表情をしている。
答えは決まっているでしょうに」
チョークに至っては顔をやや赤らめ、眼鏡のブリッジを指で押したり下げたりして動揺している様子が伺えられる。やはり彼も男性だという事だろう。視聴者のコメントも、親近感を沸かせる内容が多い。
「ふ、分かっているね。そう、ブ●スコの部屋に突撃だ!!」
だが、現実は非常であった。
「なんでだよ!そこは、女性リポーターでしょう?!」
「だって、皆やってるじゃん。彼、良い人だぜ?」
「ちげーよ!確かにいい人だけどちがう、そうじゃない!」
チョークの反応も虚しく、ルーキーはチョークと視聴者の制止を無視しそのまま部屋へと向かって行った。
……この後の事は言うまでもない。
もちろん、女性リポーターのシーンも撮っておいた。