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コウポコ@ Mark.2
2016-08-11 23:26:14
774文字
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出来た嫁
にょたで夫婦。
少し、色があるからお気を付けて
「
……
これは、まぁ
…
濃いな」
「
…
スマン」
アカツキは困惑した表情と声を出し、自分が一日中着たYシャツを広げある一ヶ所をじっと見つめている。
そこには、付き合いで行った際クラブで働く女によって、いつの間にか付けられていた紅であった。
一息を付き、何も言わず皺がないように畳む。畳み終え、次にアカツキはハンガーに掛けられたスーツのポケットの中を探し、物が入ってないかを確認する。物が入っていたら、洗濯したとき問題の原因となるからだ。
「別に付き合いで行くのは構わん。
…
ただ、紅は付けてこないでくれ」
そう言いながら困り気味の笑みを浮かべ、アカツキは私の着付けの手伝いをする。力を入れたら砕けそうな細い腕を使い、手際よく帯を結びつける。
薬指には淡く輝きを出す小さな金剛が埋め込まれた指輪が一つ。それと同様に、私にも同じ指にはめられている。
「怒らないのだな」
「これくらいでは怒らん」
「そうか」
短い会話、一見冷めているようだが私たちにとっては大切な時間で、ただこの会話だけでも愛しい。元から永い付き合いで、夫婦はその延長にすぎないと言うものだったが、これはこれで満たされるように思える。
すると、アカツキは背中に顔を埋め抱きつくような仕草をした。
普段はあまり甘えようとしない、妻がこのように大胆になるのは珍しかった。声を掛ければ、顔を赤く染めながら指を絡め艶っぽい表情でなにかを訴えている。
「どうした?」
再度、声を掛ければ指輪をしている手を頬に添えこう答えた。
「あなたに好意を示して良いのは、私だけで十分だ
…
」
どうやら、可愛い嫉妬のようだ。このような嫉妬なら思う存分に受けよう、そう言葉にしながらアカツキの腰に手を添え、引き寄せる。女らしい悲鳴を聞きながら、薄桜色の着物をゆっくりとはだけさせ、鎖骨に首、唇に口づけを落とした。
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