コウポコ@ Mark.2
2016-07-21 22:42:15
1054文字
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葛葉ライドウとクトゥルフとアカツキ

ダメだね、チミは(煽り)
モコイが可愛い件について


帝都の道は人々によって賑やかで活気が溢れていた。その帝都の中で、多くの足音で掻き消された音があった。
チクタク、チクタクと規則正しい針が指す音。そう聞こえるも、それを発する正体は行き交う者たちからは見えないでいた。次第に音は行き交う者達の興味から外れ、さも当たり前かのように気にすることはなくなった。
「ヤレヤレ、ジャパニーズはいつも忙しそうだな」
頭にゴーグルをかけ、カナリア色の肌をもった小人がケラケラと嘲笑を浮かべ、馬鹿にする態度で溢す。
「私語を慎め、もう悪魔の領域内だ」
「相変わらず、真面目ちゃんだぜ。サマナーはよぉ」
小人を肩に乗せ、濡羽色で短く切り揃え、全身が黒ずくめの格好をした若者であった。
瞬間、回りを行き交う通行人の姿が消え、辺りは暗闇に包まれ静寂が出来上がった。若者以外、誰一人も存在せず、何処からか不気味な声だけが木霊した。若者はその声を聞いてはいた、だが平然とした態度を取り胸元から一本の管を取りだす。
管から翠煙が登り次第に形を成していく。
「召喚、雷電ノ神獣マカミ」
布のように薄い身体の狼が若者の首元に巻き付く。小人はマカミの背にまたがり、何食わぬ顔を取る。マカミの方は、何やら諦めたように眼を細める。
「マカミ、灯りを」
マカミは小さく頷く。
そして、マカミの口から淡い炎が吐き出され炎はゆらゆらと小さく揺れ、宙に浮かんだ。その炎に誘われ、若者を暗闇に誘い込んだ悪魔が血のように赤い二つの眼を輝かせる。
若者は悪魔が近づいてきたと同時に、コートを脱ぎ捨て空手道の型を取り一呼吸おき、拳を突く。悪魔は嘲笑うかのように眼を細くし、不気味な笑い声をあげた。その笑い声からか、辺りの建物が震えている。
すると、何処からともなくチクタク、チクタクという音が再度聞こえ始めた。悪魔は不思議そうに眼を使い音を探る。
「チクタク、チクタク
若者が小さく呟く。
拳を再度握り直し、地面を思いっきり蹴り悪魔に近づく。悪魔は何度来ようが同じとばかりに、避けようとするが悪魔の近くに雷が落ちる。
一瞬の怯みが隙となり、拳が悪魔にめり込みズブズブと沈みこんでいき、終いには腹から背にかけて貫通した。
「チクタク、チクタク。針は零時で止まります。止まります左様なら」
マカミの背にまたがる小人がケラケラと笑い声が静かに木霊した。

帝都の昼は賑やかだ。行き交う通行人の足音が鳴り止まず、時には車や馬車馬の蹄の音が聞こえる。
混じってこんな音が聞こえるだろう、チクタク、チクタクと