【歌舞伎鑑賞】#20 初春歌舞伎公演


独立行政法人日本芸術文化振興会
令和6年 初春歌舞伎公演

新国立劇場 中劇場
2024年1月8日(火)
午後1時開演

未来へつなぐ国立劇場プロジェクト

『梶原平三誉石切』
 梶原平三景時:尾上 菊之助
 大庭三郎景親:坂東 彦三郎
 六郎太夫娘梢:中村 梅枝
 俣野五郎景久:中村 萬太郎
  梶原方大名:市村 竹松
  梶原方大名:市村 光
青貝師六郎太夫:嵐 橘三郎
 囚人剣菱吞助:片岡 亀蔵
             ほか

『芦屋道満大内鑑-葛の葉-』
女房葛の葉/葛の葉姫:中村 梅枝
 信田庄司:河原崎 権十郎
 庄司妻柵:市村 萬次郎
 安倍保名:中村 時蔵
             ほか

『勢獅子門出初台』
鳶頭 音羽の菊五郎:尾上 菊五郎
鳶頭 鶴吉:尾上 菊之助
鳶頭 亀吉:坂東 彦三郎
芸者 お梅:中村 梅枝
鳶頭 萬吉:中村 萬太郎
手古舞 おゆう/若い者 勇吉:坂東 亀三郎
手古舞 おふみ/若い者 文吉:尾上 丑之助
手古舞 おひで/若い者 新吉:尾上 眞秀
手古舞 おせい/若い者 清吉:小川 大晴
世話人 松島屋亀蔵 :片岡 亀蔵
世話人 山崎屋権十郎:河原崎 権十郎
芸者 お橘:市村 萬次郎
芸者 お時:中村 時蔵
             ほか

*・*・*

2024年最初の歌舞伎鑑賞は、
国立劇場主催の『初春歌舞伎』となりました。

新国立劇場には以前、『バレエ「ドラゴンクエスト」』で観に来たことがあるのですが、その時はオペラパレスだったので、中劇場に入るのはお初。

三等席(二階の端っこ)だったのですが、客席全体がカーブしてるので端っこでも非常に見易く、また1列目でも柵が舞台に被らなかったので良かったです。良い劇場だなと思いました。

ただ、椅子はあまりフカフカしておらず、そのためか全席にクッションが別途用意されてました😅

歌舞伎を演るには少々舞台が狭そうでしたが、廻り舞台も完備されてるので、思ったよりもいろいろと出来そうです。

何より借り劇場が見易くて安心したので、次回も三等席争奪戦頑張ろうと思いました(笑)



『梶原平三誉石切』

菊之助さんが初役で挑んだ梶原平三景時は、御本人が「理想の男」と絶賛する通り、刀だけでなく人の目利きも出来る男で、イイ男でした😁

橘三郎さんと梅枝さんの父娘も良かったなァ。
最初はどうなるんだろうと思ったけど、
めでたしめでたしで終わるので、ほっこりしました😌



『芦屋道満大内鑑-葛の葉-』

基本的に歌舞伎はイヤホンガイドを借りれば、全部説明してくれるので、予習一切しないんですけど(ヲイw)、今回は実際に蓋を開けてみたら、こちらは陰陽師・安倍晴明の出生譚を描いた演目の一場面で、狐の子と呼ばれた晴明のパパンとママン🦊のお話で、すっごく惹かれました😳✨✨✨

時蔵さんと梅枝さん親子が夫婦役で挑むこの演目。

梅枝さん演じる人間に化けた白狐が、我が子と別れる場面では親子愛を、時蔵さん演じる夫の保名が真実を知った時の反応を見た時は夫婦愛を、それぞれ感じて、家族愛についていろいろと考えさせられて、これまた、悲しくもほっこりしました。

母と子の別れを描いた場面のみの上演なので、いろいろと余韻を残して終わりますが、それが逆に妄想を掻き立てられますね。

最近また、色んな所で陰陽師・安倍晴明が話題になってますので、お好きな方はこちらの演目もご覧になっては如何でしょうか?イヤホンガイドがあれば歌舞伎の知識が無くても楽しめますので。

てか、今に始まったことじゃないのだが、
国立劇場主催公演って、結構空席が多くてなァ😅
今日も1階席後方はガラ空きで、
2階も少し空席があり、勿体ないな~と😅

上質な演目演ってると思うんですけどね


因みに、こちらの演目は梅枝さんの見せ場が多いです。

二役演ってるので早替りはもちろん、狐の仕草も見どころですが、中でも障子に書置きを残す場面では実際に筆を取って直筆で書くのですが、下から書いたり、逆文字にしたり、左手で書いてみたり、口で筆を咥えて書いてみたりとにかく芸が凄い(しかも字がキレイ✨)

梅枝さんの熱演と共に、視覚的にも見応えのある演目です😳


そして個人的には、時蔵さんの保名が、これまた良かった。

てか以前、歌舞伎座で見た『鎌倉三代記』の三浦之助が忘れられなくてなァ🤤💕
また時蔵さんの立役が観れてありがたや~でした🙏🤤💕

時蔵さんの立役って、女の人が男役やってるような(それって宝塚⁉🤔)、品の良さと美しさとセクシィーさがあるよなァと。
男役だから地で演ろうって感じは全く無くて、自身と役の間に「女性」の存在を感じるのよ。

だから立役専門の役者には絶対に出せない唯一無二の魅力を感じて、これが中性的美男子の役や、今回のような陰陽師の役は上手くハマってると思うわ。

もちろん女形としても素晴らしいと思ってますよ。
昨年観た『妹背山婦女庭訓』では、時蔵さんの名演技に泣かされましたから🥲

すっぴんの時は清潔感あるイケおじだし、
あぁ、これはファンになってしまったかも⁉🤭

息子の梅枝さんと萬太郎さんも素敵だし、
益々この一家からは目が離せなくなりました👍✨


『勢獅子門出初台』

役者総出で舞踊劇。もちろん目が足りない(笑)

踊りといえば萬太郎さん!
でも菊之助さんも観たい!
梅枝さんも観たい!
時蔵さんも気になる!

ぬぉぉぉん!

って感じでした。幕が開いた瞬間は(笑)

今回は各御子息も登場。
8歳、10歳、11歳の組合せ。

やはり子供時代の2歳差は大きいなァと思いました。
8歳だと、まだ可愛いって感じ😌
逆に10歳超えると割と大きくて、ちびっこって感じではないよね。

中でも丑之助くんは、やはり頭一つ抜けてる感がある。
爪の先まで神経尖らせて踊ってる感がありました。あっぱれ。


あと、梅枝さんは何気に振り返ると、
3作品出ずっぱりでしたね😅💦
お疲れ様でした💦



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