ダベミ
2018-03-28 21:16:26
2913文字
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あはれ!名作くん 第xx話『賽銭が溶けるほど恋したい』

名作くんリスペクトSS
二期の推しである神社の巫女とターさんネタです。多分

ボルト「『あはれ!名作くん』には恋愛要素が少なすぎるまんねん」

名作「突然なんだなんだその始まり方!またすっごいメタメタしいと言うか、言っていいのそれ?これ一応小学生の話なんですけど?」

ボルト「だが実際そうは思わないか名作、あったところで精々、ノキオがジュリエッ子さんに告白したくらいだろう」

名作「ああ、あったねそんなこと……」遠い目

ノキオ「甘酸っぱい青春、だぜ……

むすび「そう言えばこの間、とんでもなく恋愛要素に発展しそうな愚痴を聞いたです」

ボルト「何?本当か!」

名作「でも愚痴なの?」




むすび(この前、呪われた人形を始末しに神社に行ったら……)

しゃんっ

巫女「はー、やってらんなーい。大体、正月しか人来ないし賽銭入らないし甘酒余っちゃうし」

巫女「今年は亀年になったから、亀コラボグッズも作ったけど全然売れないし」

しゃんしゃん

巫女「なんか売れそうだからこの木に紙がいっぱい付いてるしゃんしゃんしてるけど全然なーんにも起きないしー」

巫女「はぁー……どっかいないかなー、金持ってる男いないかなー」

巫女「もう金持ってればどんな男でもいいです」

巫女「宇宙人でも超能力者でもなんなら涼宮ハルヒでもいいわぁー」

巫女「恋したいなー、マジで恋する5秒前だなぁー」





むすび「って」

名作「よしちょっと待ったむすび」

むすび「なんですか!恋に発展しそうですぅ!」

ボルト「呪われた人形なんて持ってたのか、お前」

むすび「呪われたって言うかちょっと前髪が伸びるだけの人形ですよ」

名作「それは呪われてる!」

ノキオ「おい……それはオレとどっちが前髪が伸びるんだ?」

名作「ノキオは何と争ってるの!?って言うかノキオの前髪伸びるの?いいの?その設定はいいの!?」

ボルト「だが、確かに恋に発展しそうまんねん……

スウィーツ「ねーねー、みんなして何の話してんの?」

名作「え?ああ、ちょっとね」

スウィーツ「そんなことより、秘密基地行こうよ!毎回へんな人に使われてるし、そろそろ見に行かないとまたヤられると思うんだよねぇ」

ノキオ「ああ、エラ=ソーヤに乗っ取られそうになったり、うるさいおじさんに乗っ取られたりしてるからな」

名作「そうだね。ボルトごめん、さっきの話は後にしよう?まずは秘密基地を見に行かないと」

ボルト「うりゃあぁぁぁぁああぁああ!!」だだだだだ

スウィーツ「ボルト!?そんなに秘密基地行きたかったのー!?」



◇で、秘密基地


ターさん「ぁ……ぁぁ……

スウィーツ「久しぶりに来てみたら」

ノキオ「既にいたな」

むすび「しかも前よりテンション下がってます」

名作「なんで!?おじさんなんで!?」

ターさん「ぁ……ああ、子供達……

スウィーツ「おじさん、また会社から逃げ出したの?」

ターさん「はっはっは、確かに会社に行きたくないのは事実だ。だがね」

名作「その話長くなります?」

むすび「来るだけバカらしかったです。帰りましょう、名作くん」

ターさん「あああ待て待てぇい!話だけでも聞いて行きなさい!」

スウィーツ「それ前も言ってて話こんがらがってなかったっけ」

ターさん「こほん。……子供達、君達に送られたあと、私は新しい仕事に就いた。新鮮な環境、穏やかなひととき、そして見る見る上がる業績」

むすび「腹立つです」

ノキオ「仕事だけは出来るみたいだからな、この人」

ターさん「だが私は気付いてしまった」

名作「はい!?なにに?!」

ターさん「私には……連勤が合っていない」

名作「またかよ!!」

ターさん「だから上司に『一週間働いたら一週間休みたい』と申請して」

名作「そんなわがままが通るわけ無いでしょ」

ターさん「今は一週間の休暇期間なんだ!」

名作「通ったん!?そのわがまま!?」

ターさん「アーーーアアアーーーー!!!」咆哮

ノキオ「うるっせぇ!!」

スウィーツ「もも、ももも!おじさんがまたここにいたいってことだけはよく分かったよぉ」

ボルト「つまりここにいるのは弁が立って仕事が出来て金を持っている男と言うことか」

名作「……ん?ああ、まあそう言うことに……

むすび「と言うことは」

ボルト「おもしろそうなことを思いついたぞ」

名作「なるべく黙っといてほしいけど、なに?」





ターさん「お見……合い……?」

名作「そうなんです。実はかくかくしかじかで……

ターさん「あやあやねるねる……そうか、巫女さんを幸せにしたいと言うわけか」

スウィーツ「そうだったんだね!」

名作「そっか、スウィーツ最初から話聞いてなかったからそうなるか……

むすび「と言っても僕達、巫女さんとそんなに接点ないですけどね」

ボルト「ただただ興味本意まんねん」

名作「それ今言う?」

ノキオ「そう言うわけで来てほしいんです、うるせえけど」

名作「いや一言多いな」

スウィーツ「おじさんが幸せになるんなら、みんなで応援するよ!ね!」

むすび「ん?あ、え……う、うん?」

名作「なんで突然やる気失ったん?」

ターさん「はは、気持ちは嬉しいし、その巫女さんの力にはなりたいんだが、あいにく私には独りの暮らしの方が向いt」

がしっ
ういーん

名作「え?」

ノキオ「覚えてるか?オレはマッハ5で飛ぶことが出来るんだぜ?」

どひゅん

名作「うわぁー!?ノキオとおじさん!?」

むすび「始めからこうすればよかったです」

ボルト「とにかく後を追いかけるぞ!」

スウィーツ「あれ?秘密基地には寄っていかないのー?」


◇で、神社


名作「かくかくしかじかで」

巫女「みりみりあさあさ……えー、そんなことしてくれたんですかー?」

巫女「めんど……でも金のある男は好きでーす。一回顔見るくらいならいいかなー」

名作「じ、じゃあ……連れてきて!」

ノキオ「オッケー!」ずるずる

ターさん「ぁ……ああぁ…………

名作「ってなんか燃え尽きてない!?」

ノキオ「オレのスピードには、人類では耐えられなかったようだな」

名作「マッハ5ー!!!」

巫女「大丈夫ですかー?」

ターさん「ああ、すみません、これは……

はっ

巫女「……!」

ターさん「はっ……!」

名作「ん?ふたりとも、お互いの顔を見合わせて止まってるけどどうしたんだろう」

ボルト「もしかして……神経痛か?」

名作「このタイミングでなるかぁ!」

ノキオ「オレには分かるぜ、あれは一目惚れってやつだ」

スウィーツ「目と目が合った瞬間、お互いのことが好きだって思っちゃうあれだよね」

名作「そしてスウィーツがまともなことを言っている」

むすび「地味に怖いです……

巫女「……

ターさん「……

すくっ

名作「ま、まさか……


巫女「ないわー」
ターさん「ムリィーーーーー!!」


名作「初見で!!?」