ひろっぷ
2021-07-25 12:34:06
4654文字
Public
 

俺はお前らの玩具じゃないんだが!?①

長谷部を源氏でサンドしたいという欲望が溢れ出ました。


はじめに。


・弊本丸個体差
・源氏兄弟が長谷部好き
・ほとんど会話文構成
・snsからの引用まとめ
・鶴へし要素(一個)




↓↓↓









【兄者力】

「へっしーくん、君何日寝てないんだい?目の下真っ黒だよ」
……放っておいてくれ」
「そうはいかん。主も君の事を心配していたのだぞ。これ以上に迷惑をかけるつもりか?」
………。じゃあ、じゃあどうすればいいんだ
「長谷部
「眠る事が出来ない。集中も出来ない。はは。ないない尽くしだ」
「そんなの簡単だよ」
「!?おい、何をする、」
「君は十分頑張ってる。それは僕らが見てきてるから。だから今は眠れなくても少し休もう?」
「そうだな。長谷部が珍しく休んでくれないと主も困っていたからな。よし、布団を用意したぞ兄者」
「待て、俺は休むなんて一言も」
「気絶させられるのと自ら休むの、どっちがいい?」
「!!なっ
(出たな兄者の強制力)
「ね?」
「や、休む」
「はいはい。おやすみ〜」
いや、出ていってくれて構わんぞ。お前達はやる事があるだろう」
「まぁまぁ。気にするな」
「童ではな、いあやすな
「僕が好きでやってるから気にしないでおくれ」
………いらん
寝たな」
「は〜。へっしーくんにも困ったものだねぇ。ふぁあ」
「我らも一眠りするか?」
「そうだねぇ。この時間は昼寝日和だ

「くそ。起こしてくれてもよかったんじゃないか!?」
「顔色を良くしておいて何を言うか」
「お腹空いた〜ご飯ご飯〜ほらへしくん〜」
「うわっ待て!行くから引っ張るな!」







【弟化計画】

……へっしーくん」
「ん。真剣な顔をしてどうした」
「弟になる気はない?」
「は?」
「兄者!?」
「僕はね、膝丸が充分頼れる弟だから特に望まなかったんだけど、最近夢に見るんだ。弟がたくさんいる夢」
「それは膝丸が沢山いるだけでは?」
(兄者が俺の名を!)
「そうなんだけどそうじゃないんだよ。弟丸が沢山いてもきっと喧嘩するだろうから、この本丸の子を弟にすればいいのではってね」
「突っ込みたい所が多いんだが。それ以前に膝丸、お前も嫌なら嫌と言え」
「うん?いや、君が弟になるなら別に構わん」
「は?」
「寧ろ歓迎だ。俺にも弟ができるという事だからな!」
「だよねぇ。ほら、弟も良いって言ってるからさ。弟になってくれるかな〜?」
「結構だ。そんな軽いのりで契りを交わせるとでも?」
「堅いなぁ」
「もっと兄力を磨かねばならぬのではないか?」
「むむ。そうだね!」

……………これは夢だな!」







【おじいちゃん】

「むんん
「どうした」
「字が小さくてな。眼鏡で辛うじて見えるからこうしているのだが
………老眼か」
「ん?そんな事を言った口はここか?」
「いひゃい!やめほ!!」

(へしくんと弟が一緒だとやっぱり面白いなぁ)









【家族が増えました】※現パロ

両親が事故で死んだ、というのはまぁ仕方ないので。と言うと皆心が死んでいるだの囁いて近づかなくなる。
が当の俺は実際そうだったので何とも言えず、周りの親族は誰が引き取るかで揉めていた。
正直どこへ行っても疎まれるだけだから、孤児院なりどこなりに預けて貰った方がましだ。

とそう伝えようとした背後から、背の高い男2人が俺の肩を掴んでいた。1人は柔らかく、もう1人は凛々しく親族を見て。

もちろん今までの親族の集まりで見覚えはない。そもそも、どこも両親に似た部分を感じられないのでおそらく赤の他人だろう。見上げるだけの俺を他所に男2人は親族に言葉を投げた。

「誰も引き取らないなら僕らが預かってもいいかな?諸事情で人が欲しくて」

柔らかな笑みを浮かべる男のその言葉を聞いた親族達ははっとしたように反論する。誰とも知らない奴に預けられない、と。だがもう1人の男がそれを聞いて鼻で笑った。

「預かる気もないくせに、か?ならば『鶴丸』この名を出せば良かったのだったな?」

鶴丸。聞いた事があるようなないような。子供の俺には余り関係のない話なのだろう。
しかし親族達は青い顔をしてざわついている。正直見ていて気分は良い。いつのまにか2人に握られていた手をそっと握り返していた。

それからというもの、とんとん拍子に話が進み、男2人の養子という形で引き取られる事になった。親族の家以外ならどこでもいい。そう思って拒む理由は見当たらなかった。
彼らの家に向かう車内で会話がぽつぽつと紡がれていく。後部座席に俺と白い人、運転は緑の人。

「挨拶が遅れたね。僕は源友鬼」
「俺は弟の碧だ。よろしくな」
「よろ、しく。あの、ありがとう」
「おや、理由も分からないのにお礼なんて。本当に人攫いだったらどうするんだい?」
「えっ」
「兄者

白い人が兄らしい。というか兄者なんて呼び方変わってるな。
聞けば彼らは俺の学校の同級生、光忠の家系の繋がりらしく、俺の両親の知らせを聞いた光忠が助けを呼んだということが分かった。落ち着いたらあいつに連絡しないとな。

「君の名前は?知ってるけど、君の口から聞きたいな」
「長谷川国重、です」
「敬語はいらんぞ。なぁ兄者」
「うんうん。僕らもう家族だもんねぇ」
「わ、かった」

そうだ。今日からもう彼らと同じ屋根の下なんだ。さっきまで他人だったのに。上手くできるだろうか、いい子でいられるだろうか。

「いい子でいる必要はないよ。ありのままの君でいて欲しい。というか、みっちゃんくんから色々聞いてるし、ね」

不安が彼らに伝わったのか、友鬼の手が俺の頭を撫でた。大丈夫だと。大きな手だなぁと少しずれた感覚を持ちながら。

拝啓、昔の俺へ。
俺は、今日から不思議な彼らの家族になるぞ。








【不器用たち】

「膝丸、もう少しで帰還するのは分かっているのだから飯を食え。朝から食べてないだろう」
「兄者が帰って来たら食べる。君は先に食べていてくれ」
……はぁ」
「?長谷部、だから先に」
「そんなお前を放って飯が食えるか」
「!」
「話し相手にはなれる。そうだな髭切の昔話でも聞かせろ」
「君は。あぁ、もちろんさ。昔の兄者はなぁ

「ふふ。二振共不器用だからなぁ」
「いいじゃないか。燭台切、彼らの分をよそっておこう」
「そうだね!」

「主の重宝、髭切。ただいま帰還したよ」
「おかえり兄者。無事な姿見を見られて何よりだ。装束も立派になられて」
「ありゃ弟。泣くのはおよし」
「感動の再会は結構なんだが、先に主の元へ行け。同じ部屋なのだから後でじっくり話せるだろう」
「うんうんもちろんさ。弟の暇つぶしに付き合ってくれたみたいでありがとうね、へしくん」
……ふん。なんの事だかな」
「ではまた後でな兄者。待ってくれ長谷部!共に夕餉を
……ふふ」







【不器用たち②】

………
「あれ、へしくん。どうしたんだい」
「揃いも揃って出待ちするな。気持ちは分かるが」
「前は弟が待ってくれていたのだから僕も待たなきゃ。帰ってきて、初めての顔は僕でありたいし」
「さすがは兄弟
「じゃあ、今度は僕が弟の話をしないとかな」
はは。分かってるじゃないか」

「主の重宝、膝丸。只今戻った」
「おかえり弟〜。長旅ご苦労様」
「兄者もしや待っていてくださったのか」
「さすが兄弟だなと関心したぞ。無事で何よりだ」
「長谷部。兄者に付き添ってくれたのか。ありがとう」
「構わん。これから主の助けになるならそれが礼となるからな」
「勿論。我らが修行先で何を見てきたか、武勲で示してみせよう」
「へしくんお腹空いたよ〜弟も御飯食べに行こう」
やれやれ」









【聖○太子】

「ねぇねぇへしくん、あれ主へのお土産にどうだい」
「待て兄者。土産ならこちらの方が
お前ら両方からいっぺんに喋るな。聞き取れんだろうが」

((順番には聞いてくれるんだな))








【なんとかの型】

「ねぇねぇ、このテレビの子さ、刀から炎出してるじゃない?僕らも出せるのかな?」
「いや無理だろう。出せるならもう誰か真似てるのでは」
「う〜んあ、でもへっしーくんって」
…………あぁ、出してるな。色は違うが」
………!へしくん〜へ〜しく〜ん」
「やめてくれ兄者!兄者ぁ!」

………

「なるほどそれでか。四六時中出てる訳じゃないぞ」
「うんうん」
「俺が握るとああなるだけで」
「うんうん!」
……これはどうすればいいんだ」
「すまない。一度見せてやってくれ









【もんぺ兄者】
※鶴へし要素あり

………
「どうした髭切。俺の顔変かい?」
「普通だよ。いやねぇ、君とへしくんお付き合いしてるんだったよね」
「おう」
「泣かせたりしてないかなって」
「ないぞ。付き合う前は覚えていないがぁおっと!?何するんだ髭切!抜刀するなよ!」
「覚えてないって?」
「は!?」
「虐める方は皆そう言うって主も言ってたんだよね。君は好きな子の泣き顔すら忘れたっていうのかい」
「待て待て髭切!そもそも、もしそうだったなら君とここで茶を飲んでいないだろ!」
………
………
それもそうだ!」
「っはー

(鬼を狩る目をしていた。あれは違う一言だと俺は折れる!)








【言い方の問題】

「おお、見てみろ髭切。パレードやってるぞ。何かの式典か。現世に来ていい物が見れたな」
「ぱれえど?百鬼夜行じゃないの?」
「は?」
「列を為して歩くのだろう?」
「そうだな」
「百鬼夜行じゃないか」
「いやあんな魑魅魍魎なものじゃないだろう!見ろ!皆楽しそうだろうが!」
「え〜百鬼夜行も楽しかったよ?」
「おまお前はそうだろうな!」
「?うん」









【だってはせくん】

いつからか長谷部はとある二振と絡むようになった。きっかけはなんだったか確かなものはなく、自然にかつなんとなく。
原因の一振である膝丸は長谷部自身近侍として交代する機会が多く、こればかりはなるべくしてなった関係性だろうと納得はできる。
だが問題はもう一振だ。

「はせくん、その団子貰ってもいいかい」

膝丸の兄である髭切。彼は弟に便乗するようにしてそばにいるようになり、膝丸がいない時にも長谷部の隣を陣取るのだ。

……
「ありゃ。食べたかった?」
「いい。食べろ」
「やった。ありがとう」

長谷部自身、真面目故か怠慢を働いている刀にはよく声をあげている。そしてその候補に髭切も入るはずなのだが、如何彼は長谷部の前ではほとんどしない。
冗談や悪戯こそするものの、怠けるといったことはまだ見たことがない。第一印象よりは劇的な変化だろうと長谷部は思う。
しかし問題はそこではなく、髭切が長谷部に構うのは何故かという話であった。

「だってへしべくん、喋ると面白いんだもの」

この時長谷部はどんな顔をしていただろうか。呆気に取られていたかもしれないし、それこそ珍しく怒鳴ったかもしれない。

「正直に聞いた俺が馬鹿だった!!」

後に続いたのは鳥が羽ばたく音だけである。