ひろっぷ
2021-02-21 14:23:39
2852文字
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【腐】刀の小話まとめ -伍-

分けにくい物もまとめて。髭膝、鶴へしごっちゃり。







【ブラコン切】

「膝丸!膝丸〜!」
「ん……。ん?ん!?」
「呼ばれてるのはお前だぞ膝丸」
「兄者ぁ!腹でも壊したか!?」
「開口一番失礼な言葉を投げている」
「む!本当だよ失礼な!お前にも修行の許可がおりたんだよ!」
「おお、そうであったか。態々申し訳ない」
「しかし珍しいな髭切。お前の方が情報を得るのが早いとは」
「?だって弟のだよ。知ってなきゃ」
「あ、そう……








【聖徳〇子】

「ねぇねぇへしくん、あれ主へのお土産にどうだい」
「待て兄者。土産ならこちらの方が
貴様ら両方からいっぺんに喋るな。聞き取れんだろうが」
((順番には聞いてくれるんだな))








【ガチ勢】

「主を愚弄する者は誰一人として許さん早く死ね!」
「おーおー今日のへしくんはいつもより短気だねぇ。何かあったのかい?」
「あぁいやいつもの事なのだがな。政府に定期報告に向かった所たまたま上の者からお小言を貰って、その時主にお供していたのが長谷部だったものだから」
「へ〜でもそれって僕らでも同じ事してるよね」
………
「主を馬鹿にしたんだろう?」
………
「どうどうどう膝丸〜無駄な抜刀は厳禁だよ〜」








【厨ハンター】

「さぁ長谷部くん、膝丸さん。今年も観念して手伝って貰うからね」
………
「見ろ膝丸が泣いてるじゃないか光忠。格好悪いぞ」
「ぐっ。そう言われて諦めるほど僕は弱くないからね!」
「む。駄目だったか」
「駄目だったな」
「もう君達は!!最近は男士の刃数も増えてきたんだし、刀手は多いに越した事はないんだから」
「分かった、分かったから毎度簀巻にするのはやめてくれないか」
「だって逃げるじゃないか」
「俺など兄者に嵌められたぞ」
「惨い








【なんとかの呼吸】

「ねぇねぇ、このテレビの子さ、刀から炎出してるじゃない?僕らも出せるのかな?」
「いや無理だろう。出せるならもう誰か真似てるのでは」
「う〜んあ、でもへっしーくんって」
…………あぁ、出してるな。炎ではないが」
………!へしくん〜へ〜しく〜ん」
「やめてくれ兄者!兄者ぁ!」
………
「なるほどそれでか。四六時中出てる訳じゃないぞ」
「うんうん」
「俺が握るとああなるだけで」
「うんうん!」
……これはどうすればいいんだ」
「すまない。一度見せてやってくれ








【ヨイショ】
※鶴へし、髭膝

「お、おいもういいだろう。降ろしてくれ」
「まだいいじゃないか。もう少し堪能させてくれよ」
(なんだ?何の話をしている?)
「お前はいいだろうが俺が居た堪れん。どこにこんな力があるんだ
「君のためならこれぐらい、ってな!そ〜れお姫様のお通りだぞ〜」
「なっ!?馬鹿!やめろ!!」
(またいつものむ?本当にどこにあんな力があるというのだ彼奴は。神輿のようだな)
「弟?お前もあれしたいのかい?」
「い、いやそうではないがわっ!?兄者!?」
「ふふ。僕とそんなに違わないはずなのに軽く感じるね。お前だからかな」
「〜っ!貴方という刀は!」
「?」









【兄だって怒る】

「膝丸
「ひっ!?お、おお俺は急用を思い出したので失礼する!」
「!?あ、おい膝丸!行ってしまった。髭切が珍しく名を呼んだというのに
「どうかしたかな」
「いや、あの」
「所で膝丸は本当に用事があったのかな」
「ええと」
「内番を忘れていたのかな」
「あのだな」
……何処だと思う?」
「へし切俺の二振目がいる離れの倉庫じゃないか?」
「ありがとう。邪魔したね、ゆっくりしておくれよ」
…………合掌しておくか」








【兄だって怒る②】

「僕は『代わりに出るからゆっくりしておいで』と言ったと思うのだけど、出る前の僕は違う事を言っていたのかな?」
「い、いや、そういう訳では」
「何を言っているのかな。僕ははいかいいえで尋ねているのだけど」
「あ、うい、いいえ」
「そうだね。で、お前はどうしてここで動いているのかな」
「き、気になる事があるからと、近侍部屋に、向かおうと」
「そう」
……あに、兄者
………信用しておくれ、僕を。ここの仲間を」
「!?そんな事はない!!ぐ、」
「言わんこっちゃない。だってそうだろう。お前の行動は僕の言葉が届いていないようにみえる。休んでくれと僕は言ったんだよ」
………。すまない。すまない」
「よろしい。じゃあ今から僕がして欲しい事も分かるよね?」
「はい」
「うんうん。出陣帰りのままでごめんよ。僕は湯浴みをすませてくるから」

「ヒュ〜久しぶりに見たぜ髭切の説教」
「久しぶりにってお前怒られたのか?」
「俺じゃないぞ。昔の奴らだな。とつとつと正論を並べられて留めにあいつの気持ちを置いたんだ。一種の拷問だ。見てても気分が良いもんじゃない」
「膝丸はその地雷を踏んだ、と。はぁ








【膝枕ダブルデート】
※髭膝、鶴へし

「はせべ〜鶴さんと遊ぼうぜ〜な〜あ〜」
「喧しい。俺が今やっている事が見えないのか。重いからどいてくれ」
「嫌だ〜構ってくれるまで離れんからな〜」
………はぁ」
「君も大変だな。長谷部、ここに判をくれ」
「あぁ。いやお前もお前だろう」
「?何がだ」
「むにゃもうおかわりないのかい弟〜
「あぁ。兄者は仕事中は静かだからな。これぐらいなら問題ない」
「ここから去るという選択肢はないんだな。ええい煩いぞ鶴丸!お前も寝たらどうだ!」
「!いいのかい!?じゃあ邪魔するぜ」
「!?誰も膝を貸すとは言ってな!」
………
「寝ただと」
「ははは。静かになったならいいのではないか?しばらくは我慢するということで一つ」
………くそ







【バレンタインデー】
※髭膝

……はぁ」
「どうした。それは渡さんのか」
「長谷部。あぁ、まぁ渡すつもりなのだが」
「あの兄なら喜んで食べるだろう。何を心配している?」
「その、兄者は食べることが好きだろう」
「あぁ」
「ほぼなんでもいいぐらいまで」
「そう、だな」
「バレンタインという行事を知っているのだろうかと」
……言わんとしていることは分かった。大方作った事を言わずに渡したら気づかれないと?」
「そうだ」
「態々言うつもりもないと?」
「言いたくはないだろう、普通」
「俺も言わないが言う奴はいると思うぞ。それか『余ったから』とか言って渡せば」
「余り物
「余り物を僕にくれるのかい?」
「!」
「あ、兄者!?ちが、これはきちんと作ったものであ」
「はは。言えたならもういいだろう、ほら」
「う、うむ。兄者のために作ったのだ。食べてくださらぬか」
「もちろんだよ〜!ありがとう膝丸」
……!!」