ひろっぷ
2020-05-17 01:23:15
1486文字
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【刀】真面目こんびの小噺+α【膝とへし】

真面目こんびが好きです。なんでも許せる方向け。not腐向。



●二振、湯船にて●

………ふぅ」
「邪魔をするぞ長谷部」
「ん?あぁ膝丸か。ご苦労だったな」
「君もな。この時間になると浴場は静かだな」
「賑やかな時に入るのも嫌いではないが落ち着けないからな。俺はこういう静かな時を狙って来る事が多い」
……君は、一振を好むのか?」
「そういう訳じゃない」
「しかし言っている事はそうともとれる」
「そうか?お前と話が出来るこの場は嫌いじゃないが」
「ううむ。言葉にするのが難しい」
鶴丸に言われた事だが、俺はどうも気分の切り替わりというのが極端らしくてな」
「気分?」
「他の刀といたい時に急に一振になりたがったりする、その逆、とかな」
………ふむ」
「それはつまり、その時共にいた刀を不快にさせてしまう可能性があるという事だと。だが今までそれがないのは単に相手が懐深い刀だったのと鶴丸の場合が多かっただけで」
「治るものでもあるまい。人の身の心というものは目に見えず、不変であり常に流動しているのだと主に聞いた」
「なるほど。そんなものか」
「あぁ。そんなものだ。相手を不快にさせたと思ったなら謝罪すればいい。お互いに難しいかもしれんがな」
……そうか。軽く考えるべきかもしれないな
「そうだ。ほら、風呂上がりの牛乳とやらを飲もう!美味いと主が絶賛していたのだ」
「ほう。それは楽しみだ」






【作れと言われれば、いくつでも】

「はふ……ん〜美味しい!」
「んぐんぐ。長谷部!おかわり!」
「待て。今茹で終わるから」
「長谷部!麺が足りん!そちらにあるか!?」
「はぁ!?誰だ胃袋ブラックホールの奴は!」
「弟〜おかわり〜」
「はせべ〜」
………こいつらか!」
「すまない兄者はよく食べるのだ

「久しぶりの非番だから気になって様子見に来たけど凄い事になってる
「いつもの食堂というよりどこぞのラーメン屋みたいだな」
「やっぱり長谷部くんと膝丸さん厨多めにしてくれない?」
「本人に言って」






【ファーストコンタクト】

「君達二振の第一印象ってどんな感じだったの?」
「印象?」
「印象。そうだな、堅物そうだなと思った。兄弟しか興味がないものだと」
「君そんな風に思っていたのか。俺はそうさな真面目なのは今と変わらずだが、他者を寄せ付けないようには感じた」
「それ、言い方変えただけで内容はほとんど一緒に聞こえるんだけど」
「そうか?」
「気のせいだろう」
「ほら!そういうところが!」







【意外なズボラ性】

「お前最近へっしーくんとよくいるよね。僕としてはお前に友が増えるのは喜ばしいけれど」
「む。そのように見えるか。そんなつもりはなかったのだが」
「いやいや咎めてる訳じゃないよ。ただ不思議だなぁと思って。真面目な所が似てるからかな」
「確かに長谷部は真面目だが、それ以外だと割とそうでもないぞ。戦装束以外だと服の見た目はどうでもいいだとか」
「うんうん」
「食事は美味ければ割となんでもいいだとか」
……うんうん」
「正直になっていいんだぞ兄者」
「結構ずぼらなんだねぇ彼」
「だから言っただろう」






【ゆたんぽ長谷部】

寒い」
「ん?お、おいお前。やめろ俺は湯たんぽではないと言っている!」
「少しの間だけでいい
「髭切の方が暖かいだろう!離せ!おい膝ま
………
「嘘だろう

「ただいま〜っておや。……
「黙って写真を撮るな」
「そう言いつつ弟のために動かない君は優しいねぇ」
「ぐっ