ひろっぷ
2019-05-26 01:04:13
1987文字
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刀と審神者のあれこれ-参-

ほぼ会話文※創作審神者♂
源氏兄弟と馬鹿やってるのしかない。




【お題から:なんだこのイケメン】

「主、身体が冷えてしまうよ。そろそろ部屋に戻らないと」
「う〜ん……もう少し」
「そう言って随分経つがいつになったら戻るのだ
そうだ、ねぇ主」
「む?どうした兄者」
「?」
「ご自愛めされよ。その身は主のものなれど、我ら刀を有している事をお忘れなさるな」
「!?」
「兄者!!?」

「なんちゃって!」
「な……
(なんだこのイケメン!)





【刀は中々曲がらない】

「主。光忠から差し入れだそうだ」
「うん、ありがとう。一区切りつきそうだからそこに置いてて」
……
「どうした?」
「いや。本来俺も止めねばならなかったというに、申し訳ない事をしたなと」
「なんだそんな事か。俺も一緒に乗ったんだし、三人悪かったんだよ。それじゃ駄目か?」
………むぅ」
(あ、妥協した顔だ)





【兄と弟と審神者と】

「昔のお前はすごく泣き虫だったのを思い出したよ。人というものは中々便利なものだね」
「あ、兄者その話は止してくれ穴があったら入りたい」
「どうして。こうして会えたからこそ思い出して語り合いたいじゃないか。刀のままでは喋る事も出来なかったろう」
「それはそうだが
「お前と離れてしまう時に何も出来なかったし」
「兄者?」
「人と人の争いに斬って斬られて」
「っ……兄者!!」
「!」
「落ち着かれよ。俺はここにいる。今は共に」
あぁ、そうだね。本当に、主には感謝しないと」
「うむ」
「その主は今どこにいるのだろう」
「俺の後ろにいるぞ」
「ありゃ。寝ているのかい」
「書類が多かったらしくてな。布団で寝ろと言っても聞かなんだ」
「まるで猫だね。挟んだら暖かいかな?」
「そうしよう」
…………
「んぇ?なんだこのギュウギュウ……
「ふふ」
「暖かい?」
「うん。………
「おや、また寝たね」
「さすがに寝すぎでは……





【狂犬二振】

(うわぁ手が!手が獲物に!まずいまずい)

…………
…………
「耐えろ耐えてくれ……頼む……
「主、こんな者達が主の上に立っているというのか」
「仕方ないだろ。これ逆らったらお前たちとも別れなきゃならないんだから」
「そうは言ってもね主。聞いてる限り君に何の称賛もないのだけれど」
「挙句我ら源氏の刀を回収?笑わせる」
「鍛刀したのは主だと言うのに。ねぇ?」
「あー待って。ここでは絶対にやめてくれ。戦場に出たら思う存分やって構わないから」
……二言はないな?主」
「そんな顔されちゃ冷静になるしかないねぇ」
「そうしてくれ。……はぁ」
後でならいいかな?」
「だからやめろ!!」




【Wパンチ】

「馬鹿だな」
「馬鹿だね」
「うっ。二振り揃って言わなくてもいいじゃないか」
「しかし事実だ」
「まだ完治してないのに走るからだよ。慢心慢心」
「ぐぅ………膝丸だけならまだしもだったけど髭切まで!」
「煩わしく思うなら無茶はしないでくれ」
「うんうん」




【いないと落ち着かなくてさぁ】

……ぐぅ」
……。あのさぁ髭切」
「なんだい?」
「膝丸が寒がりなのは分かる。兄弟としてお前も寒がりなのも分かる」
「うん」
「二人部屋あるだろ」
「あるね」
「俺一緒に寝る必要ある?」
「暖かいだろう?」
「いや暖かいけど。お前達で固まって寝たらいいじゃん」
「でもそうすると主が一人になるでしょう?」
「そうだなぁ」
「それはいけないんだ」
「なんで?」
「凍え死んでしまってはいけないからね!」
「そこまで寒い訳じゃないしそうだとしたらこの設備を疑う」
「もう。とにかく!」
「!」
「僕らは好きで君と一緒にいたいってことさ。駄目かい?」
「駄目じゃ……ないけど
「じゃあ大丈夫だね!おやすみ〜」
「お、おやすみ……?」
「Zzz」





【ピタっと】

「あ〜つ〜い〜」
「兄者がここまでとは」
「仕方ない。ほら髭切、デコ出してくれ」
「でこ?」
「額」
「はい。……!?うわっ!」
「?何を貼ったのだ主」
「冷却シート。貼るとひんやりするんだ。どうだ髭切」
「おぉ〜冷たい〜いいねぇ」
……
「ほら、膝丸も」
「お、俺もか」
「額出すの嫌だったらやめておくけど」
「お前もやりなよヒエ丸」
「膝丸だ兄者!ではお願いする!」
「よし」
……!!うおお」
「ふふ。変な声」




【まるで参観日】

(演練というものを始めてやってみたものの)

「シャアッ!!」
「その首、もらった!!」

(相手もこっちに合わせてくるのかと思ってたら……あれ?)

「主、終わったぞ!見ていてくれたか!」
「なんだか拍子抜けしちゃった」

(お、俺に視線集中するからやめろ!)