※シェラン見た目は→<a href="
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チャイムがなる。校舎中に響くように作られたそれは、生徒達を安堵させ方々に教師ともども散らせていく。ぼうとそれを見つめ教室に1人になった自分に気付いた時には、窓から夕日が見えていたぐらいだった。
「何してんだ」
「
………」
内心人がいたことに驚きながらも、自分が1人きりではないことを思い出し少し笑う。訝しげに見てくる相手だったがそれはほんの一瞬で、こちらの荷物を持って教室の入り口まで歩いていく。
(こんなのだったっけ)
(あいつは、俺は)
歩こうとした足が止まる。付いてこないと気付いた相手が立ち止まり、こちらを見るが顔には靄がかかっていた。
(誰だっけ。でも、知ってるはずなんだ)
(あれ。待てよ。俺たち、こんなとこになんて)
いない。先の相手をもう一度見ると苦笑いしているのが分かる。
「ようやっとかよ。ほら、目ぇ覚ませ」
景色全体が霧に包まれ身体が浮く感覚と共に、夢だと理解して少し惜しいなと思った。
「
………」
「よ。起きたか」
いつものクリサンセマムの寝床。はっきりと覚えている夢の中で、シェランとユウゴは勉強をしていた。街のあちこちを走り回った。いつも通りの喧嘩もした。けれど今と違う『いつも通り』。惜しいと思った。もっと過ごして見たいと思った。
そしてそれをユウゴも覚えているようで。
「あんな世界もあるんだな」
「!ユウゴも見たのか」
「感応現象の1つなんじゃないか。全く
…夢の中でまでも関心するぜ」
「俺の意志じゃないし」
悪態の応酬をひと通り、しかしお互いあの夢の光景を思い出ししばらくの無言になった。
「戦わなかった俺たちって、あんな感じなんかな」
「さぁな。だが思うことは同じだろ」
「うん」
いつも通りの任務のアナウンスが響き、2人同時に立ち上がる。腕輪をぶつけ合わせ、思う事は同じなのだ。
「「来世に期待だろ」」
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