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ひろっぷ
2016-10-10 20:50:21
626文字
Public
案内神と魔法使い小ネタ
2コ。
①
「
……
」
「ジェスロ、お供の方見て何かあったのか?」
「いや、なんでもないよ。彼にはたくさんの加護があるんだなぁと思ってね」
「みてぇだな。魔王の気配やら天使の気配やら色々ありすぎて訳ワカンねぇけど」
「皆彼に負担にならないようにしているんだね」
「お前も契約したいんじゃないのか」
「!」
「契約自体は簡単だろ。やってくりゃいい」
「そうは言うけどね、僕だって神様だ。彼に何の負担があるか分からないし
……
」
ちょいちょい
「ん?あぁ、君か。ごめん、聞こえてたかな」
「?君なら護ってくれるでしょ、だってよ!」
「!!」
「だぁから早く契約済ませろって!嫌だったら縁切るだろ。な?」
うん。
「
……
断れないし喜んで。必ず護るよ!」
よろしくね。
♦︎
②
なぁにこれぇ、と素っ頓狂な声が思わず出てしまった君が見た目の前の動く箱。くるま、というやつだそうだ。
「僕のお気に入りでね。真っ赤で目立つから誰のか分かるし」
そう。としか君は言えなかった。思えばこんな箱に入った神様達が前から後ろから決まった方向に走って行くのを見かけていたように思う。
「さ、乗って乗って。デートと行こうじゃないか」
車を前にした彼は先ほどの穏やかさをどこかに置いてきてしまったのか、なんだか別人のように感じてしまう。そもそもでえと、とはなんなのか君にはさっぱりな話である。
「気持ちいいよ。
……
乗らないかい?」
……
そんな顔されたら断れないでしょ!
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