ひろっぷ
2016-08-22 20:09:24
448文字
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颯爽!

普段は普通の人として生活してるけど、敵が出ると一躍様変わり!するようなシーンが好きです。

♦︎颯爽登場!

「ロストメアが出たぞ!」
男の声を合図に一斉に非難する住民。彼らはロストメアと戦う力を持たず、しかしてロクス・ソルス以外の安住の地を知らない者たちだ。その怒号を聞いても尚、逃げようとしない一部が、茶店からのうのうと脅威を見上げている。
「あんた達、逃げないと!」
促そうとする男に手をかざして制止をかけた。随分の余裕、随分な態度。男からはそう見えていた。
「メアレス達が来てくれるまでは逃げ!」
「なに、なら心配いらない」
サンドイッチを頬張り、少年は椅子から立ち上がる。共に座っていたローブを纏った人物もつられて立った。
なんだ。こいつらはどこかで。はっとして息を呑んだ。そうだ、こいつらは最近の!
「<夢魔装>と魔法使い!!」
ニヤリと2人は笑う。男には振り向かず、椅子を蹴るようにして歩き、段々と早足になって走って行く。相変わらず暴れているロストメアの前に立ち塞がり、夢魔装と魔法使いは構え始めた。

「遅れるなよ、魔法使い」
そっちこそ。飛ばされないでね。