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ひろっぷ
2016-08-13 00:18:41
354文字
Public
しにたがり夢魔装
ちょっとだけ願望がある夢魔装とそれを叱咤する魔法使い。
「なあ魔法使い。死ぬ事を夢とする人がいた場合、どうするべきなんだろうな」
唐突の不吉な言葉。君は思わず彼を凝視してしまった。メアレス達が集まるこの食堂で、相席になった途端に振られた言葉。さぁ、分からない。その時にならないと。
「
……
そうだな。ありがとう、忘れてくれ」
何がありがとうなのか。そんな顔をしておいて。君はそう思ったが言いはしなかった。しかも忘れてくれときた。振っておいてか。何てことない会話にしたつもりなのだろうが、君にとってはもうそんな話の枠にとどまっていない。
死ぬつもりなら、許さないよ。目を閉じて言い放つ。けれど君は、気配でくしゃりと顔を歪ませたラギトをなんとなく感じていた。
「
……
俺の話じゃないんだがな
…
」
そうかい。
返事をしながら飲んだ飲み物は、酷く酷く苦かった。
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