うみ
2023-12-25 21:47:37
6726文字
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本好き4周目のきろく

本好きの下剋上再読(通しでは1年半ぶり4周目、書籍では2年ぶり2周目)の記録/1巻ごとにキャラクターを考える/随時更新…最終更新日:2024/5/11

【1巻 第一部Ⅰ】(2023/12/25)

なろうにある ※最初の主人公の性格が最悪です。ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。 の注意書きを思い出して、おあ〜ってなってた マさん、ギュンター家への家族愛が1巻の段階だと一切ねえまじで本の事しか考えてない「無敵の人」だ……

周りの人をあまり「人」として見てないからかな、ゲームのNPCみたく扱う対応に「もっと周り見ろよお!」って言いたくなる いやでも実際死んだはずの自分が突然ファンタジー世界に放り込まれたらそうなるよな〜ってでもでもギュンターもエーファもトゥーリもみんな生きてるんやでのわ〜っ
あと他人のセーブデータで途中から始めているがゆえの「ほへー、そんなん知らんけどわたしは知ってる体で話が進むのね、うんうん」的な合わせが後にまで続いて、マさん自身と周りを苦しめるんだよなあと理解した

マさんがエーファトゥーリに「綺麗にしようよ飾ろうよ、かわいいのにもったいない」って言う思考回路、これにたどり着くとしたら
①転生前かわいい
散々周りからそう言われてめんどくせーと思いつつも「そういうもんだ」って無意識にすり込まれたパターン
②転生前notかわいい
「本ばかりでかわいくもない自分には必要が無い」って言い聞かせてオシャレを避けて、周りの子がほんとうは羨ましかったパターン
とかかな 麗乃さんが身なりや健康に無頓着だったって描写を踏まえると純粋に言ってるセリフとしては違和感があった こういう人間的な歪み考えるの楽しい

歪みってところでもひとつ、「懸想じゃないのに!」と周りの声を疎ましく思うロゼマさんがラルフとトゥーリの幼馴染ラブ(それから後のコル兄やダムエルの時も含めて)期待しちゃうんだよな〜って 「皆は恋愛とか好きなんでしょ?するもんなんでしょ?でも書痴の自分には絶対縁がないことだから、私にそういう感情や期待を向けないで」的な
ここ読み進めてもうちょっと考えてみたいところ


ここまでのキャラ理解

・マさん:本!!!!!!!!!!!!
転生前めちゃくちゃ周囲に愛されて世話されてて、そのことに慣れきってる
知識は多いけど箱入り娘でコミュニケーション、血、死、不衛生に強い拒否感

・ルッツ:超絶素直で純粋な少年
いや素直すぎん

・トゥーリ:責任感のあるお姉ちゃん
でも藁人形でお人形遊びする幼女、そうトゥーリだって幼女

・ギュンター:けっこう機嫌の振り幅がでかい
子からしたら親バカだなあと苦笑できるけど、士長としてあおぐ部下からしたらかなり扱いづらそう

・コリンナ:イメソンは森高千里の「私がオバさんになっても」
「かわいい」コリンナさんの為にオットーさんは人生まるっと変えて、いつまでわたしは貴方にとってかわいい存在でいられるのかしらって、愛の重さがプレッシャーにもなって髪の艶への食い付きがよかったりなんかしたり

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【2巻 第一部Ⅱ】(2023/12/26-27)
【3巻 第一部Ⅲ】(2023/12/28-29)

想像で頭ん中のルッツに罵らせて自分で大ダメージ喰らってるくらいだから、神殿や貴族院で集まる視線ホントきつくない?だんだん麻痺してっちゃうのかなと思ったけど、それ以前にマさんは罵詈雑言浴びせられたら「辛い相手」と「どうでもいい相手」の線引きをハッキリしてるんだ(=無関心) どうなってもいい世界でまずルッツがどうでもよくない方に食い込んできたわけだ

「ルッツのマイン」回の「ルッツがいなかったらもっと前に消えてた」
=この世界に生きる理由はルッツだけ
=ルッツ>>>下町家族
なんだよな、この段階では
そんでここでルッツに認められることでこの世界での生に納得して、ようやくマインの家族と向き合えるようになる?
ここからひと季節経つと「母さんのご飯が食べたい」とか「トゥーリ、マジ天使!」とか家族を愛しむセリフが一気に増えるのえ〜どんだけ丁寧にひとつの人生描写してんのよ香月先生

ただマさん、自分が生きてていいのかを念入りにルッツに問いかけたり、身食いが治らないことを家族に明かすところでまた「家族といていい?貴族と行っちゃった方がいい?」と問いかけて、許されて安堵してたり、自分の存在理由を他人に委ねちゃってる
ちょっと自尊心危いところない

あとこれは元も子もない話なんだけど、ベンノさんがオトマール商会を過度に警戒している印象からマさんもフリーダを警戒対象として見ていて、そうでなければマさんとフリーダはちゃんと友達になれたように思えるんだよな〜
フリーダはこれまでの生き方的にお金を絡ませてマさんと繋がろうとするアプローチのへたくそさがあるけど根底は純粋な「仲良くなりたい」の気持ちなのに、マさんは心の距離を保つことでフリーダを客観的に分析してしまってる 友人関係に保護者の感情が大きく影響してきてるのが、なんか、惜しいなという気持ちになってしまう 貴族社会はもっとひどいけど!



ここまでのキャラ理解

・マさん:本そしてルッツそして家族!!!
周りの「人」が見えてきた、拒否感あるものにも慣れてきた
自尊心の低さがちょくちょく垣間見える

・ルッツ:環境に甘んじない向上心おばけ
ベンノさんの言う「抑圧された生活環境」で育って、家でも職場でもマさんと比べても自分が常に下だと思っている(強い劣等感) そこで折れずに外と上を向いているのがすごい、ほんとすごい 
「マインがいなきゃオレ何もできない」発言とか、マさんと共依存数歩手前に感じなくもないので、一緒にギルベルタ商会入れなかったのは健全な関係性のため良かったのかもしれない いやでも見たいぞ、明るいようで仄暗いルツマイ
極力記憶消して4周目してると今んところ「公式はルツマイだろ(机バァン)」だよ

・トゥーリ:かわいいおねえちゃん
姉としての責任感でマさんと向き合っていた1巻の頃よりも「一番近しい同性同年代」として純粋に仲良くなれている かわいいね

・ベンノ:合理的な最高の大人
相手と自分にとっての最善を考える能力にとても長けている
権利の買取でマさんに魔術具分のお金を渡したり、情に熱いけど極めて合理的な行動が取れる
自分で紙作りの現場に行くわ神殿のオーブン見に行くわ(2部)、好奇心旺盛でフッ軽
がさつな風で貴族に相対できる優雅さをもち、手先は不器用
夢はでかくて一直線
亡き幼馴染を一途に愛し続けている
オールバックフォルム有
最高じゃないすかこの人 読み返すたびどんどん好きになるんですが

・ギルド長:社会主義的↔︎資本主義的(ベンノさん)
ベンノさんが言うほど金にがめついわけではない
ただこの人は、人の気持ちが分からんのがさ〜!それでも悪意の人じゃないのがさ〜!!長としてギルベルタの杭叩いて均そうとするのもわかるよ、立場的にベンノさんと仲良くなんのは難しいけど、せめて誤解を解く努力をしてほしい

・カルラ:思い込み激しめの忙し母ちゃん
成長期思春期の息子4人に気難しい旦那、死ぬほどしんどそう
しかしルッツのことよりまず旦那が見えてねえ 「父さんは反対するだろうけど」は私、根に持つぞお

・フェ様:まだほぼモブ
と初読の時もそう思って読み落としてたのかな?「記憶」の時だけじゃなく、この時点でマさんを守る父さんが眩しくて、愛されているマさんに「羨ましい」って、はっきり口にしてるじゃん!かなり初期から素直にマさんと向き合っていたんだな
アーデルベルトさんに、成長後のロゼマさんに、「愛してください」は言えなくて愛されるだけの自分の価値をとか考えかけたけど、該当場面までこの検討は保留

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【4、5巻 第二部Ⅰ,Ⅱ】(2024/1/2-29)

あれだな、「こまめにメモとるぞ!」と思うとまずそもそも本から手が遠のいてしまうもっとざっくりやっていきます


「一日に何度も君の顔を見たくは無いのだが……」→感情が透けて見えるマインに頭を抱えつつも、警戒する必要がない存在であることが気楽でよかったようだ。

〜ユルゲン本歴メモ(随時更新)〜
7歳秋半ば
・赤ちゃん向けの白黒絵本
・和綴じ(四つ目綴じ)の子供用聖典



(貴族)門をくぐった先が貴族街
門の前は大きな噴水がある石畳の広場
石畳は白く輝き、同じ石で大通りが作られている
狭苦しく高い建物が密集している下町とは違って、見渡す限り白い石畳と緑の豊かな公園がずっと続く

«?»シキコーザに切られた傷にルングシュメールの癒しを使わなかったのなんでだっけ?


ここまでのキャラ理解

・フェ様:結構感情豊か
知らない曲に気分上がるし、心配で心労がすごいし、指示を守れない無能には怒るし、マさんに同調して泣く 顔に出ないだけでしっかり感情豊かでは?初読で持った無感情鉄仮面のイメージが本当にそぐわないよ何を読んでいたんだわたしは
説明は結構長ったらしいようなので、知識はwiki並に入ってるけどそれを応用するのが苦手なタイプなのかもしれない(ただし知識量でもう撲殺できる)

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【6巻 第二部Ⅲ】(2024/1/31-2/2)

ここまでのキャラ理解

・マさん:転生2年半ですっかり人肌恋しいタイプになっている
そもそも前世から常に愛情を受け続けていたタイプなので、ギュンター一家の直接的な愛情表現に慣れ切ってしかも前世の愛情をよく理解した今、「愛情のない場所」がしんどくてたまらない

フェ様:結構配慮はする
薬はくれる、しっかり働かせはするけど
借金返済のための職場と賃金はくれる、しっかり働かせはするけど
能率重視な配慮、イイネ

・ジル様:小学生
初読はほんとに小学生くらいの歳の青色神官だと思ってたのでそこまで違和感なかった
いや、ぷひっと鳴けって執拗く幼子の頬つつく20代後半の大人、関わりたくなさすぎる いいとこおもろいとこも沢山あるけど!!
あとここで初登場した挿絵の髪型、椎名せんせのペンも迷ってると勝手に想像して勝手に共感してしまう 描きづらいよね
>>>ジル様はフェ様より少し背が低い<<<

・ダムエル:おめぇ既に婚約破棄されてたんか
他領の子と婚約してたのにひとつの判断ミスで見習い降格、婚約破棄に賠償金ときて結納金はそのまま持ってかれて兄に借金?どんまいじゃん
書き下ろしSSでフェ様に「自身の罪を自覚しろ」と言われてるけどこれで処刑されてたらあまりに不憫

・シキコーザ:これでも母に愛された子
登場範囲で人格言動最悪だけど、そもそも登場範囲でわかる情報は「青色神官上がりで身分差に固執し、下位の者への差別意識が強いこと」くらい
貴族の中で下級・平民蔑視はシキコーザほど酷くないにしろ当たり前にあるもので、その要素でもって20年そこらの彼の人生が呆気なく終わったことを思うとなんか、のわ〜とやるせなくなる
神々の元に行ったシキコーザが人生振り返るSS的なものをいつかどこかで読みたいな、もう少し性格面知りたいな、なんて思ったけどきっと感情移入できなくて余計しんどくなるわ

・フラン:しっかり者の中に幼さがちょびっと残ってる
幼いと言うのはちょっと違うかもしれないけど、この巻の時点で18?19? まだ成熟しきっていない動作や表情の描写にようやく気付いた 
「意外とフランとダームエルは仲が良い」っていうのも歳を数えると同い年ぽいし、良〜 社会って、働くって難しいね、って成人少し過ぎた同士で苦笑い浮かべながら語り合ってくれ〜

・デリア:居場所が欲しい
暗くて狭い世界で最初に開けた場所が神殿長の愛人ルートだったからそこで上り詰めることに必死になっていたのに、居心地のいい居場所という概念をマさんに持ち出されて困っている
神殿長の元を去ろうにも、マさんのところでもふんわりハブられてるし、立場がどうにもならん故に行き場がないのつらいあんなに根の可愛い女の子なのに

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【7巻 第二部Ⅳ】(2024/2/4)

貧乏家庭で一日の終わりの楽しみになんとか買った酒を、「あった方が違うからね!」っていない時に使われるのまじで辛い 親ばか極めたギュンターくんじゃなければ2度やられた時点でぶち切れちゃうよ

バトってるところに遅れてやってくるヒーロー風の登場なのに、「待たせたな(ニッ)な、なんだ!?」、キマってなくて笑った



・神殿長:こどもお爺さん
神殿長視点のプロローグの記憶が一切なかった
「嫌いだから遠ざけたい」「みんな喜ぶからそうしよう」、自分の理論や信念がないわね?

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【8巻 第三部Ⅰ】(2024/2/5-いつだっけ)

貴族としての洗礼式でフェ様はロゼマさんにはじめて髪飾りを贈っていて、ロゼマさんは泣きながら「また贈ってください(イベント当日だと泣くので前もって)」って言ってる それを受けての別離おわ〜〜〜!(気付き)

神殿長の服は普段はおはしょりで膝丈に調節、儀式時は足が完全に隠れる

略装の鎧魔力製の細い金属で編まれたワンピ、胸当て、手甲、膝下脛当て
椎名せんせの作画とかなり違う?

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【9巻 第三部Ⅱ】(2024/3/7-?)

秋の半ばに収穫祭文官が徴税、青色神官・巫女が神事、青色へのお布施に収穫物
税とお布施は転移陣で城へ、青色は各自城へ取りに行く

アウブ直轄地
─ エーレンフェスト(下町)
  ハッセ
  ドールヴァン

ギーべ管理領
─ イルクナー
─ ゲルラッハ
などなど

冬は神殿で奉納式

ロゼマさん、服にこだわりはそれほどなく、周囲が機嫌良く仕えてくれて、恥をかかない服ならば構わない

ごっちゃになってた〜
春のはじめ:フリュートレーネの夜赤満月
秋のおわり:シュツェーリアの夜紫満月
なんで貴色(の混色)とも関係ない赤と紫なんだろうね?

ユス視点でマルクさん「焦げ茶色の髪をした抜け目のなさそうな」って形容されてて、「あんな目細いのに」って笑っちゃった

ゆるっとふわっと日常家族の「エネルギー」最後のコマのルッツ、めちゃイケメン〜!


ここまでのキャラ理解

・ヴィルフリート:勝ち負けが基準の子
孤児に負けたくない、他の子より出来ないのは嫌だ、エーレンフェストの順位を上げるぞ、いやロゼマさんがそう仕向けたのもあるけど、比較相手がいない場や競わない目的においてヴィルくん、力を発揮できないとこあるよね
誰かより自分、で成長していくから思いやりとか配慮の意識が伸びないのかもしれん 悪い子じゃないのに、純粋な子なのに

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【10巻 第三部Ⅲ】(?-2024/5/11)
前巻ラストでブリギッテが「騎士団長一家からの信頼が得られた!イルクナーの家族にも貢献できる!」って喜んでたのに今巻フランのプロローグで当たり前のように隠し事されててさ〜 ロゼマさんの出生についてはブリギッテだけじゃないけどさ〜貴族社会、信頼と警戒は両立されちゃうんよなつら

神官長とロゼマさんとフランの三角大好きだいすき〜っそれぞれがあと2人の同じ傾向を見てる!影響がぜんぶプラスに働いてるのが癒し!

ロゼマさん自分が周りを見れてなかったことにちゃんと責任を取れるのえらい でも書き下ろしのSSでインゴの苦労も知ってご苦労さまってきもち
>速度重視で専属飛ばしてハッセの神殿の木工頼んだこと

家族に職人いなかったし本に夢中だったから世の中の仕組みをわからないって、ふつう他業種の関係性まで分からないよ、分からないよね!?

鎧は魔術具の一種
防寒・耐火機能付
性能は元の魔石の魔力含有量や属性数、本人の魔力量によって変動

ランプレヒト視点SSの、ヴィルくんの元に時たまやってきては「努力が足らない」とビシバシケツ叩いて側近たたき出すロゼマさんの描写読んでてゲオルギーネに思いを馳せてしまった
優秀さも、保護者の教育に沿った育ち方をしたのも、こんなに努力してるのに次期アウブとされる人間がこれではって感情も、こんなにもロゼマさんと重なるのにゲオルギーネの不遇が刺さりすぎるはあ