黒羊ユク
12109文字
Public 一次創作
 

勇者になれるかな

 この作品はゲームブックです。読者の判断によって物語が分岐します。

 23/05/20更新:文言追加のみです。進行に変更はありません。


■-7

 森を抜けると、辺りが暗くなった。
 太陽が消えて、後ろの森も消えてしまった。
 辺りを見回すぼくの目の前に、いきなり何かが現れる。何処にもいなかったのに。
「やあー、順調かい、そうかい」
 何も答えてないよ。
 見た目は、ぼろぼろの獣と蝙蝠を合わせたみたい。
「ワタシが誰か? そうかい、ワタシは悪魔」
 ぼくを置き去りにして、悪魔はべらべらと喋る。
「オマエが強ければ此処を通してあげよう。強くなければ送ってあげよう」
「何をすればいいの?」
 初めて悪魔に話したけれど。
「そうかいそうかい……
 ぼくを無視して、悪魔は値踏みしているみたい。

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