黒羊ユク
12109文字
Public 一次創作
 

勇者になれるかな

 この作品はゲームブックです。読者の判断によって物語が分岐します。

 23/05/20更新:文言追加のみです。進行に変更はありません。


■-54

「ぼくは……
 力が入らないでいると、あの光る石が強く輝いた。
「オラァ! 命カラカラ! やる!」
 石の巨人の声が聞こえて、石から光が消える。ぼくの体はとても元気になっていた。
「あいつ……。お前さんを気に入ったらしい」
 山羊が少し悲しそうに言った。石の巨人は、ぼくに生命力をくれたんだ。
 ぼくは立ち上がる。
「ぼく、頑張るよ。ぼくの為に」
 蛇は少し、泣いてるようだった。
「それでいいのよ。一番の原動力よ」
 ぼくが頷いて歩き出そうとすると、獅子に呼び止められた。
「せめて餞別を受け取れ」
 振り返ると、竜の口に光る玉があった。ぼくはそれに触れる。すると光が強くなって、玉は無くなった。
「風の力だ。使えるかは解らんが……
「ううん、有り難う」
 お礼を言って、ぼくは山へ歩き出した。

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 風の力を獲得

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