黒羊ユク
12109文字
Public 一次創作
 

勇者になれるかな

 この作品はゲームブックです。読者の判断によって物語が分岐します。

 23/05/20更新:文言追加のみです。進行に変更はありません。


■-37

 そうだ。ぼくは思い出した。
「ぼくは、ぼくの為に此処まで来たんだ。だから諦められない」
 獣達は顔を見合わせてから、ぼくを見据えた。
「そうか。ならば最早止めまい。だが、餞別を持っていけ」
 竜があぎとを開くと、光の玉があった。ぼくはそれに触れる。すると光が強くなって、玉は無くなった。
 掌を見るぼくに山羊が教えてくれた。
「風の力だ。役立つといいが」
「充分だよ。有り難う」
 獣を後ろに、ぼくはまた歩き出す。
「達者でな」
「元気でね」
 獅子と蛇の声に、ぼくは手を挙げて応えた。

 風の力を獲得

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