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そうだ。ぼくは思い出した。
「ぼくは、ぼくの為に此処まで来たんだ。だから諦められない」
獣達は顔を見合わせてから、ぼくを見据えた。
「そうか。ならば最早止めまい。だが、餞別を持っていけ」
竜があぎとを開くと、光の玉があった。ぼくはそれに触れる。すると光が強くなって、玉は無くなった。
掌を見るぼくに山羊が教えてくれた。
「風の力だ。役立つといいが」
「充分だよ。有り難う」
獣を後ろに、ぼくはまた歩き出す。
「達者でな」
「元気でね」
獅子と蛇の声に、ぼくは手を挙げて応えた。
風の力を獲得
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