黒羊ユク
12109文字
Public 一次創作
 

勇者になれるかな

 この作品はゲームブックです。読者の判断によって物語が分岐します。

 23/05/20更新:文言追加のみです。進行に変更はありません。


■-33

「いいよ。あげる」
 ぼくの言葉を聞いたかどうかの時に、扉は生命力を吸い取った。
「んぐんぐ……
 扉はぐにゃぐにゃ揺れて、輝いた。
「ごあんなぁいっ」
 扉が叫んだ瞬間、体が浮いた。それが空間転移だって気付いた時には、ぼくは岩をくり抜いた広間にいた。周りに浮かんだ火の玉で明るい。
「遂に私を始末しに来たのか」
 奥の方から声がした。塊がある。
「きみのする事で、困っている人達がいるんだ」
 塊は立ち上がった。人の形はしているけれど、それだけ。色も部品もぐちゃぐちゃだった。
「困る? 困っているのは私のほうだ。それは奴らへの報いに過ぎない」
 塊は近付いてくる。酷い形をした腕が、何本も動いた。
「お前が止められるものなら、止めてみるがいい」
 何本もある腕が絡み付いて、大きな槌になった。振り下ろされたのを何とか避ける。
 どう攻撃しようか。

 風の力で攻撃→57≫
 水と火の力で攻撃→36≫
 魔撃で攻撃→42≫
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