黒羊ユク
12109文字
Public 一次創作
 

勇者になれるかな

 この作品はゲームブックです。読者の判断によって物語が分岐します。

 23/05/20更新:文言追加のみです。進行に変更はありません。


■-18

 ぼくはスライムに話しかけてみた。
「どうしたの?」
 スライムはぷるりと大きく揺れた。振り返ったんだろうな。
「ああぁあ、もう嫌だぁあ、襲われるよぉお」
「そんな事しないよ。怖がらないで」
 するとスライムは体をこぽこぽと鳴らした。
「じゃあ約束、してよぉお……。君、契約して、僕を守ってよぉおお」
 魔物の中には、共生の契約を持ちかけてくるものがいる。命を共有して、力を分け与えてくれる。本で読んだ。
 何も力が無いぼくには、もってこいじゃないか。
「いいよ」
 するとスライムの体が光った。眩しくて閉じた目を開けた時には、スライムはいなくなっていた。
『僕を守ってよぉおお……
 頭の中に一言聞こえて、それきり。このスライムはとても怖がりだったんだな。

 水の力を獲得

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