■-18
ぼくはスライムに話しかけてみた。
「どうしたの?」
スライムはぷるりと大きく揺れた。振り返ったんだろうな。
「ああぁあ、もう嫌だぁあ、襲われるよぉお」
「そんな事しないよ。怖がらないで」
するとスライムは体をこぽこぽと鳴らした。
「じゃあ約束、してよぉお
……。君、契約して、僕を守ってよぉおお」
魔物の中には、共生の契約を持ちかけてくるものがいる。命を共有して、力を分け与えてくれる。本で読んだ。
何も力が無いぼくには、もってこいじゃないか。
「いいよ」
するとスライムの体が光った。眩しくて閉じた目を開けた時には、スライムはいなくなっていた。
『僕を守ってよぉおお
……』
頭の中に一言聞こえて、それきり。このスライムはとても怖がりだったんだな。
水の力を獲得
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