oh_metaimetai
2023-03-29 01:28:02
3560文字
Public 小ネタ
 

タオさんについて

前半はすけさんに「これで設定どうですか……?」ってぶん投げたもの。総括して、EDで出した情報をまとめたもの。

〇タオさん(饕餮)詳細

(~ここからED以前の描写で開示済みの情報~)

マスター:カミュ(神遊明透(かみゆ あきと))
 魔術刻印継承失敗没落必至家系の魔術使いにして魔術師殺し。そのため魔術刻印がカスカス。
 人生ゲーム感覚で生きており、自分以外はモブか経験値か道具だと思っている、根本的にどうしようもないクズ。魔術師を殺して人の刻印を奪って借りパクして行使している、本当に、どうしようもないクズ。
 「相手に視認されず自分が一方的に相手を見ているときに気配遮断が発動する」的な魔眼をもっている。

 カミュの魔術回路には、牙を持った牛の頭蓋骨のような頭部をもつ機械型礼装が接続されている。動物霊を憑依させていて、自律して動く。Apocryphaのフィオレさんの義肢みたいな感じ。通称「タオさん」。
 タオさんは何でも食う。死体を食って、刻印を噛み砕き、取り込み圧縮、宝石のようなものに加工・抽出できる(=刻印入り宝石を作れる)。それを機械にセットして魔力を流すと人の刻印をぶん回せる。これが刻印借りパク機構。すげー!(脳死)

(~ここまで前提~)

 機械型礼装タオさんの正体は、中国神話の「四凶」の一角、「饕餮(とうてつ/タオティエ)」の分霊である。

 一般的に知られている四凶とは、古代中国の聖人・舜帝によって追放された四柱の悪神あるいは怪物のことを指す。ポケモンSVの幻のポケモンの元ネタ。なんかいろんな説があってもうなんか大変だが、wikipediaの概要欄をとりあえず貼る。

<饕餮
 体は牛か羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るの意である[1]。何でも食べる猛獣、という印象から転じて、魔を喰らう、という考えが生まれ、後代には魔除けの意味を持つようになった。
 渾敦(こんとん)、窮奇(きゅうき)、檮杌(とうごつ)とともに「四凶」の一つとされる。東方朔の『神異経』には「西南方有人焉、身多毛、頭上戴豕。貪如狼惡、好自積財、而不食人穀。強者奪老弱者、畏群而擊單。名曰饕餮。《春秋》言饕餮者、縉雲氏之不才子也。一名貪惏、一名強奪、一名凌弱。此國之人皆如此也」という記述がある。
 饕餮文を蚩尤を表しているとする文献があることや、同じ炎帝の子孫とされていることから本来饕餮は蚩尤と同一の存在だったのではないかと考えられている[2]。また、『山海経』に登場する狍鴞(ほうきょう)という獣も饕餮と同一とされる[3]。>

 要約すると「何でも食う怪物で悪神」「悪いモンには悪いモンぶつけりゃ勝てる!のアレで魔除けとして逆利用されてた(饕餮の文様が描かれた青銅器が実際沢山ある)」「獣だったり帝の子孫だったり竜の子孫だったりする説がいろいろあってなんかややこい」


~ここから俺が考えた最強であってほしい型月風設定の話~

 饕餮は、仙人であり、悪性の精霊種の一種である。人型、性別は多分無い。
 精霊種ならマナも刻印もなんかこう、いい感じにできるんじゃないですかね!?(汗)
 魔力とか割いて、分霊とか、憑依させられませんかね!?(汗)
 星の抑止力!人間への対抗!自然霊!恐れられたりするのも納得カナ!?(汗)

 わかりやすいベースは虞美人。あれは真祖寄りの吸血種だけど、饕餮は吸血種ではなく、飲食をする必要もなく、古代から生き永らえており現代にも生きるガチ仙人。
(じゃあなぜぐっちゃんに接触しなかったのか?知らん、興味なかったんじゃないですか仲間とか。ごめんなさいぐっちゃん(土下座))

 古代、帝に仕える仙人集団的なアレで縉雲(しんうん)氏というグループがあった。そのうちの一人であった饕餮は、しかし、力が特に強く、欲望のままに人間や周りの仙人に対しても悪事を為すことを好んだ。こりゃいかん、となった舜帝によって捕縛され流刑となり、魔除けのために西南の地に縛り付けられる。しかし、時代が下るにつれて魔除けとしての信仰が弱まり、縛りが緩んでしまう。しめた!となった饕餮は好機を逃さず、人知れず脱走、欲望の赴くままに世界を渡り歩き気ままに凶事を振りまく迷惑仙人となる。
 その結果、いろんな噂やら何やらが生まれ、後世様々な説が生まれた(適当)。元は不才の子ということになっているが、教訓のための後付けってことで(適当)。

 飲食の必要はない。
 しかし、根本的に欲の塊である饕餮は、食事を好んだ。グルメさんである。うん千年食べ歩きをした結果、一番うめぇのは新鮮な絶望をぶっかけた魂であると気付く。やっぱね、この長い長い仙人生、いっちゃんの娯楽は無様な人間ですよ。今晩アテクシがいただくのは貴方の魂です。
 それからは、いろんな人間に寄生しては密着愚者24時としゃれこみ、様々な絶望を喰らい堪能する飽きない生活をしている。奔放か?四凶だぞ仕方ないだろ。

 そして今回のターゲットはこちら、出自がかわいそうな日本のドクズ、神遊明透。今回のグルメ旅では、コイツに「動物霊を憑依させた魔術礼装」として寄生し、コイツが殺害する様々な魔術師をいただいていこうと思います。一番うめぇのは魂なので刻印は別にやってもいい。おいしいヤミー感謝感謝またいっぱい食べたいなデリシャッシャッシャッシャッシャッシャッハッピースマイル。


→すけさんのコメント
「饕餮という強固な悪性の箱があり、食事を必要としないのと欲求に対する衝動がないのはイコールではないので、貪欲である性質は饕餮というイメージの箱に合致すると思う」
「近いのはシャイターンとアッシュボーンの獣」
「宝石は長く地中に潜っていたものは精霊種を宿し魔力を貯めやすくなる。ものによっては魔術回路を刻むことも可能らしいので、精霊種から生み出される宝石に刻印が刻まれてるのも納得。精霊の分体みたいなもの」
「エルメロイの事件簿に刻印を貯蔵できる獣が出てくる」
「魔術刻印を肉体ごと、魂ごと食らって、精霊種は食事が必要ないから出てくる余剰分が刻印入り宝石という形をした分体ってことですね」

ご協力本当にありがとうございました。助かりました。



〇カミュと饕餮の関係

 6年前、グルメ旅をしていた饕餮は、透過の魔眼持て余してたカミュを発見。
 魔眼の性能、魔術的境遇の不遇さ、内に溜まる不満、そして溢れてやまない膨大な承認欲求。諸々を見て逸材判定。こりゃ良い絶望を生んでくれそうだし、手塩にかければ絶望して死んでくれそうだ。うっひょ~うまそ~!

「お主、暗殺の才能があるぞ。気に入らないやつ全員殺さないか?ん、刻印がない?じゃあなんかいいものをやろう(ひみつ道具SE)。死体をこいつに食わせてくれればいい、刻印いらんから抽出してやる。これからこの礼装にとりついた獣霊がお前に付き添おう」

「え!!!!!!やった!!!!!!!!チートじゃん!!!!!!!!!!!!!」

 誰にも見てもらえない透明の子は、ここで初めて「魔眼」という天賦の才能を見出された。
 天才は誰かに才を見つけられてそこで初めて天才となる。誰かに認識されなければ、それは才能であっても「何も無い」でしかない。ま、真の天才には程遠い境遇なんですが……

 こうして饕餮から、視認、才能の承認、欲求の肯定、わかりやすい強大な力、さらに欲求を満たすために歩むべき道を得たカミュは、元々なかった倫理をさらに吹き飛ばしていく。小さな火種に酸素と油をつぎ込みまくったわけである。おもしれ~!

 そして尼1聖杯戦争をたまたま眺めていたので(そういうことにしといてください)家系の情報から「二上?そいつ尼1でバーサーカー朱元璋連れてたぞ」って言ったら、憎悪しはじめた。
 キタキタ、これよこれ。うまそ~!

 まず両親を殺害。そして優秀そうな魔術師の情報を得ては殺して刻印を狩ってデッキを揃える魔術刻印狩りを開始。全ては来たる聖杯戦争、ぼんくらな凡人より俺が上だと証明するために。
 クフフフフフ、うまそ~!

 もう助からないなこいつと思ったらその時点で喰うってのは出会った当初から決まってた。運よく生き残ったらこれからも調理師してもらう予定ではあった。あーあ、残念、って感じ。
 最期の一撃失敗分岐で死にかけのカミュが絶望してるのは6年間連れ添った信頼できる相棒だと思ってたから。饕餮的には「まぁ相棒だけど、それ以上に食材……」って感じだった。かわいそ。


 饕餮と出会う前のカミュの過去話は、あるにはあるけど、ガッツリ掘り下げる気はないです。言うてナータの前でゲロった以上のことはない。小話程度にあとでまとめるかも。