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kokokisu
2018-11-24 12:29:41
2280文字
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140字SSまとめ
カプいろいろ(竜主、モブ主、主モナ、喜多主、主妙、主明)です
ふうらさん(@agnitan)
モブ主
制服のズボンは内側だけ色が濃くなり、革靴の中まで汚された。こうなると出し尽くすまで抑えられない。諦めから脱力した蓮は、その場に蹲って膝を抱えた。
ルブランのコーヒーは美味しいが、飲みすぎてはいけないようだ。
肩に乗った黒猫の励ましの声は、むしろ羞恥を煽り、蓮を泣きたい気分にさせた。
桐下さん(@kirimoto_g)
竜主
髪の隙間から覗く耳の軟骨に、きらりと光る粒がある。たまたま目にした杏が蓮のピアスに強い関心を示した。
「いいね、それ」
彼の珍しい洒落っ気を杏が誉め立てた。
「だろ?俺が開けたんだぜ」
得意げな竜司の一言が場を凍らせる。蓮の微笑みも意味深で、杏は慌てて摘まんでいた彼の髪から手を離した。
いいづさん(@anarogiizu)
竜主+モブ主
眠る男に背を向けて、蓮は何度も唇を擦った。
望みはなくても、彼を諦められるまでは取っておくつもりだったのに。約束を破られて、追加料金でも救われない。
こんな時に限って彼の言葉を思い出す。
「お前が女なら付き合ってた」
蓮は乾いた笑いを零すと、床に捨てた服を着て、ホテルの部屋を後にした。
ぐらみさん(@guramioxo)
モブ主
硬い指が背中の窪みに深々と差し込まれる。連日の試験勉強の影響か、痺れる程の痛みが生じた。そうとも知らず整体師は同じ所を責めてきて、蓮は堪らなくなり悲痛な喘ぎを漏らした。
「もっと、優しくっ
……
」
男がぎくりとして手を止める。途端に手つきは優しくなり、蓮はほっとして再び彼に身を委ねた。
ハトムギさん(@hatomugi_gohan)
モブ主
無骨な拘束具を前に、蓮は微笑み懇願した。
「見える所に傷は
……
。これでも客商売なんです」
舌打ちをした男が、蓮のシャツを剥ぐ。
「綺麗な顔のまま仕事したいよな」
男の指が肉芽を摘まみ、蓮の無表情は次第に崩れていった。ゲームの敗者に選択肢はない。蓮はコインと共に大きな物を奪われてしまった。
あかすりさん(@redsuri)
主モナ
暗闇の中、ブランケット越しに四つ足の重みを感じる事がある。いつも一緒の彼が、寝床を探して身体の上を歩き回っているのだ。
鎖骨に肉球が押し付けられる。
「起きてるだろ」
返事をせずにいると、彼はその場で眠り始めた。それから鼻先にキスをする。騙されたと気付いて、彼は悔しそうに爪を立てた。
生地さん(@rouge_cieg)
竜主
俺の高いパーカーに、蓮が勝手に袖を通している。小さな蓮にはぶかぶかで、着ると言うより包まっていた。裾から尻尾の先だけ覗いている。
「それ着るんだけど」
拗ねていた蓮がこちらを振り向いた。彼そっくりのぬいぐるみを抱き締めた蓮は酷く寂しそうな目をしていて、俺は映画を諦めざるを得なかった。
みけさん(@xnol)
竜主
「これリュージのだろ」
作業台の上でモルガナがシルバーリングを突いている。
蓮はリングを摘まみ上げて思案した。一体いつの物だろう。
「なんで外したんだ?」
その一言で記憶が蘇る。竜司が自分を傷つけないよう気を使ってくれたのだ。蓮は彼の指の感触を思い出しながら、リングを軽く一撫でした。
でめさん(@Deme__Ichiziku)
喜多主
「どうして分かってくれないんだ」
切れ長の瞳から、涙が溢れる寸前だった。悲しませた後ろめたさより、大きな感情に襲われる彼の美しさに暁は息を呑んだ。
「俺は嘘偽りなど描きたくない!」
祐介が両目から大粒の雫を降らせ始めた。暁はようやく見つけてきた絵の仕事のチラシを躊躇いなく千々に裂いた。
みあきさん(@miaki2jip5)
竜主
どんなに吸っても酸素が足りない。酷使した筋肉が火照っている。気付けばもう一時間も経っていた。
床に崩れ落ちた蓮を横目に、竜司は今でも踊り続けている。
「タフだな」
蓮の言葉を拾った竜司が破顔した。
「鍛えてっからな」
彼も陸上部の頃はモテたらしい。その話に蓮はようやく信憑性を感じ取った。
ミラクルユウキさん(@miracleyuuki)
主妙
今日の先生とのキスは妙な味がする。
唇を離した蓮が眉を顰めた。
「
……
鎮痛剤?」
ぴたりと言い当てる蓮に武見が微笑んだ。蓮を押し退け、ベッドから起き上がる。
「飲まないと仕事にならないんだよね。だから言ったでしょ、今日は無理」
諦めるしかないと悟って、蓮は眉間を押さえながら天を仰いだ。
シナノさん(@sinapsina5)
モブ主
ポールに脚を絡ませて性交を思わせる腰つきで踊る彼は、この店で一番人気の踊り子らしい。可愛い顔で大人を上回る色気を振りまいている。冷やかしのつもりだった男も今ではすっかり魅了されていた。
視線に気づいた彼が、こちらにウインクを寄越す。その直後、男は下腹部にじわりと熱が宿るのを感じた。
BENKEIさん(@redd_buzz)
主明
テレビに明智が出ている。部屋に戻ろうとしていた蓮は足を止めて画面に見入った。
社交的な笑みと共に、怪盗団への見識を述べている。男の癖に艶やかな唇は、リップでも塗られたのだろうか。
好青年の演技が見事で、蓮は堪らずに噴き出した。あの唇に擦られると気持ちいいのを蓮だけは良く知っていた。
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