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九夏
2017-01-07 22:26:40
275文字
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引用RTの
かなまりちゃん
「鞠莉、ハグ
……
」
いつも凛として張る声は、酩酊によるものなのかすっかりとろけた甘いものに変わっていて。
胸を力強く掴まれた事もあり、私はいつもと違う果南に胸を高鳴らせながら茶化すように返した。
「なぁに果南? いよいよその気になってくれたの?」
期待を込めた言葉は、嬉しくて、でも嬉しくない言葉で打ち砕かれる。
「
……
それは、駄目。鞠莉の事は大切にしたいから
……
駄目
……
」
「
……
っ!」
酔ってもそんな所は絶対に譲らない頑固親父思考の彼女が愛しくて、でも腹ただしい。
私は大きく手を振り上げると、胸元を掴む手の平を音が響く程に叩いたのだった。
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