その約束は呪いだった。
俺の幸せを、生を願う約束。他愛ない明日の、明日から続いていくいつかを臨む約束。
だから俺はいなくなることも死ぬことも出来ずにいるというのに。約束をした片方は散り、もう片方は自分の未来を捨てた。
なんて理不尽なんだろう。
幸せに生きるべき二人が、どうしてここに立っていないのか。人を送り出すばかりで自分は過去に留まり続けるのか。
だから、この呪いを返してやるのだ。
拒否されようと罵られようと。
生きろと、幸せになれと、もう返すことの出来ないもう一人の分まで。
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