#絵文 →絵を投稿する→それに文をつけるタグ
#文絵 →文を投稿する→それに絵をつけるタグ
#絵文で投稿した文のまとめです。元絵はそれぞれ文末にて。ありがとうございました。
(はてこの茸は喰えるのか)(リンゴを食べようそうしよう)(あそこにまぁるいのがあるの)(届かねえよ馬鹿)(きのこがも一つ)(さあさお取り)
全く手という奴ァ幾らあっても足りゃしない。そろそろお帰り、引っ張られてる骨が鳴く。
#絵文
16/03/11
星の生まれる岩がある。透いた青に夜を染めて。
光の流れる河がある。時折空から雫を垂らし。
どちらが真か知る術はない。或いはどちらもそうで、或いはどちらもそうでなく。逆光を浴す荒野には、無音だけが沈んでいる。
#絵文
16/02/03
「つかまえたー」
「つかまえたよー」
「ワナばっちりー」
「これで光るよー」
「あそぼー」
「わーからまったー」
「わーあったかくて溶けたー」
じじじと月は音を立てる。
月がちょっぴり小さくなった、とある夜の出来事でした。
#絵文
16/01/20
食まれた身体が半分戻る。
……ああほら、そんなすぐにお食べでないよ。少し遊ばせてくれたっていいだろう。
雪と夜を切り取られた街は静かだ。なあ金魚に白蛇。君の白は足元に剥く牙。君の赤はインクの一滴。往くかい、波紋を起こしにさ。
#絵文
16/01/16
音はなかった。
裂けもせず割けもせず、脚が生え嘴がもたげ、ふるりと肢体が縮こまる。その一瞬の後
――咲くように、羽根が解き放たれた。
痛みはない。悼みがあるだけ。
己が意を解せない猫の花は、ひどく柔らかな香で天を目指している。
#絵文
16/01/16
もぎとった翼を後生大事に抱えている。いつまで経とうがくっつきやしないよ。ほら、残った翼をどけてごらん。腕の中を血塗れにしてれば満足かい? 真っ白ふわふわな羽根よりも、真っ赤な鉄錆味の方が、わたしは好きさ
#絵文
16/01/14
旅をしよう。懐中時計を括りつけ。空のうみに泡沫を吐き出して。タンスに繁る枝葉から、木目さかながうっそりこちらを見上げてる。
「やあ、どこへ行くんだい」「そうさな、あの月の見えない所」
積み重なった山よりも月よりも、遠い処へ。
#絵文
16/01/13
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