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冬灯夜
2015-12-17 21:00:27
1695文字
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TOL
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ワルフェニ絵茶SS
TOL ワルフェニ
・15/12/16のワルフェニ絵茶会で書いたSSのまとめ
・デレ成分強い
お題かぶらやさんより『ワルターさんに怒っちゃうフェモちゃん』
「
……
」
「
……
」
「
……
おい」
「
……
」
「
……
フェニモール」
「
……
」
「
……
」
「ワルターさん」
「あ、ああ」
「どうしていつもそうなんですか」
「何がだ」
「
……
」
「
……
いきなり血塗れ姿を見せたのは、悪いとは思っている。だが戦闘になるのは当たり前
――
」
「違います」
「?」
「ワルターさんは、もっと自分を大切にするべきなんです」
「
……
」
「
……
」
「
……
」
「(メルネスよりも。私よりも)」
「
……
俺の使命は俺が決める」
「
……
それでも」
「俺の心配は、お前がすればバランスがとれるだろう」
「
……
!」
「(ふいっ)」
「はいっ!」
手当中の一幕(多分)
『ワルターさんの居所はフェニモールに訊け』
「オートマタの整備で動かしたいんだけど、ワルターさんどこだ?」
「さあ
……
あ、フェニモール、ワルターさんはどこだ?」
「えっと、(休憩中
……
だけど、あの場所に人やらない方がいいかな)
……
心当たりの場所、探してきますね!」
「頼んだ」
「ワルターさん専属お世話係フェニモール」「そ れ だ」 という会話から
「ワルターさんって、フェニモールのことは呼ぶよね」
「え? 他の人にも話しかけてるでしょ、ワルターさん」
「そうじゃなくて
……
名前で」
「
……
うーん、と。そう、かなあ?」
「そうだよ」
「
……
そっかぁ」
「
……
フェニモール」
「なに?」
「私も、フェニモールのこといっぱい呼ぶよ?」
「何よ、もう。私だってあんたのこといっぱい呼んでるでしょ、シャーリィ」
「うん。えへへ」
「へんなシャーリィ。ふふ」
「
……
」←メルネスを呼びに来た親衛隊長
「
……
」←偶然居合わせたお兄ちゃん
シャリフェモが最大のライバルだねっていう
『フェモちゃんの髪を取っているワルターさんの絵(かぶらやさん作)から』
「フェニモール、動くな」
声が掛かるとほぼ同時、髪に圧が掛かる。小さな虫が足元に投げ捨てられ、僅かな羽音と共に飛び立った。
「あ、ありがとうございます」
振り向こうとした時、さきほどよりも柔らかな圧で髪が持ち上げられた。
まじまじと見つめられて
――
いや、見えないけど多分
――
、何だか胸が騒ぐ。
「
……
わ、ワルターさん?」
横目に見える大きな手が、ゆっくりと髪を滑る。髪の先から全身に、震えが伝わるような気がした。
いいや、ぞくりと、震えている。
さらに、髪が高く持ち上げられて
――
不意にそれは、離れていった。
「何でもない」
虫はもういない、と小さく告げて、ワルターさんは私を追い抜いていく。
その背を見送りながら、今しがた触れられていた感覚をなぞる。
……
最後の、あれは。
「
……
いや、まさか、まさかね」
指ではない感覚があったのは
――
きっと、気のせいだ。言い聞かせても、頬に集まる熱はどうしようもならなかった。
虫がいたんです。虫(意味深)が
お題かにぱんれおさんより『休日の過ごし方なワルフェニちゃん』
「ワルターさん、どこに行くんですか?」
「鍛錬だ」
「え、でも今日はお休みだって聞きましたけど」
「鍛錬は毎日続けるものだ」
「
……
えっと、朝もされてましたよね?」
「ああ」
「じゃあ今日はそれでお休みしましょう」
「
……
」
「
……
お、お休みするのも、鍛錬の内、ですよね!」
「
……
」
「
……
」
「
……
そうだな」
「(ほっ)」
「
……
お前はどこに行くつもりだったんだ」
「特には
……
本でも読もうかなと」
「
……
そうか」
「
……
」
「
……
」
「
……
あの」
「フェニモール」
「はい」
「
……
いや、何だ」
「いえ、その
……
お昼、用意するのでよかったら
……
ご一緒しませんか?」
「
…………
そう、だな」
「! はい! じゃあ早速」
「まだいい」
「そうですか?」
「
……
その本が終わってからでいい」
「はい」
「
……
」
「
……
?」
「
……
寝る」
「はい、
……
はいっ!?」
「(ごろん)」
「(あたふたあたふた)」
「
……
」
ひっざまっくら! ひっざまっくら!
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