古賀峰十一郎
2018-02-14 06:30:16
978文字
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20180214ハッピーバレンタイン、美鍵里しんりの場合

一人称と○○さんの○○に入れたい名前を入力すると夢小説みたいに楽しめます。
こむぎこさんありがとうございます!

名前「さて、今日は2月14日、そうつまりは聖ヴァレンタインの命日だ、そして三次元男女の中でもリア充と呼ばれる品種どもがやけに活気づく日だな、そうは思わないかい貴君よ。しかしながら君は愛の定義を知っているかい、プラトンはこういった、それは善きものの永久の所有へ向けられたものだと、美しきものとの間に子を成し美しいものを世界に残し続ける為にあると。仏教ではそうだなトリシュナー、極めてプリミティブな渇望だ、な。」

「まあ兎角これが示すのは愛とは執着であり所有欲であり、ふと思うのだがこの時期サルの群れたる彼らが求めてやまないものは何だろう、それは甘味、チョコレート、ふは、笑えないかい、彼らはそれを愛していると思うかい?ああでも面白いかもな、チョコレートとの間の子、なんてさ。」

……ああいや、今貴君が身にも実にもならないような事を考えていたんじゃないいかと、そんなわけがないよな。話をもどそう、端的に言わばチョコレートは容器だよ、愛によく似た何かのね、少なくとも彼らにはそう見えるのさ、なんて言ったって今日はヴァレンタインディ、ピンクと茶色の街並みの空気に絆されて流されて甘い匂いの誘われるままに、またその空気の拠点を担い意味もロクに理解していない愛を囁き配るその日だろう?」

「まぁ、だからなんだ、その、うん。僕も甘いものは嫌いじゃあないし、僕の世界の内側ではそうとも言えないが、ここは貴君の居ることからわかるように外界であるから、俗世間のルールに従うのが賢い処世術、そうだろう?つまりはまあ、なんだ、何が言いたいかっていうと……はい、」

名前さん、大切に食べるよ……ありがとうございます、…………ってことで」

「ああところでどこへ行くんだい?貴君のヴァレンタインはここで打ち止め、そうだろう?どうして?元より他に予定が無いのが道理じゃないのかい?だって貴君、僕にくれたじゃないか、それなのに他があると?ないだろう?無いと言い給えよ今なら許すからさ、今日はこれから泥のように眠るまでゲームをしようじゃないか、丁度菓子はあるんだから。さあ、まずはパズルゲームだよ、何せこれは後になるとずいぶんと辛くなるだろうからね、どこへ行くんだ?トイレは曲がって右だぞ間違えるんじゃない、おい、聞いているのかい、できるだけ早く戻ってきてくれよ、いいね」